


田中「先生

混ぜて作ったものということは、
他の感情もこの4つを混ぜて
作られているものなんですか

透明「そうだね

喜びや哀しみ、怒り楽しみという
単純な感情で表現されることが多いのだけど、
人間の感情というのは、そんなに
単純なものではないんだ

犬飼「それじゃぁ~

う~ん


柳原「あの~っ



透明「うん、あ、惜しい



柳原「い、いや

何か、哀しい感じもしますよね

透明「なるほどね

着眼点がまだ、第三者的な考え方になっているかな

柳原「えっ

透明「感情は、感じるもの

感じてその感情を素直に表現できれば
根本的な行動と結びつくものなんだ

柳原「

透明「例えば、柳原さんが言った、怒りと哀しみを
実際に感じてみると、表となる感情が怒り
とすれば、そこに哀しみが乗っかって
はじめて感じる感情が生まれる

哀しみをベースに怒りを表現してみて

そこから生まれる感情は、不安定な感情となり、
それが自分や相手に対しての心配という感情に
生まれ変わってくる

柳原「あっ

心配な気持ちになる・・・ふ、不思議・・・

透明「こういった形で、ベースとなる感情に他の感情が
混ざってゆくことで、新たな感情は生まれるんだ

ちなみに、さっきの拒絶感というのは複雑で、
拒絶感自体は行動を伴っているから、根本となる
感情は柳原さんが言った感情のベースが逆となり、
哀しみ+怒りの感情、つまり失望という感情が
行動にでれば拒絶となるんだ

犬飼「なるほど

怒っているようには見えなかった・・・。」
服部「ううっ


透明「あははははっ

まあ、本来あまり考えないことだと思うから、
その気持も分かるよ

ただ、感情というのは人間が自然と使っている
ツールの一つだから、あまり考えないよね

でも、自分の感情の作りを知っているのと
知らないのでは、この子達だけでなく、
人間同士のコミュニケーションすら下手に
なったりもするんだ

特に、この子達は全身で感情を読み取ることが
できるから、ご主人さまの感情の使い方次第で、
コミュニケーションを取りやすくなるし、
そう思わせるということもできるようになる

角田「せ、先生


何か、そういったモノがまとまった資料
みたいな物って無いんですか


透明「そうだなぁ~


あっ

まとめた感情表があったかもしれない・・・。
まあ、単純なものだけど、見てみる

角田「お願いします

次回、感情表です

続く ・・・。







https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所
ポチッとよろしくお願いします

