



透明「う~~~~ん
・・・はっ 
」



(またですか・・・はぁ~っ・・・
)

ということで、目覚まし式神
がいなくなった

透明先生は、例の如く寝癖も直さないまま
出勤です







透明「ひぃ~~~っ
な、何とか間に合った~っ
」




鑑定の準備を急いでし、何とか予約の時間に
間に合った透明は、少し一息・・・

透明「ごくごく
ぷは~っ




朝から水も入れてなかったから、もうカラカラだよ
」

鑑定の時間・・・

透明「あれっ
来ないなぁ~



まあ、少し遅れているだけだろう
」

10分後・・・

透明「・・・・ま、まあ、誰にでもこんな日はあるよね



それに、今日は、伊那士 和重(いなし かずしげ)くんだから、
まじめな彼が、遅れるというのは何か理由がある
のだろう
」

15分後・・・



透明「あ、あれっ
・・・もしかして、私が時間間違えた







で、でも、ちゃんと予約表には書かれているから、
間違いはないのだけど・・・。」
「カラン
カラン
」


透明「おっ
来た来た
よかった、間違えじゃなくて
」



扉を開け、伊那士くんを出迎える透明先生

透明「こんに・・・ち・・・は
」


和重「せんせい~
げんき~っ
」


透明「い、いらっしゃい
きょ、今日は、なかなか


個性的な服装だね
」

和重「そう
結構、気に入ってるんだ


それじゃぁ~、鑑定おねがいしま~す
」

透明「ど、どうぞ・・・
」


あれれっ
伊那士くん、こんなキャラだったっけ



いやいや
人は変わるものだ
こんなことで、
動揺してはいけない


動揺してはいけない

透明「それじゃぁ~、はじめようか
」

和重「おねがいしま~す
」

透明「そういえば、会社の方はどう



結構、頑張ってやっと入社できたから、
毎日、張り合いがあるでしょう
」

和重「あっ
会社、辞めましたよ
」


透明「はい
」


和重「先生に、言ってなかったでしたっけ

会社に入って、周りの人間が口うるさかったから、
こっちから、辞表を叩き付けてやりましたよ
」
こっちから、辞表を叩き付けてやりましたよ


透明「そ、そうなんだ・・・
」

おいおい
やっぱり、おかしいぞ




たかだか3ヶ月で、これほど人間は変わらんだろう

この三ヶ月の間に、一体何があったんだ

鑑定ファイル100
伊那士 和重(いなし かずしげ)くん
25歳 自由人
25歳 自由人

スタートです 

続く ・・・。







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