

歩き始めてから、25分・・・

明らかに、様子がおかしい



タイ「はぁはぁはぁはぁ
・・・てやんでぇい
」



彩愛「はぁはぁはぁ
・・・おじ様
大丈夫ですか
・・・はぁはぁ
」




タイ「でぇじょうぶ
まったく、歳はとりたくねぇ~なぁ~


はははっ
・・・はぁはぁ・・・
」



透明「・・・・・・。」
泰蔵さんの顔色がみるみるうちに悪くなっている

それに、今度は彩愛さんも・・・。
やっぱり、おかしい

透明「タイさん
彩愛さん
ちょっと、休みましょう
」



彩愛「で、でも
・・・もう少しで
・・・はぁはぁ・・・
」



タイ「そ、そうだ
珍しく、気をつかっているんじゃねぇ~よ




先を急ぐぞ
」


透明「やっぱり、ダメだ
」

二人の行く先に仁王立ちする透明先生

タイ「おい
」

透明「絶対におかしい
」

彩愛「
」

透明「二人とも、どんどん生気が無くなってきている
」

タイ「
」

彩愛「
」

透明「このまま、進めば取り返しのつかない状況に
なる気がするんだ



申し訳ないけど、原因を突き止めるまで、
ここから進まないでください
」

タイ「・・・わ、わかった
お前がそう言うなら


彩愛ちゃん
少し休んでゆきやしょう
」


彩愛「は、はい
」

透明「ほっ
」

取り敢えず、止まってくれてよかった

さっきから、黙々と何かに引っ張られるように
進んでいるように見えたから、少し安心したけど・・・。
進んでいるように見えたから、少し安心したけど・・・。
私は、再度状況を確認する為に、色々な方法で
調べ始める・・・

今まで通ってきた道・空の状況・周辺に何か無いか

鬼の気配は
・二人の体調や様子・・・。

透明「(・・・おかしい・・・特に何も見当たらない
)」


しかし、実際に泰蔵さんも彩愛さんも何かの影響を
受けていることは、間違いないのだが・・・。
タイ「しかしよぉ~
何だか、今日は喉がイガラッポイなぁ
」


彩愛「そう言えば、何だか私も喉が・・・
」

透明「
」

タイ「ゴホン
ゴホン
」


透明「
」

し、しまった 

私は、彩愛さんや泰蔵さんを守るために、
半径3メートル程度の結界を張りながら
進んでいた

その分、気がそっちに取られすぎてしまっていたようだ

透明「くんくん・・・うっ
」


慌てて口を押さえる・・・これは、マズイ

元々、結界では防ぐことができないものがある

その一つが空気だ

特に、酸素に近い臭気は、結界でも防ぐことができない

透明「これは、障気
・・・いや違う


もっと、面倒なモノだ

マズイ
無臭だったから気づくのが
遅れてしまった
」

遅れてしまった


一体
何が 


続く ・・・。







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