

魔法陣を割り、重い扉が開かれる・・・

透明「す、すげぇ~っ 
」


タイ「くくくっ
流石の透明もびびったか
」


透明「ここは、鹿鳴館ですか
」


広いホールには大理石
目の前の中央階段を

登ると大きな肖像画が

まさに、絵に描いたような洋館だ





タイ「ご無沙汰しておりやす
」

透明「
」

中央階段をゆっくりと下りてくる人物は、
かなり装飾の凝った杖
ステッキー
を突いていた



見た感じ、かなりのご高齢だが・・・何だろう

恐ろしい程の圧迫感を感じる・・・。




透明「は、初めまして
透明と申します
」


醍醐「ワシは、醍醐 典玄(だいご てんげん)と申す者

わざわざ、こんな遠くまできていただき、
感謝いたします
」

腰は低いが、何て迫力だよ



こっちがのまれてしまいそうだ

醍醐「さあ、こんなところじゃなんだ

中に入ってくだされ
」

透明「失礼します
」


私達は、中央階段の横にある部屋に案内される・・・。
そこもまた、とてつもなく大きなダイニングテーブルが

醍醐「ささっ
座ってくだされ


今、お茶を用意させます

パンパン
これっ
お客様がご到着だ
」







透明「
」

奥の部屋は厨房か



中には何人かの気配がする

厨房室の扉が開くと、中から着物を着た女性が出てくる

醍醐「孫の彩愛(あやめ)じゃ
」

彩愛「初めまして
醍醐 彩愛です
」


透明「初めまして
透明です
」


醍醐「ささっ
お茶を
」


彩愛さんが、お茶を運ぶ・・・。
彩愛「どうぞ
二コッ
」


透明「ど、どうも
」

タイ「いや~~~っ
彩愛ちゃんか~~~っ


べっぴんさんになっちまって
わからんかったよ~
」


彩愛「泰蔵おじ様、ご無沙汰しております
」


タイ「前にあったのは、まだ、小学生の時だったか
」

彩愛「くすくすっ
そうだったと思います
」


醍醐「彩愛
話しは後でも良いだろう


早う、お茶菓子の用意をしてきておくれ
」

彩愛「は、はい
」

タイ「しかし、師匠
彩愛ちゃん綺麗になりましたなぁ~
」



し、師匠 



さっきから、想っていたが、泰蔵さんとこの人達の
関係って・・・

次回、泰蔵さんの過去が明らかに 

って、別に知りたくないけど・・・・



続く ・・・。







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