



透明「・・・・・・・・

(なるほどな~・・・しかし、これは・・・)
」

高沢「・・・・・・・・。」
う~ん
・・・私が視た限り、ちょっと厄介な問題かも

しれないぞ
・・・それに、ちと、伝えにくいかも・・・


透明「ふ~っ
」

高沢「せ、先生
」

透明「お待たせしました

まずは、何からお伝えすれば良いのか、
考えてしまいますが・・・
」

高沢「も、も、もしかして
やはり、イジメ でしょうか
」



透明「い、いや
そうでは無いのですが・・・。」

高沢「ハッ
ま、まさか、悪い友達に唆されて
」



透明「え~っと
そうでは無くて・・・
」


高沢「せ、先生・・・まさか
知佳に悪い虫がついて 
」



透明「いや~っ
そ、そう言うわけでもないのですけど・・・
」


高沢「先生
ハッキリ言ってください
」


透明「ま、先ずは、落ち着いて



順番にお話しますからね
」


やれやれ・・・やっぱり、気づいていないのか

透明「先ずは、知佳ちゃんが学校を辞めると言い出した
ことですが
」

高沢「は、はい
」

透明「娘さんは、夢があるみたいで・・・。」
高沢「夢
」

透明「多分、高沢さんには伝えていないのだと思いますが

知佳ちゃんは、プロのダンサーになりたいと思っている
みたいで・・・。」
高沢「ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダンサー
」

透明「お、落ち着きましょう
」

高沢「プロのダンサーなんて、なれるわけ無いじゃないですか 

もともと、大して運動神経も良くないし、今までも、
ダンスなんて習ったこともないんですよ



あの子、そんなことの為に、学校を辞めるなんて
」


透明「ま、まあ、まあ、知佳ちゃんは、本気でプロを目指すために、
留学しようと思っているみたいで
」


高沢「そ、そんなこと、させるわけ無いじゃないですか



それに、お金はどうするんですか
そんなことのために、
家は一切、お金は出しませんよ
」


家は一切、お金は出しませんよ


透明「う~ん
・・・だから、学校を辞めて働こうと考えている

みたいなのですが・・・
」

高沢「
」

やべっ
高沢さん、放心状態・・・



しかし、参ったな~
・・・ここからどうやって話したものか



続く ・・・。







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