

私は、意識の戻った男性に優しく声をかける・・・

透明「痺れたりしているところはない
」

男性「は、はい
・・・すみません・・・
」


透明「多分、パニック障害だと思うけど、
私は医者じゃないから、一応救急車に
乗って看てもらった方が良いかもしれませんね
」
乗って看てもらった方が良いかもしれませんね

男性「・・・い、いいえ
・・・大丈夫です


・・・すみません
・・・前にも同じような

ことがあったので・・・その時医者に、
パニック障害と診断されていて・・・
」

透明「そうですか
一人で立てますか
」


男性「は、はい・・・。」
透明「救急車には、帰ってもらって大丈夫
ですか
」
ですか

男性「は、はい
もう大丈夫です


ありがとうございました
」

透明「気をつけて帰ってね
」

男性「はい
」

かなりヨタヨタしている・・・思った以上に重傷だな~



心配だけど、医師の診断を受けているなら、自分の状況も
分かっていると思うし・・・。
分かっていると思うし・・・。
恵那「先生
」

おいおい
嫌な予感しかしないぞ


透明「恵那
」

私は、恵那の目を見て首を振る・・・。
さすがに、パニック障害となると根本的な心の病以外にも
専門的な処置が必要になる・・・。
専門的な処置が必要になる・・・。
逆に、関わることで病状を悪化させてしまっては
本末転倒だ

恵那「・・・・・
」

分かってくれてよかった

千香「あ、あの~
」

泉美「もし良ければ、私達でお手伝いできること
ありませんか
」
ありませんか

あっ
ま、まずい




真奈「お話を聞くくらいなら聞けます

もし、悩みとか
」

男性「あ、あんたらに、何が分かるんだ 
」


泉美「きゃっ
」

男性「あ、あんた達みたいに、親のすねをかじっている
ような子供に話して、何の解決になるって
いうんだよ
」
いうんだよ


千香「そ、そんな
わ、私達は
」


男性「それじゃ~、あんたに話したら現状が良くなるのか

この病気が良くなるのか

分かったような口をきかないでくれ
」

真奈「ご、ごめんなさい・・・
」

マズイな
呼吸が乱れてきてる


透明「すみません
何にも知らないのに

口を出したりして

せっかく、呼吸が落ち着いたのに、呼吸が乱れて
しまうといけませんから
」

男性「・・・・はぁ~
すみません
・・・大人げなかったです
」



透明「いいえ
不躾なことしたことは、こちらが悪いですから


気になさらないでください
」

男性「私は・・・先月、リストラにあったんです・・・
」

ぬおぉぉぉぉっ 



話し始めてしまった~



恵那「くすくす
先生


関わっちゃったね
」

オ~~~~~ウ
ノ~~~オ~~~ 




続く ・・・。







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