



円「ユマちゃん
召喚魔法って知ってる
」


ユマ「は、はい
でも、実際には使ったことは

無いです・・・
」

円「うんうん
知っているなら、大丈夫ね
」


透明「(知っているだけじゃ、ダメだろ~~~っ

って、何だか嫌な予感が・・・
)」


って、何だか嫌な予感が・・・


円「ユマちゃん
あの部屋に、小さいけど結構使える

幽体がいるから、使役してみない
」

ユマ「えっ
」

円「せっかく日本に来たんだから、お土産くらい
持って帰りなよ
」


ユマ「わ、私にできるでしょうか
」

円「大丈夫
自信もって
あんたなら、できるよ



順番は、相手を捕捉して縛り付けて、魔力を注ぎ込む
それと、魔法具と使い魔を連結させて、魔法具の中に
使役する

それと、魔法具と使い魔を連結させて、魔法具の中に
使役する

まあ、初めてだから補佐はつけるから安心して
」

・・・・もしかして、その補佐って



円「透明
出番よ
」


透明「出番よ
じゃな~~~~~~い




何で、俺なの
大体、そういうのって、


魔法使いの領分でしょうが~~~~っ
」


円「・・・・面白いから
」

透明「疑問系でサラッと言うな~~~~っ
」


円「それに、ユマちゃんはアンタのお客さんでしょ
」

透明「うっ
」


円「優しい、透明先生は最後まで面倒みるんじゃないの
」

透明「くっ
」


ユマ「と、透明・・・先生・・・お、お願いします

私、魔法具をちゃんと使えるようになれれば
きっと
」

透明「うっ
・・・・・わ、わかったよ~


わかりましたよ~
やれば良いんでしょ



やれば~~~~っ
」


千鶴「わ~い
面白そ~う
」


外野は黙ってろ~~~~~っ



そんな訳で・・・なし崩しに引き受けることになったが

私は魔法使いじゃないから、真面目によくわかんないんだけど



円「それじゃ~
封印解くからしっかりね
」


ユマ「は、はい
」


透明「ちょ、ちょっとまて
まだ、何も
」



「バンッ
」

突然、奥の扉が開く

ユマ「き、来た
」


透明「は、早い
」

部屋の中では、光の帯のようなものが凄い早さで
飛び交っている

透明「ちょ、ちょっと待て

何が何だかわからないぞ
」


ユマ「と、透明
光の先端に何かいる
」


透明「
」

確かに、何かいる

光の帯の正体は、虫の様な何か

私は、冷静にそのものを追う

透明「・・・・妖精でも悪魔でもない・・・。
霊子(れいし)の集合体ってところか・・・。」
光を追う目の端に何かがうつる

透明「お前ら、何でそんな優雅にお茶してるんだよ~
」


円「へっ
悪い
」


千鶴「にぃ様せんせ~い
頑張って~っ
」


く~っ
腹立つ~~~っ


と、その時

透明「あた~~~~っ 
」


突然、光の塊が私の額に直撃

透明「く~~~~っ
こ、こいつ


いっちょまえに攻撃してくるのか~
」


光は、何度も何度も、私だけを攻撃



な、なんで私だけ

透明「も~~~~っ
腹立った~~~~~っ
」



私は印を結ぶ



透明「オン
」

場の空気が変わる

透明「雷帝インドラ・タタガータ
揺るぎなき縛する抱擁
マユキライテイ・・・・
」


マユキライテイ・・・・

一瞬にして、光の塊が床に落ちる・・・

ユマ「す、凄い

い、一体、何をしたの
」

透明「い、いいから、早く使役しちゃいなさい
」


ユマ「は、はい
」

ユマさんは、先ほどの鍵状魔法具を霊子に向ける・・・

ユマ「・・・わ、私の、使い魔になってくれる
」


何とも弱気なお願いの仕方



さっきまでの強気な魔女さんの姿は見受けられない・・・。
霊子「・・・・・・。」
霊子は、ユマさんの対応が気に入ったのか

鍵型の魔法具に吸い込まれてゆく・・・





円「やったじゃない
ユマちゃんおめでとう
」


千鶴「わぁ~
パチパチパチパチ
」



透明「・・・(め、めでたくない
)」

ボロボロで疲弊した占い師が一人・・・

透明「(まあ、これでお役ご免かな・・・。
はぁ~
疲れた
)」
はぁ~



この後、どうなったかは知らないが、私は
魔女の集会から抜け出し、家路につく・・・



魔女の集会から抜け出し、家路につく・・・




そして、次の日 ・・・。
続く ・・・。







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