

透明「ちょっと、失礼
」

私は呪を唱え、奈津ちゃんの
心臓部分に手を当てる

奈津「きゃ~~~っ 

ナニ胸さわってるのよ~~~~っ 

ちか~~~~~ん 

へんた~~~~~~~~いいいい 
」


透明「あ、あのね~
別に胸触ってないでしょ



変なこと言わないでくれ
」

私の頭を何度も叩こうと、一生懸命手を振り回し
スカスカ通り過ぎる彼女の行動を横目に
彼女の魂魄(こんぱく)がある元心臓部分にアクセスする

透明「(・・・・・奈津ちゃんの守護霊様
私の声が聞こえましたら、お答えください
)」

私の声が聞こえましたら、お答えください

突然、頭の中に強いノイズと声が響き渡る・・・。
守護「(ザザッ・・・誰です
ザッ・・ザザザッ・・私に直接干渉してくるのは
)」

ザッ・・ザザザッ・・私に直接干渉してくるのは

透明「失礼いたします
私、透明と申します
今、あなた様の守護を受ける者を通して
お話させていただいております
)」


今、あなた様の守護を受ける者を通して
お話させていただいております

守護「(ザッ・・よ・・ザッ・けい
ザザザッ・・なこ・・とを・ザザッ!)」
ザザザッ・・なこ・・とを・ザザッ!)」
透明「(えっ
・・・・。)」

今、何ていった

守護「(ザザッ・・・いいえ、何でもありません
そうですか・・・今、あの子はそちらに
いるのですか
)」

そうですか・・・今、あの子はそちらに
いるのですか

透明「(はい
あの~っ
差し出がましいとは存じますが、一度お話を
お伺いしたいので・・・。
こちらにいらしていただくことは、
できますでしょうか
)」


差し出がましいとは存じますが、一度お話を
お伺いしたいので・・・。
こちらにいらしていただくことは、
できますでしょうか

守護「(・・・ザッ・・・チッ・・・ザザッ
)」

え~っと
今のはまさかだけど、舌打ちじゃないよね





透明「(すみませんが、私も困っているので
)」


守護「(
・・・わかりました・・・ザザッ・・・
今からお伺いします・・・ザザザッ
)」

今からお伺いします・・・ザザザッ

自分の守護する者が、他の人に迷惑をかけているとなると、
さすがに、答えないワケにはいかないだろうけど・・・。
何だろう
これだけのノイズ・・・この子と守護霊様の

リンクが不安定ってことだよな~



それに、何だか守護霊様・・・嫌がっていたような



透明「奈津ちゃん
これから君の守護霊様が来られるから、

ちゃんと、いつも守っていてくれたこと、
御礼を言うんだよ
」
御礼を言うんだよ

奈津「ええ~っ
守ってくれてたのに、

私死んじゃったじゃ~ん
」


透明「それとこれとは、べつ

わかったね
」

奈津「は~~~~い
わかったわよ~っ
」


それから、一分くらい経ったか経たないかで
場の空気と霊圧が一気に変わりだす

透明「
・・・・これは凄い


奈津ちゃんの守護霊様・・・相当強いぞ
」


次回
守護霊様登場 


守護霊様の登場で、より複雑になるとは、
この時の私は考えもしていなかった ・・・。
この時の私は考えもしていなかった ・・・。
続く ・・・。







https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所
ポチッとよろしくお願いします

