

透明「霊能者


本宮「は、はい

仕事先にお客さんで来た人が
霊能者の人で・・・・。」
本宮さん曰く・・・。
3日前、いつものようにバーテンの仕事を
していると、かなり派手な出で立ちの
お客さんがカウンターに座り、本宮さんを
ジーィっと見ていた・・・。
本宮さんは、お客さんにお酒をすすめ
軽いジョークを交えながらお話をしていると
突然、派手なお客さんが立ち上がり
本宮さんにこう言ったらしい・・・。
悠木「私は霊能者の悠木 弦帥(ゆうき げんすい)
と言います

あなた


本宮「えっ


悠木「あなた、近いうちにその息子さんを
亡くしますよ

本宮「えっ

悠木「あなたのお子さんには、数多の霊が
取り憑いていて、息子さんの身体を
蝕んでいます

先日も、息子さん軽い怪我をしたでしょ

それも、霊達の仕業です

きっと、あなたの守護霊が私を呼んだのは
このことをあなたに告げるようにと
頼んできたのでしょう

息子さんのこと、しっかりと守ってあげなさい

元々、スピ好きな本宮さんは、影響されやすく
その霊能者を信じてしまい、話を鵜呑みにしたようで・・・

本宮「ま、守るって、どうすれば


悠木「フ~ッ


私が、除霊して差し上げましょう

本来は、あまりそういうことにかかわらないよう
心がけているのだけど、あなたの守護霊の意向も
あるし、無下には出来そうもないですし

本宮「あ、ありがとうございます

そんな事があり、霊能者の除霊を受けた隆太郎くんは、
次の日の朝・・・・。
透明「・・・何故、私に相談してくれなかったんですか

本宮「そ、それが

それに、先生のことをお話したら、その人には
無理だと・・・。」
透明「そうですか・・・

まあ、それはいいですけど、とにかく今は
隆太郎くんを元に戻すことを考えましょう

本宮「は、はい


私は、その霊能力者がおこなったことを事細かに聞き、
本宮さんに応急処置の指示をだす

状況的には最悪だが、予約のお客さんを
待たせるわけにもいかないので

早めにこなし、本宮さんの元へ走った



透明「(しかし、その霊能力者の人は何をしたんだ

続く・・・。
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