真理の仮面・10
透明「・・・・・・・。」
鼓「・・・先生、無理しなくていいよ」
透明「・・・・・・・。」
鼓「・・・・・」
う~ん・・・鼓くんの記憶も楓さんの記憶も
同じ脳を使っている・・・。
インナースペース(深層心理)も1つなら、
考えられることは1つだけだ
ちょっと、ムチャしてみるか・・・。
透明「鼓くん少し君の記憶を覗かせてくれない」
鼓「は、はい~っそんなこと出来るのかよ」
透明「う~ん、正確には、君の深層心理に
ゆさぶりをかけさせて欲しいんだ」
鼓「・・・益々わからんけど・・・
まあ、好きにしてくれ」
透明「ありがとう」
私は、鼓くんの頭をムンズと掴むと、
直接脳に思念をたたき込む
鼓「 いてててっ」
透明「もうちょっと、我慢」
思念を直接叩き込まれた脳は、思考が荒らされ
頭痛を起してしまう
しかし、この反応次第で・・・・・。
鼓「・・・・・・くっ・・・。」
透明「もう少し」
楓「 いたたたたっ せ、先生」
透明「楓さん、少し我慢して」
楓「は、はい」
透明「・・・・・・・。」
鼓「 ぐっ・・・どうなってるんだ」
私は、鼓くんが再度現れたところで手を放す
鼓「い、一体、今のなんなんだ」
透明「・・・くくくっ 予想通り」
鼓「」
透明「ごめんね 今のは、君の潜在意識にまったく違う
思考が入ってきた時に、君の脳がどんな反応を
見せるのかを計らせてもらったんだ」
鼓「あ~っ よくわかんねぇ~んだけど」
透明「要するに、鼓くんは、消えるのではなく
生きて楓さんになるってこと」
鼓「・・・は~っ・・・もう何が何だか」
透明「くすくす、鼓くんは、今から私が言うことを
実行してくれれば、万事上手く行くってことだよ」
鼓「」
透明「楓さんも、鼓くんも、形はどうあれ助かるってこと」
鼓「マジで」
透明「うん」
私は、鼓くんに今の確認報告をする
透明「さてと、今私が行ったのは、君の深層心理が
君達をどの様に見ていて、どの様に理解しているのか
それを見たんだ」
鼓「深層心理」
透明「そう、君達2人の本当の心の部分言い方を変えれば
魂の記憶とも言うけどね」
鼓「た、魂」
透明「君の魂の記憶は、確実に君達を一人の人間として認識している
要するに、君達は1つの魂から構成された人格なんだよ」
鼓「・・・それって・・・身体に2つの魂があるって
ことでは無いってことか」
透明「その通り さっき、私がまったく別の思考を叩き込んだのは、
深層心理が作り出した思考とぶつけるために行ったこと
つまり、君の深層心理は、他の思考を寄せ付けないために
君と楓さんの思考を防御に使ったということなんだ」
鼓「・・・・・・う~ん、またわからん」
透明「もし君達2人が、まったく違う人間で、魂も別々だと
したら、その身体は他の違う思考を入れても、過剰反応は
起さないそれは、2つの魂の内、どちらかが起している
という判断しかせずに、干渉することを避け傍観するはず
なんだよ」
鼓「な、なるほど~・・・。」
透明「それに、君達2人は人格・記憶は違えど1つの魂の中で
区分けされた存在ということになる
決して、魂が2つに割れて離れたものでは無いという
ことなんだ」
鼓「ふ、ふ~ん・・・。」
透明「ここからが大切な話 よ~く聞いてね」
鼓「お、おう」
次回、深層心理の不思議に迫ります
続く・・・。
ポチしてくれると励みになります
応援よろしくお願いします
↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所ポチッとよろしくお願いします
透明「・・・・・・・。」
鼓「・・・先生、無理しなくていいよ」
透明「・・・・・・・。」
鼓「・・・・・」
う~ん・・・鼓くんの記憶も楓さんの記憶も
同じ脳を使っている・・・。
インナースペース(深層心理)も1つなら、
考えられることは1つだけだ
ちょっと、ムチャしてみるか・・・。
透明「鼓くん少し君の記憶を覗かせてくれない」
鼓「は、はい~っそんなこと出来るのかよ」
透明「う~ん、正確には、君の深層心理に
ゆさぶりをかけさせて欲しいんだ」
鼓「・・・益々わからんけど・・・
まあ、好きにしてくれ」
透明「ありがとう」
私は、鼓くんの頭をムンズと掴むと、
直接脳に思念をたたき込む
鼓「 いてててっ」
透明「もうちょっと、我慢」
思念を直接叩き込まれた脳は、思考が荒らされ
頭痛を起してしまう
しかし、この反応次第で・・・・・。
鼓「・・・・・・くっ・・・。」
透明「もう少し」
楓「 いたたたたっ せ、先生」
透明「楓さん、少し我慢して」
楓「は、はい」
透明「・・・・・・・。」
鼓「 ぐっ・・・どうなってるんだ」
私は、鼓くんが再度現れたところで手を放す
鼓「い、一体、今のなんなんだ」
透明「・・・くくくっ 予想通り」
鼓「」
透明「ごめんね 今のは、君の潜在意識にまったく違う
思考が入ってきた時に、君の脳がどんな反応を
見せるのかを計らせてもらったんだ」
鼓「あ~っ よくわかんねぇ~んだけど」
透明「要するに、鼓くんは、消えるのではなく
生きて楓さんになるってこと」
鼓「・・・は~っ・・・もう何が何だか」
透明「くすくす、鼓くんは、今から私が言うことを
実行してくれれば、万事上手く行くってことだよ」
鼓「」
透明「楓さんも、鼓くんも、形はどうあれ助かるってこと」
鼓「マジで」
透明「うん」
私は、鼓くんに今の確認報告をする
透明「さてと、今私が行ったのは、君の深層心理が
君達をどの様に見ていて、どの様に理解しているのか
それを見たんだ」
鼓「深層心理」
透明「そう、君達2人の本当の心の部分言い方を変えれば
魂の記憶とも言うけどね」
鼓「た、魂」
透明「君の魂の記憶は、確実に君達を一人の人間として認識している
要するに、君達は1つの魂から構成された人格なんだよ」
鼓「・・・それって・・・身体に2つの魂があるって
ことでは無いってことか」
透明「その通り さっき、私がまったく別の思考を叩き込んだのは、
深層心理が作り出した思考とぶつけるために行ったこと
つまり、君の深層心理は、他の思考を寄せ付けないために
君と楓さんの思考を防御に使ったということなんだ」
鼓「・・・・・・う~ん、またわからん」
透明「もし君達2人が、まったく違う人間で、魂も別々だと
したら、その身体は他の違う思考を入れても、過剰反応は
起さないそれは、2つの魂の内、どちらかが起している
という判断しかせずに、干渉することを避け傍観するはず
なんだよ」
鼓「な、なるほど~・・・。」
透明「それに、君達2人は人格・記憶は違えど1つの魂の中で
区分けされた存在ということになる
決して、魂が2つに割れて離れたものでは無いという
ことなんだ」
鼓「ふ、ふ~ん・・・。」
透明「ここからが大切な話 よ~く聞いてね」
鼓「お、おう」
次回、深層心理の不思議に迫ります
続く・・・。
ポチしてくれると励みになります
応援よろしくお願いします
↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所ポチッとよろしくお願いします