もう今年も半分が終わりました。
今年の後半は島を出てお祝いする結婚式が二つもあり、姪の結婚式以来の賑わいです。
今日も暑い日でありました。が、風はさわやかです。
長墓遺跡調査も5日目を迎え、続々と支援の方が来島しております。
爺は本日は、資材運搬のみの参加で現場作業は回避しました。
おかげでちょっと溜まっていたよしなしごとが片付きました。
ついでに自分を見つめなおせってか！
長墓遺跡への通い道にあるこのカーブミラー、移っているのは自分の車。
己の姿に驚いて必ずブレーキを踏み込んでしまうという、平成版ガマの油ミラー。
もっと自分を見つめろということなんでしょう。きっと。
承知いたしました。
このシリーズ４日目。
１週間前の梅雨明けからずっと夏日（たぶん）。今日は（もう昨日だけど）今年の最高気温（たぶん）
（ ）が多くなるとテンション下がり気味。
でも調査現場が森の中でよござんした。暑いけど直射日光はない。時折の風はさわやか。
で、今日はトレンチ5のお手伝い。
ここは、いろんなものが出てきてこれからの解析に期待したいところなのですが.......
30センチ程掘ったところで大きな岩にぶち当たり、一時中断。
ならばと横に展開。
さっそく出ましたが
微妙？！。表面になにやら十文字の記号が記された何か。
木の枝が挟み込まれたとも見えますがどーでしょう。
こんなのが出るとモチベーションも上がり、篩いのスピードも上がるのですが.....
今のところ、トレンチ5も6もいまいち盛り上がっておりません。
ハドソン先生次の一手は？
明日も（今日もです）好天ですが、ヤマトからの助っ人も多くなり、爺は本業へ。
2日目の掘削現場 トレンチ5 というそうです。
3日目の終わりには
これぐらいに掘られていて
11センチの携帯電話に比較して2倍強のほら貝や生活のにおいのするものがたくさん出土しています。
一方、今日からここの現場の少し下の岩棚（ここにも風葬の跡があり、人骨があります）近くにハドソン先生 トレンチ6 を設定しました。
ハドソン先生の今回の調査のスローガンが側近を通じて明らかになりました。
「ゴミ捨て場漁りを脱して住んでいた証拠を探そう！！！！！」
であります。
その心は？
「今まで見てきた骨や貝やもろもろは、人が生活していたことの証拠にはなるが、所詮ゴミ捨て場を漁っているだけのこと。自分の思いは、住居跡やかまど跡を探せだ、皆の衆」
ということで、先生があたりをつけたのが トレンチ6
しかしながら1日の成果は
サザエのふたやイモガイの殻、人が加工したシェル・ビーズと呼ばれている、貝を研磨して中心に穴を開けた異物。
動物の骨らしい物も出土しましたが、住居の痕跡はいまだ無し。
月曜日からはこの調査始まって以来の助っ人が集合し、その痕跡を求めて大賑わいの長墓遺跡になるそうです。
初日の龍雲を頼りに期待しましょうねぇ。
