しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

不法投棄ゴミの島

2013-11-14 17:27:46 | かんしがかり

年度末を控えますます盛んな建設バブル。

勤務先の傍にあるパイナガマ公園の拡張工事が始まりました。

                

既存の園路、ビーチに接続して駐車場や宮古島初めてのドッグラン等を整備するようですが、その工事現場の一角に集積された不法投棄のゴミの山。

                

手前のタイヤの奥には家電、自転車、家庭ごみ、農業資材の袋。ここまで捨てに来るパワーには頭が下がります。

宮古島は知る人ぞ知る不法投棄天国。

沖縄県の不法投棄ゴミの重量比で8割近くがこの島の住民が投棄したものだそうです。

昨年度に処理された不法投棄ゴミは6,000トン、それでも海岸の絶壁下など回収不能のゴミが2,000トン残っているといわれています。

それらのゴミの撤去費用は3,000万円、一括交付金がでどころです。

それでも残ったごみの量は県全体の5割を占めています。

いったいどーしたことでしょう。

識者によると、昔からのゴミ捨て場に捨てる習慣が抜けきらず、ゴミ捨て場がなくなった今、どこにでも捨てるようになったとノタマワっておりますが、それありですか。

ついでに愚痴ってしまうと

我が家は集落のはずれにありますが、地域内外を結ぶ道路の結節点ともいえる交差点の角にあります。

旅行者が時々迷いこんできますが、通行者はおおむね近所の住民。

その住民が我が家の庭に投棄していったもののリスト。

ペットの糞、たばこの吸い殻、たばこの包装紙、某Mっくのカップ、ペットボトルにビールの空き缶、カップめんの残骸、ちくわの包装紙、インスタント食品の袋、オトーリに使う氷の袋、ナンバープレートなどなど。

なかでもきわめつきの一品は.....(こういう使い方するのかな?)

女性用衛生商品の包み紙

どういう状況で捨てて行ったのか妄想を刺激されます。

というわけで、識者の分析にかかわらず、すべては島の人間のマナーの悪さだと断定できます。

大きい声では言えませんが、畑を汚すのは農民、海を汚すのは漁民といわれています。自分のものを大事にしてほしいですね。