しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

奇岩と奇習

2010-03-19 11:07:53 | オブジェ動物編
島の北部はまだ足を踏み入れていない地域。そろそろ動き出そうかと思っていたらお仕事が舞い込んで訪れる機会ができた。

そのお仕事中に見つけた奇岩。そこまでして飛び立ちたいかという根性に脱毛!。ろうそく岩ならぬ「ムササビ岩」に見えるのだが。

そう言えば40年ほど前「flying squirrels」(カタカナ表記不能)というグループが某M蘭にあったよなぁ。どーしているかなぁお三方。

さて、昨日宮古島では4つある県立高校の合格発表日。

この日、島をあげての奇特な習慣にまみれることになった。

合格者が出た家には、親戚・友人・知人・隣近所の人が次々にお祝いに訪れ、そのうち本人そっちのけでオトーリが回り始めるという趣向。このお祝いは、宮古独特のもので出産、小学校入学、中学卒業または高校合格、成人式の節目に行われるもの。

子供たちをみんなで守り、育て、励ますという素晴らしい習慣ではあるが、10数軒もの家にお祝い金を包み嘆いていた人が職場の隣の席にいる。

もっと凄いのは中学卒業時の担任の先生。合格した生徒の家を全部回りお祝いするそうな。

何時に帰れるか分からないといいながら、のんびり飲食してオトーリの口上まで述べていたのだ。

爺は、父親と本人のテニス仲間ということで2軒ハシゴしたけどいやはやえらいこっちゃで家族は。

島が合格祝いで揺れた一夜であった。