しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

ぐそーの正月(参加版)

2010-03-02 09:42:24 | かたりべ
お約束どおり、ジュウルクニチのオトーリを回しに行ってきました。

場所は、島のど真ん中キビ畑の中の一族だけの墓。

墓の前にはごちそうが供えられ、線香と焼紙(仏さまの旅に使うお金)の煙に包まれて祖霊にお参りするのでありました。

私たち夫婦の祖霊は東北の方角ということでそちらに向かってもお参りしました。

          

お参りの後は、孫たちが先祖が食べた後のごちそうを下げて皆で食します。お子たちは歩き始めるとすぐ、しまゾーリといわれるビーチサンダルもどきを愛用しています。

          

キビ畑の中にある墓は風が強く、こうしてトラックを風除けにして宴会場が設営されます。

          

さて、これらのごちそうは、ほとんどが一人のオバァの手で作られました。昨日はオバァも手を出さないと嘘つきました。それは、マックスバリューで売られているごちそうセットのことでした。

81才、ニット帽をかぶって立ち働く姿は、神々しささえ感じます。

頑丈な手と足腰は男そのもの「働くことががんずう(健康)さぁ」とまだまだ働くつもりのパニパニオバァなのでした。

          

さて、このオバァのお子たち4人はみんな顔が違い、誰が見ても兄弟とはわからないほど。さっそく無礼にもオジィに問いただしてみると「それはオバァしかわからないさぁ」とあくまでおおらかな宮古のオジイでありました。


話は大きく展開して、昨日ブログ開設以来2回目の訪問者100IP越えで105IPを記録。通算して9920IPに達し10000IPまであとすこしのところまで来ました。
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