虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

開始前準備の重要性

2011-05-19 | 塾長日記
まずは全く関係のない話から。
私は塾屋なので夜が遅い。
最近は身体も無理が利かなくなり深夜3時、4時ということは出来ない。
1時には目が自然と閉じてしまう。
朝は午前8時に起床する。会社勤めの方に比べたら実にぐうたらな生活だろう。
目を覚ますために朝シャワーをかぶる。年間湯船に浸ることは数えるほどしかない。
身支度を済ませて本校の教室に入る。

ぐるりと教室を見回す。
日めくりカレンダーをめくり、教室の整理整頓を確認する。昨日の日報に目を通し、
自分の手帳に今日の自分の『やれること・やるべきこと・やりたいこと』の順位付けを行う。
昔のテレビ番組「料理の鉄人」の道場六三郎氏がお品書きをしてから
料理を作り始めることに目が留まり、
対戦相手があたふた動き回るのにも見向きもせず、
自分のスタイルを貫くことに感動を覚えたことがあった。
それを見て以来、私は道場六三郎氏の開始前準備を真似させていただいている。
用意周到なる準備をした上で今日の自分の行動を考える。
これをすると実に無駄がない。先が考えられる。



これを子ども達の期末学習会の時に
「今日行う学習計画」を書かせてから開始させている。
何も計画のないところで思いつきの学習しても気が入らない。
そういった子ども達は1時間の間に
国語をやったり数学をやったりになかなか本腰が入らない。
今日やるべきことを書き出す。それを終えたら赤で抹消線を入れていく。
ひとつひとつ片付いていくのが目にみえてくる。
あとは事前準備で書き出した『今日やるべきこと』を
何が何でもやり切る、ぶれない心持ちの持続だけ。
それをクリアできた時に達成感と充実感を味わうことができ、
自分の学力も自ずと上がってくる。

さぁ、来月は期末(中間)月間。時間を大切にして有意義な時間を使って欲しい。
私の備忘録に書いてあることば。
『過去が今を創り、今が未来を創る』=今のあなたは過去の証。
未来の姿を考えてそれを勝ち取りたいならば『今』を大切にすること。



<保護者様>
いつも本当にお世話になっています。
親にとってわが子は本当に宝者です。
わが子が自分の信じた道を見つけ、それに向かってぶれない心で
真っ直ぐ突き進んで行く姿を親は願っているのではないでしょうか。
その為に私共上野塾が大切なお子様に対し「学習」を通して導いていくことが
我々に与えられた使命と受け止めています。
何卒ご理解いただけます様お願い申し上げます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする