虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

7月を迎えるにあたり

2006-06-27 | 塾長日記
6月は、5週間に亘る三者懇談会、各務原那加中の6/2の中間を皮切りに本日6/27の三輪中の中間まで長期であり息の抜けない6月であった。
三者懇談会では生徒アンケートに基づくデータ分析を交えたパソコンを使った懇談を試みた。よく学校の成績評定が納得がいかない親御さんが見えるが、本人の授業理解度と教師が見た理解度の乖離が浮き彫りになり、判断基準となるものさしのずれを指摘することもでき、今回の懇談会は今までよりもワンステージ上の内容提供ができたことが大きな収穫である。7月の通信に保護者様宛てに「新・報告書」をお渡しする準備も整った。もっともっと深く一人ひとりに突っ込んでいくことに力点を置きたい。
期末(中間)は結果の出てきているところもあるがまだ全てが出揃ってはいない。今回の課題は中1生の期末に対する温度差にある。意識の高い者、期末をなめている者の二極化が発生した。いまだ小学7年生気分のお坊ちゃまはここで喝を入れる。小学生から中学生への変貌は、2センチの青虫が10センチの青虫になることではない。青虫が蛹へと成長することにある。そして高校受験では蛹で蓄えたエネルギーを持って大空を舞う蝶に変わること。これくらいの変化、進化を遂げてこそ成長と言える。(中村文昭氏の講演より)もっともっと意識改革を行わねば、足元を固めねばと思った6月であった。
さぁ、暑い、熱い、厚い夏が始まる。期末が終わったこの7月にもうひと山の試練を与える。小6~中3生は全国模試に備えた事前学習テキストの完成、中3生には夏期講座テキストの事前配布と通常テキストの中1・中2単元の完成。中3生は最後の部活動が待っている。それが終わったら完全に受験勉強にシフトチェンジとなる。このギア変速が円滑に行えるように潤滑油を与えるのが私の役目だと今感じている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毎月いただく保護者様からの生の声

2006-06-16 | 塾長日記
毎月の塾通信の教師コメントを書き続けて丸2年。毎月一人ひとりの顔を浮かべながらその月の塾生の様子を綴った。これに応えて保護者様もわが子の家での様子をしっかりと綴っていただける。中にはこんな保護者コメントもある。わが子に対して「努力は人を裏切らない。頑張ったら頑張っただけの結果はでますよ。いつも応援しています。母」
このコメントいただいた塾生の懇談会が昨日あった。会を始める前にわたしは、「お母さんのお子さんを見られる距離感にとても感動しています」とお伝えした。重箱の隅を突くような『ああでもない、こうでもない』の親の言葉はまだ自我ができていない小学生の低学年には必要なことかも知れないが、中学生の2年、3年にもなれば何をしなければならないかが分かっているはず。それを後押ししてやる言葉は「あれやった。これやった。早くしなさい」ではないと思う。
親がわが子の行動が気になるのは当然のことだが、「そんなことをしているのはあなたらしくないね・・」この一言で修正できる子どもも多いと思う。中3受験生のわが子に「先生!家の子どもを、ぼってぼってぼいまくってください」と今までの懇談会で耳にしたこともある。その時「じゃぁ、お子さんをぼわなくなったらこの子はどうなりますか」とお母さんに聞いてみる。
私も一人の親としてわが子が気になるのは当たり前。私が中2の長男に言う言葉は最近決まっている。「お前らしくないね」・・・。同年の愛弟子達にも同じ。確かにこれが通用しない年代もある。その時は上からもの凄いエネルギーで引っ張り上げることが私の役割でもある。最も効果的な言葉やタイミングを逃してはいけない。だから真剣に一人ひとりを見なければならない。これは大変なことだ。しかし私の役割は「こういった波動」を贈ることだと思っている。これができなくなったら私が教室現場に立つ資格はないと思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美濃の子ども達、ありがとう

2006-06-14 | 塾長日記
美濃の30名の生徒の前で授業をさせてもらいました。最初、小林塾長が黒板前に立ち、本日の教科書本文暗唱が行われました。p12と13の全文暗記のコーラスリーディング。これは圧巻でした。子ども達の安心しきった眼差しで小林塾長を見つめる暗唱文を聞いて「これはしっかりとした師弟関係が築かれている」と思いました。わたしはその時「この雰囲気に入り込むことは難しい!」と心の中で呟いていたのですよ。
「自然体で上野らしく!」と自分に言い聞かせ、私の大好きなイチローの話や入塾説明会の時のハンカチパワーの話などを織り込みながら期末対策授業に突入。
みんなも最初は緊張していましたが、徐々に上野に慣れてきてくれたようでした。
前置詞の判別法、頻度副詞、edの発音判別等、英語は決して感覚で解くものではなく理論的に、筋道立てて解くことの重要性を伝えたつもりです。またこのような機会を楽しみにしています。
美濃の子ども達、小林塾長、今日は本当にありがとうございました。

急いでいてポケットにホワイトボードペンを持って帰って来てしまいました。今度お会いするときにお返しします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塾長交流授業

2006-06-14 | 塾長日記
本日は塾長交流授業開催日。昨年度末に美濃のアクトアカデミーの小林塾長が上野塾本校で交流授業をやってくれた。今日は上野が美濃で交流授業を行う日。
一生懸命、期末対策レジュメを作ったよ。初めての美濃での舞台。ちょっぴり緊張。こんな気持ちを抱かせてくれた小林塾長に感謝。
さてさて、どんなドラマが待っていることか・・・??
上野の言霊が美濃の子ども達の心と頭に響いて、みんなが笑顔で帰宅する顔が見れれば今日は最高の一日になると思う。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教え子から手紙を貰いました

2006-06-12 | 塾長日記
手紙をくれた教え子にブログ掲載の承諾を得てアップしました。
-------------------------
先生、こんにちは。お元気ですか?
4月10日から高校生活が始まりました。はじめに「課題テスト」がありました。なっなんと中学時代苦手だった数学がクラス1位だったのです。学年では240人中4位でした。正直自分でもビックリでした。英語は18位でした。
授業では「唯一無二のthe」や「時制の一致」「五文型」など出てきて、『これを先生は言ってたな~』と思いながら授業を受けています。専門教科もあって覚えることが一杯ですが私は介護福祉士になりたいので頑張ります。
それと今も空手を続けています。9月には黒帯の試験があります。今度は絶対合格します(今、上野塾に通っている●●君は私の仲間です)

中略

先生夏が近づいてきましたがお体を大切に、無理をなされないように・・・。

上野塾卒塾生 ●●●●
-------------------------
私の元を巣立った教え子は自分の行きたい高校に進み、好スタートを切ったようです。こういった手紙を貰うと本当に元気になります。
彼女は入塾後自分の将来の姿をしっかりと描き、それに向かってまったくぶれることなくまっしぐらに進みました。あのエネルギーは私にもガンガン伝わってきました。夢実現に向けて進む姿は周りの者にも伝播する。喜びも苦しみも皆で分かち合った日々がこの手紙を読んで浮かんできました。
本当に手紙ありがとう。いつになっても「夢探検」を楽しむ上野塾familyでありたい。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新・授業報告書(教室現場の生の声)

2006-06-11 | 塾長日記
保護者様

当塾へのご理解・ご賛同を心より感謝申し上げます。
本日は表題の件につきまして、ご連絡致します。上野塾では毎月塾通信を月初にお渡ししております。当月、次月の行事案内や成績優秀者・検定合格者の紙上表彰、また当月のお子様の教室での様子も教師コメントとして文章は稚拙ではありますが添えさせていただいております。
私が目標とする塾に一歩一歩近づいてはいますが、もっと一人ひとりをしっかり見たプロセス重視のお知らせも必要に思っています。お預かりしているお子様の様子を保護者様にもっとお伝えする義務があると感じています。
先日体験授業の際、お母様が「授業を見させていただいていいですか?」と聞かれました。「どうぞ!見てください」と返答し、大いに盛り上がった生き生きとした塾生達の元気な顔を見て頂けました。お母様も一緒に笑ってみえる姿を前から拝見することができ、大変嬉しく思いました。しかしお母様はクラスの雰囲気も感じ取られますが一番の関心事は『わが子の姿』です。わが子がこのクラスに溶け込んでいけるか?授業に付いて行けるか?理解できているか?・・・・
今、私は毎月の塾通信を更に進化させる目的でこの「新・授業報告書」をお渡しする準備に入ります。この報告書には、塾生一人ひとりの授業の理解度や満足度、習得度が分かるようになっています。結果には現れない一人ひとりの当月のプロセスが掴めます。
今月6月より新・授業報告書を始動させ、保護者様にお子様の様子をお伝えするのは7月の塾通信からとなります。報告書見本を冊子に加えてありますので是非ご覧いただきたく思います。今までの教師コメントも大切なことですので今まで同様続けさせていただきます。
親御さんにとってわが子は『宝者』です。私をはじめ上野塾スタッフ全員も塾生を『宝者』として本気のお付き合いをこれからもさせていただきます。
『宝者』・・・この言葉を今後もずっと大切にして、上野塾ができ得ることは何でも挑戦し続けます。今後とも宜しくお願い申し上げます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月を迎えて

2006-06-02 | 塾長日記
上野塾芥見校に「夏期講座」の横幕設置。熱い、暑い、厚い夏が始まる。今は三者懇談真っ盛り。じっくり懇談をさせていただき、夢の共有と実現に向けての羅針盤調整を行っている。明日は漢検、受検者75名の成果が発揮される時だ。中2で2級にチャレンジする愛弟子もいる。じっくり落ち着いて取り組んで欲しい。
また今週は学校の宿泊研修や修学旅行で平常授業を欠席する生徒も出てきているがこれを想定して先週と先々週に日曜補講を本校も芥見校も行ってある。十分で無いところは今月末の期末対策勉強会で更に補填する。
昨日の本校は小6の修学旅行帰宅日であったが、学校解散と同時にお迎えのお母さんと一緒に塾に駆け込んできた。1名のみの欠席であとは全員揃った。感動したよ。夕食前の生徒が大半だったので上野はすぐコンビ二に買出しに走って「これを食べてからやろう!」と・・・。本当に気持ちのいい、私にも元気を与えてくれるちびっ子愛弟子に感謝。と同時にご理解とご協力がいただけているご家族の方にも心から感謝いたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする