虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

9月を振り返って

2005-09-29 | 塾長日記
9月に期末計画書を作成させ、過去問を配布したのは始めてである。何故こんなにも早く・・・?私の大切な塾生は、保護者様が私を信頼して任せて頂けている金の卵である。塾として成績を上げることは当たりまえ。私が塾を生業としている理由は『自分の目の前に大きな壁が立ちふさがった時、堂々と挑んで行ける人の育成』がしたいからである。挫けそうになっても、打ちひしがれても、『やるぞ!』と自ら闘志を持てる人に成長して欲しい想いから塾の現場に立っている。
期末過去問のP1~P3までは計画書作成ページになっている。これを9月中に全塾生にトライさせた。何度も提出、やり直しを繰り返し全員の10月の方向性が明確になった。授業日以外でも持ってこさせてアドバイスを加えることもあった。
計画の重要性、自分の決めたことをやり遂げる継続力、的確な軌道修正を行う判断力。これは愛弟子達が独り立ちしていく時にきっと役に立つと思っている。
「期末の範囲が出ていないのにどうやって作るのですか?」と質問も当たり前のように出る。1学期の範囲表の次からどこまで進むかは自分で判断する分析力も試される。ひとつの目標達成を果たすには容易でないことを今回の計画書作成でも体感させたかった。
9月後半は敢えて厳しい上野であった。自分にも言い聞かせていた。こんな体験を通して私の愛弟子達には大きく羽ばたいて欲しい。
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検定チャレンジ!

2005-09-21 | 塾長日記
今回の英検受検者は51名。内、5級受検者が23名。英検5級は小学生の高学年で受検し、「合格を手にした!」と言う声を良く聞く。私も小学生に5級を受検させ、英語の動機付けに使っていた時期もある。ここ2年は敢えて意識的に中学1年の10月に集中させている。マークシートであるが故、本当の学力が備わっているかどうか見え隠れするからである。英検5級は50点満点中、37点、38点の合格は真の合格とは言えない。真の合格とは48点以上のほとんどパーフェクトを指す。
今回中1生にチャレンジさせるが40点以下の合格は協会が認めても私が認めないと発信し、満点合格を目指せと授業で言っている。しっかりとした文法力を持って合格を勝ち取って欲しいのだ。満点合格には褒美も与えた。一問でも間違えてはいけない。パーフェクト合格を目標として欲しい。
今日は3単現の指導。今日の私の愛弟子は食いつきが良かった。複数形で「これでもか」と言うくらいの指導と確認テストを行った成果が出た。語尾変化のパターンも「先生、複数形と同じですね」と言う声も愛弟子から出てくる。doがdoesに変わるのも語尾が「o」だからですね・・・そうなんだ、先生の言いたいことが良くわかったじゃない・・・こんな会話が気持ち良い。中1生、代名詞目的格もパターンを掴めよ。ちゃんと理由があるんだぞ!こんなやり取りが続いた。
トンチンカンな答えを発した者は「1階までダッシュ!!」階段を駆け下り、そして駆け上がる。
みんな一生懸命。それが大事なんだ。何でも一生懸命やってみることだよ。そうすればきっと結果が伴ってくるよ。私の可愛い中1愛弟子軍団。もっともっと輝せてあげるからな!
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死にもの狂いでやってみろ!

2005-09-20 | 塾長日記
先日、大手塾の閉塾のことを書いたが、この時期に中3生の転塾が今年は多い。子どもからすれば途中で見放された状況にもある。これは塾運営上、絶対あってはならないことである。せっかく慣れた環境で本腰を入れようとする時期に出端を挫かれた言っても過言ではない。この時期の受験生には「受験テクニック」の指導が行われるが土台が完成していない場合は浮き草的な学力になりかねない。私のもとに入塾してきた中3受験生には心して指導に当たらねばならないと気が引き締まる思いである。
昨日、芥見中2生に英検補習を行った。中2の単元に出てくる従位接続詞の導入だがwhen because if that とunit5にドドーンと登場。中1の等位接続詞を踏まえて今回の従位の説明に入るが、上野の英語を中1から受講している者ばかりだから基盤ができている。この上で「時制の一致」の導入に入るわけだが見事に吸収していく。受験講座で指導したときよりも吸収力が遥かに高い。
本物の学力を備えるには一朝一夕ではできないことを教壇に立っていて昨日は感じた。この中2は来年、ドデカイことをやってくれる気配がある。
中3に話を戻すが、今回の岐阜新聞テストでも英語が伸び悩んでいる。平均点も他の教科と比べて15点ほど低いのも事実なのだが基盤の不安定さに大きく水をあけられている感じがする。2年から3年時間があれば・・・と昨日も思った。しかし現実はあと5ヶ月。もっともっと鍛えなければ、私のエネルギーが枯れるまでトコトン付き合わねばこの現状からの突破は並大抵ではできないことを感じている。急遽、進学個別相談の案内を中3に渡すことにした。そこで話すことは成績を上げたかったら「死にもの狂いでやれるか!」を突きつけること。言葉だけではない。行動が伴う意識改革ができるかどうかである。
カッコなんかつけるな!自分が大事だったらここで本気になれ!ここで本気になれなかったら一生なれない!
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岐阜県進学研究会の皆さんへ

2005-09-19 | 塾長日記
昨日は有意義な時間を過ごさせていただきましたことをお礼申し上げます。塾業を自身の生業とされている塾長さんたちの集まりですから現場の声が話の中に出てきます。子ども達へ如何に波動を与えるかの思考錯誤の体験談は今の上野にとっては心に染み込む栄養剤でありました。
私学の渉外担当の先生、塾関係業者の方も交えた交流会は人の輪(和)創りの大切さを改めて感じました。
塾をこよなく愛する塾人との交流は上野は今後も続けて行きたく思っています。
今回の準備をして頂けた進学研究会のスタッフの皆さん、奥様方にこの場を借りてお礼申し上げます。本当においしい松茸、温かい波動、感謝申し上げます。
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もっともっと食らいついて来い!

2005-09-16 | 塾長日記
今週の中3授業ではtell+人+to、ask+人+toの構文から話法転換まで指導。too~to構文ではso~that can'tへの書き換えまでを指導。結論から言えば、食いつきが悪いな・・・。私は話法転換では被伝達文の代名詞チェンジ、so~that can'tでは文尾に目的語を置くことまでのレベルを基準に今まで指導してきたが、今年は食いつきが良くない。また中1では複数形表現の習得に単数英文から複数英文への書き換え50問をやっているがスパッと決めてくる塾生が少ない。
逆に中2はこの時期の助動詞一覧表は完全にクリアしている。

食いつきが悪いのは塾生の問題ではない。もっともっと魅力ある授業を私が発信せねばいけないんだ。「ゆとりっ子」と呼ばれる今の子ども達に何故ここまで私が引き上げたいと思っているのか、学校の履修範囲外でも「やってみよう」と言う覇気のあるクラス運営を全塾生にもっともっと植え付ける。吸収しようという想いが強ければ限界なんて存在しない。

11月の期末対策過去問集が明日納品になる。各学年90ページの高密度なものに仕上がった。学習計画表の作成を9月末までに行い、合格したものから11月期末に向けて始動となる。

私の愛弟子よ!もっともっと上野に食らいついて来い!
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舵を握る者

2005-09-07 | 塾長日記
今日は10月に結婚する従甥の会社訪問をしてきた。結婚式でのスピーチを頼まれたのはいいが、幼少の頃の従甥と1年に1回程度しか会わない環境でスピーチなどできないので会社まで従甥の仕事っぷりを見学に行ってきた次第である。
私が知る範囲での従甥は『おとなしく、物静かな男』であったが、印刷会社に勤める彼は責任あるポジションにおり、コンピュータを使いながら印刷工程の管理をしていた。いくら機械化が進んでも最後は人間の眼を外すことはできないため真剣な眼差しで生き生きと仕事をしていた。
従甥の話を聞くにはそこの会社の方にお聞きするのが一番と思い、今日は専務様とお話をさせていただくことができた。傍からみれば順風満帆に見える会社でも危機的状況があってそれを乗り越えて今がある話、人が一気に10人辞めて専務自らが先頭に立って陣頭指揮に当たった話、その中に素直な気持ちを持った従甥がいた話などを聞かせていただいた。決して自慢話ではなく飾らない本音の話としていただけた。陣頭指揮を専務が取られた時には腫れ物に接するように社員には絶対接しなかった。本音で「会社は今こちらの方向を向いて行く。俺にしっかりついて来い。」と言うもの凄い吸引力を持って社員と汗だくになって戦ってきた姿が想像できる。本気のエネルギーは周りに伝播する。その専務の姿を見て若き社員達は燃えたと思う。コミュニケーションを大切にする専務。高らかに大声で笑われる専務。誰にでも気さくな専務。父親である社長を尊敬する専務。本当に懐の大きい方である。
私はそんな環境で生き生きと仕事をする従甥はもっともっと成長するな・・・と思った。
私も小さな塾の舵を握る者として今回の訪問は異業種ではあったがもの凄い収穫であった。従甥の会社での働きぶりは押して知るべし。こんな舵取役の専務に一歩でも近づけたらと道中思った。
私は私の信じた道を進む。私に賛同してくれる講師陣、そして塾生達に保護者様。塾長上野は更なるエネルギーを充電しました。
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1ヶ月無料体験実施中!

2005-09-03 | 塾長日記
塾選びは大袈裟でなく子供の将来を決める大切な決断です。本当に合った塾を選ばないと学力向上は望めません。それには実際に授業を体験するのが1番です。しかし、1回や2回の体験では塾の本当の姿は分かりません。当塾では1ヶ月という長期の体験期間を設けることで、生徒・保護者とも納得をして入塾を決断していただきます。当然、その間は既塾生と同じように宿題もあれば居残り学習もあります。もし、合わないと思われた場合、入塾をキャンセルされるのに何の遠慮もいりません。お気軽にまずはお電話で体験受講をお申し込み下さい。
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体験授業の申込電話が多くなった。
先週は実際に私の授業を親子で見ていただいた。
子どもさんに喜んで頂くのは当たり前。お母さんにも納得して頂ける授業を提供できて本物への第1歩と言える。地域Only1に向けて私は歩みを止めない。
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