2005年から、我が家は塾舎となった。
最初はお袋のミシン場が第1教場に変わり、
次は倉庫となっていた応接間が第2教場に変わり、
2011年に今の第3教場(通称 天守閣)ができた。
自宅が塾舎、公私一体の日々である。
この6月は、親さんとの三者懇談がある。
スタッフの加藤さんと黒田さんが主体となって行ってくれる。
私は、本校=自宅なので、軒周りをきちんと整えている。
駐車場も草を刈り、自宅の庭も剪定し、
お越しいただいた親御さんに「良い氣を感じ取っていただければ」と思っている。
家を守るということ。
先代である親父の思いを受け継ぎ、自身の色を醸し出す。
新しいものを追い求めるのではなく、
今ある中で、磨きを加える。
それが今の私の長たる立ち位置だと思う。
でも自分の夢を形にしてみたい。
家を建てるということ、それは男の一番の大きな買い物。
やってみたいと思っている。
今のこの形を守りつつ、
自分の描く理想に近づければと思って
今の自宅を眺めている。