虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

来春 上野塾関校 開校いたします。

2014-10-23 | 塾長日記
上野塾は芥見校に岐阜市と関市の中学が同居している。
直近の教科書改訂で岐阜市の英語は三省堂の「クラウン」
関市は東京書籍の「ホライズン」となった。



例えば中学3年生に現在完了の指導をする時、
文法指導は一斉に行えるが、
教科書指導になると二つに教室を分けて指導している。
クラスのまとまり、受験期の一枚岩作りを考えると
私は納得の行かない日々が続いていた。
なんとかこれを解消したいと。



動き始める前に芥見校近くの「伊吹の滝」の神社に行った。
この神社は願いごとが叶う力の強い神社だと聞いていた。
たまたま頭の中にくすぶっていたこのモヤモヤを解消できないかを
この神社で祈り続けた。



それからこの物件との出会いがあった。
なんとこの建物は上野塾社員の亀山の本家様所有の物件。
話が纏まるのも早かった。
本当に不思議なご縁である。



本日家賃面の最終的な話し合いを終え、
来春から正式にこの場所で上野塾関校が産声を上げることになった。

この立派な建物に魂を入れる。
関市の皆さま、どうか宜しくお願い致します。



2000稿まで、残り10稿

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10年変わらぬもの 其の3

2014-10-23 | 塾長日記
このシリーズも佳境です。
これぞ10年私が大切に、
いや私の仲間達も大切にしているものを紹介します。

それは本校上野塾誕生の教室の黒板です。
これは上野塾の甘いも辛いもすべて見てきたものです。
上野塾立ち上げの時に、恩師の坪井様の奥様から無償でいただいた品。
私は奥様にこう言ったと記憶しています。
「今は何もお返しができません。しかしこの黒板に私の思いを心から込めます。
 ご主人の思いをいつも背中で感じて子どもたちの前に立ちます」と。



10年経った今でもピカピカです。
それは私だけでなく仲間教師が思いを共有していてくれるからです。
自慢の黒板です。



以前私が西国原につぶやきました。
「この黒板もホワイトボードシートに変えようか」って。
すると西国原が「それはダメですよ。このままで行きましょう」って。



上野塾の原点がここにあります。
今日もここで精一杯の授業を行いました。





2000稿まで、残り11稿


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10年変わらぬもの 其の2

2014-10-22 | 塾長日記
上野塾の教師の服装は別にスーツを着用しなくてもいい。
当然ネクタイも不要だ。

今でこそ上野塾もホワイトボードが主流になったが
3年前まではほとんどが黒板。
つまりチョークを使っての板書指導であった。

チョークで汚れた手で服を触ると見るも無残な状態になる。
汚れた手で触っても問題のない「白衣」を教務服として着用している。
ホワイトボードになったので別に白衣を着なくても良いのだが、
黒赤サインペン、4色ボールペンなどを収納するポケットは不可欠である。

正社員も学生講師も同じようにこの教務服を着る。
以前大学生の講師で夏に短パンで入室した者がいた。
この教務服を着るとすね毛の生えた2本の足が見える。
私はその学生に「家に行って長ズボンに着替えて来い」と一喝したこともある。
この教務服を纏った者を見ると、子どもたちは皆、先生と呼ぶ。
当然我々もこれに袖を通した段階でスイッチが入る。

学生講師が巣立って行く時は、誰もがこうやってクリーニングをして返却する。
余りにも汚れのひどいものは処分させてもらうが、
ほとんどの教務服は、後輩にそれが引き継がれて行く。



進学道場上野塾で子どもたちの前に立つ時は、この教務服は外せない。
おそらくこの教務服もこれからも続いて行くだろう。


私が現役を引退して、地元で「義塾」を行う時は、
着物を着てやるつもりだが・・・。




2000稿まで、残り12稿




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10年変わらぬもの

2014-10-21 | 塾長日記
10年前、毎月塾通信を保護者様と塾生さんに送る(贈る)ことを決めた。
一度も滞ることなく、今日まで発行してきた。
その通信には担当教師のコメント必ず添えて、
通信ファイルに入れて子どもに読んで聞かせて配布している。

最初は30枚足らずのコメント用紙も100枚、200枚となってきた。
100名の頃までは自分ひとりで書いていたが100名を超えるようになると
仲間スタッフにも手伝ってもらうようになってきた。

今は年間のコメント当番があり、
スタッフ総勢で300枚のコメントを
この月末に直接子どもさんを見ている担当教師が
ボールペンを握ってメッセージを送る(贈る)。

三者懇談で話したことや授業中の取り組みの様子、
進路のこと、目標設定の確認等、
今子どもたちに届けたいメッセージを綴る。



文字に心と思いを込めて書く。
これからもこの月末コメントは続けて行く。
仮に1000枚になっても・・・(笑)






2000稿まで、残り13稿
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中3勉強合宿が近づいてきた

2014-10-03 | 塾長日記
秋の中3勉強合宿「禅」も今年で3回目を数える。
初年度は本校の私の自宅を使って行った。



















昨年は西郷校と地域の専宗寺さんで行った。

























今年も昨年と同様の会場で開催する。



「禅」の命名は静岡向上館の熊谷塾長だ。
彼のこの合宿への思いは深いものであることは間違いないが、
私はこの禅合宿を以下のように捉えている。



禅…それは和の心。
日本人の心である。
親への感謝、仲間への感謝、応援してくれるすべての人への感謝の心だ。
自分ひとりで生きられない。自分ひとりでは限界がある。
互いに支え合う助け合いの心を伝えたい。



当然、自身の限界を体感させたい。
今、目の前にある壁に挑むにあたり、
今の自分はここまでやれる。その経験が自分の中にある。
これは今度同じような壁に遭遇しても、次に挑むエネルギーに繋がる。

今年は参加基準をクリアした26名の塾生が集う。
スタッフは上野塾卒業の大学生、高校生も含めて7名が応援にあたる。
総勢33名の合宿。

10月11日・12日、禅の幕は開く。




2000稿まで、残り14稿
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