虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

教え子からの電話

2022-03-31 | 塾長日記
嬉しいね。
教え子からの電話は。

将来は体育の先生になりたいという夢を持っている。
いいな、夢を持つことは。

そして教え子はこんなことを言った。
「塾長、俺、年末のサスケに出たいんです」と。
いい夢だ。
挑戦できるように努力してみなさい。

そこでこんなことを添えた。
「あのな、これからお前は色々な分岐点に立つ。
その時その時に、何を基準に道を選んだらいいかをアドバイスするよ。
右の道か、左の道かを見定める時、
楽(らく)な道ではなく、楽(たの)しい道かで判断するとうまくいくよ。
楽(たの)しさが感じられないならば、本気になれないよ」と。

今度は顔を見て話をすることを約束して電話を切った。


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2022春の覚書④ 健康管理

2022-03-27 | 男日記
全てがリセットするこの時期まで伸ばしていました。
コロナ検査も陰性でしたので、予定通り明日オペとなります。





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(3月28日)
無事手術を終えました。
身体中に管が付いています。
明日の朝までこの状態です。
自由が欲しいです。

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(3月29日)
管が全て取れました。
傷口が痛みますが、あとは日にち薬です。

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(3月30日)
よく眠れました。
3日ぶりにシャワーを浴びました。
明日、退院出来ることを願っています。

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(3月31日)
退院します。
お世話になりました。
徐々に社会復帰します。



退院祝いのお花を上野塾スタッフの黒田さんからいただきました。
ありがとうございます。
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2022春の覚書③ シンボルツリー

2022-03-27 | 塾長日記
シンボルツリー

卒業式に間に合わせるように、
庭師さんにお願いした。

本当はこの庭で式典が行いたかった。
生憎の雨でそれは叶わなかった。


【before 】
手を加える前の様子









【after】
もう少し作業はありますが、
9割程度の仕上がりでしょうか。


新たに加えたのはシンボルツリーの紅葉のみ。
あとはこの庭にあるものを活かしきって、
新たな息を吹き込んでもらった。

*66年間我が家を支えてくれた鬼瓦。
 これが布袋さんのように可愛い。

*bird bath…鳥がここで水を飲んだり水浴びをしたり。
 これは物干し竿台のブロックをひっくり返して生き返った。













これからどんな彩りを我が家、我が塾、我がピアノ教室に
与えてくれるかが楽しみです。

しばらくして、竹垣ができました。
もみじも芽吹いてきました。




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2022春の覚書② 上野塾卒業式

2022-03-26 | 塾長日記
上野塾卒業式



開式前の教場。
ひとつの節目です。
節目は人の成長に必要です。





上野塾講師を長く担ってくれた、ミナとトモキ。
あなたたちの卒業式でもありました。
本当にありがとう。





場所を移して、集合写真。

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2022春の覚書① 入試を終えて

2022-03-23 | 塾長日記
今年の入試は終了した。
大命題として掲げた『志望校全員合格』は果たせなかった。
1名の悔し涙を見ることになった。
本当に申し訳ない気持ちで一杯だ。

今年の入試の記録として残しておく。

K(仮称)はGKに挑戦した。
今年のGKは最終的に360名定員に464名が挑むことになった。
私の経験値の中では、定員100名を超える状況は記憶にない。
80名を超えるようなことは何度もあったが、100名超えは予測できない。
また、今回の入試では数学が例年よりも易しかったと黒田も言う。
Kは数学がよくできる。ゲームをやるか、数学の問題を解くかの男だ。
皆が数学ができなくても、Kだけは安定して得点を出してきた。
反面、英語が苦手なK。
長文読解や英作文の特訓を繰り返し、
公立入試直前に入試問題レベルも得点できるようになった。
しかし、安全圏とは言えない状況は続く。

私も黒田も「KにはGZのR科が向いている」と早い時期から話をしてきた。
Kも「自分もそれはわかります。でもGKにチャレンジしたいです」
志望校色紙を書いた時からそれを貫いてこの1年を歩んだ。
結果がなかなか伴わない時にK自身も
「GZにするか…」とつぶやく時もあった。
でも私立でU高校が合格した。
これを契機にKは、初志貫徹を奮い立たせてGK一本を目指した。

前述のように定員104名を超えるような状況では何が起こるかわからない。
また今年は得点が取りやすい教科もあった。
GKレベルになると自己採点450点では安心できなかった。
460点~480点の間に何百人という受験生が
ひしめき合っていることが想像できた。
ここに内申点が加味される。
GK受験者はオール5、つまり内申45の受験者は例年よりも多いと思う。
従って内申40以上は合格条件となってくる。
40に満たない受験者は、当日入試で限りなく500点に近づけることが
必須突破条件となる。

3月21日の発表当日、私はGKに向かった。
9時と同時に合格者番号が張り出される。
高校受験ならば、1 2 3 4 5 6・・・と
番号があまり欠けること無く番号が並ぶ。
しかし、104名オーバーは至るところに欠番がある。
私はKの番号を探した。
順番に目で番号を追っていく。
次がKの番号というところで、その番号が飛んでいた。

バンザイをする受験生。
下を向いて顔を上げない受験生が混在する時間が今年は長かった。
例年は残念だった者は「さぁっ」と校門を後にするが、
今年は動けない者が多かった。
初めてだった。こんな空気感は。

Kを探した。何度もあたりを見回した。
いない・・・。
帰ってしまったか・・・。
するとお母さんが私を見つけてくれて、Kと会えた。

私「発表、見たか・・・」
K「はい、見ました」
私「これを踏まえて、このあとのことを考えよう。二次募集にチャレンジするか」
K「自分はU高校に進みます。こうなった時はそうすると決めていました」
私「GZのR科の二次募集があるが、良いのか?」
K「U高校で頑張ります」
意志が固い。悩んでいない。私もそれが良いと思った。
私は親さんにも確認し、その選択を行うことを腹に入れた。

午後3時から入試報告会が西郷校であるのでKに
「黒田先生や嶋津先生、平野先生が西郷にいるので来て欲しい」と言うとKは
「はい、行きます」と。

午後3時半頃、Kは西郷校に来てくれた。
黒田たちが一人ひとりKに言葉を掛けてくれた。
私は車でKを待つお母さんと話すことができた。
お母さんはこう言っていた。
母「今のあの子はもう一度闘う気力が湧いて来ないのです」
私「どういうことですか」
母「この発表までの18日間が長すぎました。自由気ままな時間でした」
私「コロナ対策を考えての入試日程ですが、確かに検討の余地はありますね」
私「入試までが塾の役務ではなく、高校入学までが塾の役務に感じています」

入試を意識して、3月授業の前倒しをした。
長時間の応援は受験生にとっては良かったと自負しているが、
これだけでは片手落ちのように今感じる。
また新たな課題ができた。

続く






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満点カードと景品

2022-03-14 | 塾長日記
開塾以来続けていること。
努力の結果満点カード。
満点を取れたら、教師ハンコ1個。
一枚のカードには50個ハンコ欄がある。
5教科受講ですべての教科で満点であっても、
一週間で5個。
1枚のカードを一杯にするには10週間。
つまり2ヶ月半掛かる。
1年間、ほぼ満点を取り続けても、
このカードを4枚貯めるのが精一杯である。

満点カード15枚で1万円の図書カード。
まず取れないだろうと想定して、
各枚数のご褒美を考えた。



ところが歴代の塾生には、
この15枚1万円の図書カードを手にした者が20名を超える。
何故かと言えば、夏期講習や冬期講習、受験講座、特進講座、
加えて極合宿、禅合宿と色々な講座を受講した者は、
多くの満点ハンコを手に入れて行った。
想定外の出費もあったが、
子どもたちの頑張りを見ることができたので
それも良しとした。

今年もこの満点カードが集まって来ている。
小学生はもっぱら満点カード景品に目がない。
新しい景品が入る日を待って、
親さんのコメントを書いてもらって
欲しい景品と交換している。
なかなか景品ボックスから離れない小学生がいる。
こういったワクワク感は塾に大事なこと。


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頑張ってこい!

2022-03-03 | 塾長日記
親御様

おはようございます。
本日は大切なお子さんの本番入試日です。お子さんはゆっくり眠れましたでしょうか。体調は良いでしょうか。コロナ禍の中での高校入試。精神的にも受験生の子どもたちには、目に見えない負荷がかかっているように思います。今日の本番を無事終えることを願っています。今日まで親御さんもお子さんと一緒に高校受験の伴走をしていただき本当にありがとうございました。塾の送迎等、多くの時間を費やしていただきました。本当にありがとうございました。
以下、お子さんにお見せください。

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おはよう。

体調は大丈夫ですか。今日までよく頑張りました。最後の試験です。落ち着いて地に足を付けて闘ってきなさい。最後まで諦めてはいけません。何度も見直しをするのです。試験監督の先生が「やめ」と言うまで答案と真剣勝負ですよ。すべての試験が終わったらゆっくり休めばいい。今日は持てる力をすべて出して悔いのない一日にするのです。応援しています。

車から降りる時、お父さんやお母さんに元気に「行ってきます!!」と言って試験会場に入って行きなさい。今日までの感謝を伝えて試験会場に入って行くのです。きっと受験の神様も見守ってくれます。

さぁ、自信を持って堂々とやってきなさい。

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