虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

今日は親父の命日

2009-06-29 | 塾長日記
32年前の今日6月29日に親父は他界した。
明け方親父が息を引き取った時、私は親父に抱きついた。それを見た親戚の叔父が「お前がそんなことをしてはいかん」と私に言い張った。「親戚の者がもっと辛くなる。強くなれ」って。

その時の状況はあまり明確に覚えてはいないが、その言葉だけは今でも頭の中で聞こえている。「残った者として、一家の家長として気丈にしていなければならない」ことをその叔父は言いたかったのだろう。今頃になってそれが分かる。

特別何をすると言うわけではない。6月29日と言う日は、今までもそしてこれからも自分を顧みる日になることは間違いない。『過去が今を創り、今が未来を創る』・・・自分に与えられた時間を後悔のないようこれからも生きて行く。それが親父への供養かもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

写真館

2009-06-23 | 塾長日記
今年の夏、オーストラリアジュニア留学参加者が正式に4名決定した。写真はその英会話レッスンの様子。お招きした講師はホーミー英会話教室の西村先生



㈱海外生活の鈴木社長様と引率責任者の亀山
↓(空港でホストファミリーに会った時の想定シーン)



↓ホストマザーに滞在期間中の質問をするYKさん



↓ホストマザーに自己紹介をするKU君



ここからは第9回塾会の模様
↓ホスト塾の永田塾長



↓今回から塾会に参加されたアクトアカデミーの小林塾長



↓青木塾長の授業。



↓アクトアカデミーの遠藤さん
今回一番楽しみにしていた時間です。本当にいい物を持っているよ。



↓この表情がいいよ。



↓塾屋同士の模擬授業意見交換会。なかなかできないことですよ。



↓美川塾長のネイチャーキャンプ、サイエンスメニュー発表



↓黒田のコーチング講座



↓急遽お招きした学書、大野さんと荒木さん。



先ほど、学書大野さんからメールが届きました。
勝手に添付します。

塾会の皆様

いつも大変お世話になっております。

本日は皆様の貴重な勉強会に参加させて頂き、
本当にありがとうございました。

日々の仕事の中で個々にお話させて頂く事はあるのですが、
あのような場に参加させてもらう事はほとんど無いため、
とても刺激になり、勉強になりました。

我々は塾教材を専門に扱っている性質上、

【塾の元気 = 我々の元気】

なんですね。これは揺るぎ無い事実です。

不況・学力低下の影響で、確かに塾業界にとっても厳しい状況ではあるのですが、
だからこそ、前向きに進む必要があると思っています。
下ばかり見ている人に人はついていきません。
前向きな人(塾)に、人(生徒)はついていきます。

偉そうな事を言ってしまいましたが、
今日の皆様の向上心旺盛な姿を見て、
あらためて、そう感じさせてもらいました。

まだまだ、我々も至らない点が多々ありますが、
教材制作により一層力を入れていきますので、
荒木共々、今後ともよろしくお願いいたします。


p.s.
①模擬授業であてられるのは学生以来なので、
 正直言ってドキドキしていました・・・
 特に苦手な数学でしたので(苦笑)

②永田先生の教室、個人的にとても好きです。
 帰りの車の中で思わず
 RCサクセション『僕の好きな先生』
 を口ずさんでしまいました(笑)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三本の矢

2009-06-17 | 塾長日記
今月の中学部は期末(中間)対策にどっぷり浸かったひと月でありました。岐阜県教育委員会からの改善提案で中3期の内申点2倍換算を我々は強く意識して、この期末(中間)に挑ませたひと月でした。先月の「15歳の登竜門」でも記したように、この6月期は勉強、部活動、研修旅行(修学旅行)、学校委員会活動と中3の子ども達は目まぐるしい時間を過ごしたように思います。そこに塾の課題、または高校受験講座の課題が加わり、時間の貯蓄がうまくできなかった塾生もいるのも事実です。

しかし、これは今年だけに限った特別なものではないのです。誰しもがこの受験期に通ってきた道なのです。先日塾スタッフと今回の期末対策月間の報告会を行いました。どのスタッフも今年に限って特別な課題の量を出してはいないと報告をしています。数学の黒田からは、「今年の課題は昨年の課題の半分です」と話も出ています。私自身の英語も例年通りの期末課題を与えたに過ぎません。では何故、この6月に悲鳴とも言える声が私の耳に届いてきたのかと言えば、我々の間での結論は『受験生としての意識改革の欠如にある・・・』こう判断しました。

つまり、私たちが受験生の中3生に十分なる意識改革をできない状況でこの期末に挑ませたことに大きな反省点、問題点があるのです。特色化選抜の改善提案をもっと自分のこととして自覚させることが必要に思います。三者懇談では、中3生としての意識改革を持たせるツールとして『高校進学資料』をお渡ししました。今の姿、自分の目標とする姿の乖離をどのようにこれから縮めていくのか、自分は何をしなければならないのかを伝えたわけですが、本質的な意識改革に至っていなかったように感じます。

受験は試練です。高校を選ばなければ試練とはなりません。「私は行ける高校でいい。何とかなるさ」と思ってこの1年を過ごす者は試練と言う言葉は見えてこないでしょう。私は塾要項にも、春の募集チラシにも、新年度説明会でも常に言い続けていること。それは、『目の前に立ち塞がった大きな壁に自らの力で登り、それを飛び越えられる強い人になってほしい。人は生きて行く中でどうしても逃げてはいけない時=【崖っぷち】が必ず来る。その時に今の15歳の受験期に自分に厳しく生きることができた者はきっとその崖っぷちを脱することができる』と自らの経験も交えて私は話してきました。
今は、毛利元就の三人の子ども達に伝えたと言われる「三本の矢」の精神が必要に思います。この受験期に偉業を達成するには、「受験生である本人の矢、教師の矢、保護者様の矢」がしっかり紐で結ばれて同じ一点の方向に向かわねばならないと強く思います。

1学期の塾通知表「教師の波動」の準備に期末テスト終了後から入ります。これも教師だけの「1本の矢」では何とも改革はできません。今年は加えて子ども達にも1本の矢「夢の鼓動」を持たせます。この「教師の波動+夢の鼓動+保護者様の応援」これが揃ってこそ私が考える『夢実現』なのです。そんなことを考えさせてくれた2009年の6月でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これは備忘録

2009-06-15 | 塾長日記
これは私の備忘録。
先週は私にとって苦しい一週間であった。
私自身の理想郷の塾を求めて走る上で、歯車がかみ合わなかった事例が多くあった。苦しかった。一人夜中に叫んでいた。深酒もした。男泣きもした。

自分の信念を貫くことはそんなに簡単ではないことは分かっていたが、一気にその津波に襲われるとへし折れそうになる。順風満帆の航海などありえない。これからも幾度となく試練が覆いかぶさってくるだろう。

好きで始めたこの上野塾。この上野塾と心中してもいいと思って生きて来た。これからもその想いは変らない。万人に愛される塾は無理なのか。全てを受け入れる器が私にはないのか。仮にあっても今の私にはそれが見えないのか。

私が塾現場に立てるのはあと10年。この10年は自分の信じた道を進むことを強く思う。自分に強い地域の子ども達を創りたい。自分に厳しい子ども達を育みたい。生きる力を持った青年を育成したい。子ども達が大人への成長過程の中で「逃げない勇気をこの上野塾で学んだ」と私がいつの日か白髪の初老になった時に地域の青年達から言ってもらえれば私の生きた証があると思う。その日までは気を抜かない。抜きたくはない。

もう一度自分にも言い聞かせる。『その日までは気を抜かない』って・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域子ども学習支援 (6/7)

2009-06-08 | 塾長日記
地域子ども学習支援の一環としたこの勉強会には、卒塾したOB生達も集まってきた。中学1年生にとっては初めての期末試験。先輩達の姿を見ながらの6時間学習に挑戦することになる。今日はまだ部活動があり、全塾生の出席にはならなかったが2時間の集中学習をして15分の休憩。これを2本。最後は1時間の学習と全員で会場掃除と片付けを行う。



今日までの課題をきっちりやってこれる者、最後の仕上げを今この場でやっている者、「ああだ、こうだ」と理由を言って自分に甘え、人に甘えている者。まだまだ期末モードに昇華し切れていない。



本日の終了時には、現在高校2年生の上野塾OBのHTが後輩に期末に向けての心構えを語ってくれた。中3生には今年から中3内申が2倍になる話、中2生には中弛みの時期を乗り切る自覚。中1生には初めての期末に向けた小学生の単元テストとは違う話・・・。きっちり私の期待する話を先輩からの目線で話をしてくれた。



それを真剣に聞き入る子ども達。こういった縦のつながり(バトンリレー)こそ私が理想とする塾の一つなのだ。



来週もこの体制で期末学習会を実施する。来週は期末一週間前になるので全部活動停止となる。一週間後が本当の意味での勝負だ・・・。そんなことを思って今日の学習会を見ていた。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プライオリティ (優先)

2009-06-05 | 塾長日記
6月に入った。今月の塾はこんな予定。
・6月6日(土) 漢字検定・高校受験講座
・6月7日(日) 期末(中間)学習会
・6月8日(月) 三者懇談会 4週目突入
・6月13日(土) 英語検定・高校受験講座
・6月14日(日) 期末学習会
・6月15日(月) 三者懇談会 最終週突入
・6月21日(日) ジュニア留学英会話研修
・6月28日(日) 期末学習会(小金田・藍川北)

昨日は急遽、本校中1Aクラス生を呼びつけた。期末を今月18日・19日に迎えるにあたり、全く仕上がっていない。このままでは私が満足する結果を期待することは不可能だと思った。初めての期末をなめている。小学校と同じ気持ちで『なんとかなる』って思っていると大火傷をする。

中1生への現場教育はもの凄いエネルギーを使う。わかる喜び、できた喜びを一つでも多く体感させなければ、中3期の受験試練に真っ向挑む気概など育たない。ここ2週間中1生のクラスは厳しい。中3より厳しい。

そんな中、8月に行うキャンプの案内を塾通信で昨日行った。キャンプにも来て欲しい気持ちは当然だが、その申込書を別に今日出さなくてもいいだろっ!お前達の優先順位はキャンプか!期末か!どっちなんだ・・・。最も通信にキャンプ案内を入れた私が一番いけないのかも知れないな・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする