上野塾の夏期講座は7月29日にスタートしました。
スタートするまでが何かと大変で、教室準備、8月通信準備、
1学期塾通知表準備、全国模試帳票準備とこの1週間は気が休まりませんでした。
明日夏期講座スタートと言う時に、体が悲鳴を上げて講習初日の午前朝一番に
かかり付けの病院でいつもの薬をもらってスタートした次第です。
私の身体はある一定値までは踏ん張りを許してくれますが、
それを超えると一斉ストライキに入るようになっているようです。
これが良いのか悪いのか分かりませんが、正に綱渡りの1週間でした。
塾生の親御さんから「受験生の皆さん、頑張ってください!」のエールと共に、
宮島の開運しゃもじをいただきました。
今、このしゃもじは芥見校の玄関で皆を迎えてくれています。
英検、漢検の検定札もリニューアル完成です。
今まで名前がなかったS. O君、遅くなってごめんな!
中3受験生のみんなは「デカ消し」を使って夏期講座に集中しています。
受験までこのデカ消しと一緒に戦いなさい。
ここからは昨日の話。
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俺が心待ちにしていた30日。例の正男君(仮称)が登塾した。
上野塾のお作法である「努力の結果」を合格できるかどうか。
出来なかったらお互いの為にピリオドを打つこともあり得る。
正男に俺は「今日は勉強してきたか?」と問うと、正男は「一応・・・」
どうも煮え切らない返答に俺は、「縁を切らないといけないかも・・・」が過ぎった。
その試験になった。正男は最初からやるのではなく英作文から手を付けた。
忘れないうちに早く英文を書いてしまおうという作戦に出た。
記号問題は問題を読まずに記入している。
「こいつめ・・・・っ」と思って試験終了時間になった。
交換採点をして正男以外は合格点の90点を誰もがクリアした。
正男は73点。本人なりに頑張ってきた足跡があったが不合格は不合格。
私は正男に「授業後話をする」と言って本日の授業に入っていった。
教科書の本文内容を2パート行って、その確認ワークの演習に入った時
私がこんなことを言ってみた。
「みんな、正男にもう一回チャンスを与えてやってくれんか。
みんなにはスマンがもう一度今授業でやった内容のワークをそのままテストしたい。
正男と一緒に受けてくれんか・・・」って。
すると子ども達は渋々ながらも「いいよ」って。
さぁ、もう一度チャンスを正男に与えた。
10分の最終確認時間を設けてテストスタート。
みんなありがとうな。
正男を除くみんなは全員が100点。
正男も91点。
下を向いたままの正男に
「よう頑張ったぞ!これからも頑張れるか?」と尋ねると
「はい」と、正男は返事をした。
これでいい。俺から逃げなかったことで合格だよ。
人には逃げてはいけない時がある。
その時に勇気を振り絞って向かう闘争心こそ人が
生きていく上での大きなエネルギーになっていくことを俺は伝えたかった。
スタートするまでが何かと大変で、教室準備、8月通信準備、
1学期塾通知表準備、全国模試帳票準備とこの1週間は気が休まりませんでした。
明日夏期講座スタートと言う時に、体が悲鳴を上げて講習初日の午前朝一番に
かかり付けの病院でいつもの薬をもらってスタートした次第です。
私の身体はある一定値までは踏ん張りを許してくれますが、
それを超えると一斉ストライキに入るようになっているようです。
これが良いのか悪いのか分かりませんが、正に綱渡りの1週間でした。
塾生の親御さんから「受験生の皆さん、頑張ってください!」のエールと共に、
宮島の開運しゃもじをいただきました。
今、このしゃもじは芥見校の玄関で皆を迎えてくれています。
英検、漢検の検定札もリニューアル完成です。
今まで名前がなかったS. O君、遅くなってごめんな!
中3受験生のみんなは「デカ消し」を使って夏期講座に集中しています。
受験までこのデカ消しと一緒に戦いなさい。
ここからは昨日の話。
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俺が心待ちにしていた30日。例の正男君(仮称)が登塾した。
上野塾のお作法である「努力の結果」を合格できるかどうか。
出来なかったらお互いの為にピリオドを打つこともあり得る。
正男に俺は「今日は勉強してきたか?」と問うと、正男は「一応・・・」
どうも煮え切らない返答に俺は、「縁を切らないといけないかも・・・」が過ぎった。
その試験になった。正男は最初からやるのではなく英作文から手を付けた。
忘れないうちに早く英文を書いてしまおうという作戦に出た。
記号問題は問題を読まずに記入している。
「こいつめ・・・・っ」と思って試験終了時間になった。
交換採点をして正男以外は合格点の90点を誰もがクリアした。
正男は73点。本人なりに頑張ってきた足跡があったが不合格は不合格。
私は正男に「授業後話をする」と言って本日の授業に入っていった。
教科書の本文内容を2パート行って、その確認ワークの演習に入った時
私がこんなことを言ってみた。
「みんな、正男にもう一回チャンスを与えてやってくれんか。
みんなにはスマンがもう一度今授業でやった内容のワークをそのままテストしたい。
正男と一緒に受けてくれんか・・・」って。
すると子ども達は渋々ながらも「いいよ」って。
さぁ、もう一度チャンスを正男に与えた。
10分の最終確認時間を設けてテストスタート。
みんなありがとうな。
正男を除くみんなは全員が100点。
正男も91点。
下を向いたままの正男に
「よう頑張ったぞ!これからも頑張れるか?」と尋ねると
「はい」と、正男は返事をした。
これでいい。俺から逃げなかったことで合格だよ。
人には逃げてはいけない時がある。
その時に勇気を振り絞って向かう闘争心こそ人が
生きていく上での大きなエネルギーになっていくことを俺は伝えたかった。