虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

第7回 塾会

2009-04-29 | 塾長日記
今日は、塾会の日。
場所を通常の各塾舎から、大自然のラーニングアーバー横蔵に移しての開催。
この場所は、夏のネーチャーサイエンスキャンプの会場で毎年お世話になっているところ。

今回のホスト塾は、志道館学園さんの美川塾長。
今日もまた睡眠時間2時間で登場・・・。大丈夫?



今回のテーマは先回の新人授業研修の第2回目となる。
まずは上野塾、亀山の授業



続いて、志道館学園さんの高木さん授業。
高木さんの授業は今日一番応援したい新人だった。カメラを向けることよりも、高木君のこれからの課題を整理していた。殻を破るには時間など必要ない。一気にやった方がいい。改革は一気だ。そう感じた。

四畳半スクールの森さん授業。森流の英語が完成したね。研修卒業だな。



新人ではないが今年から塾長代理となった青木先生。
今日もまた青木ワールドを感じることができました。



教科分科会の様子。3名の数学先輩教師が高木さんの応援。
みんなの良いところをどんどん取り入れるのです。



2回目の森さん授業。2回の模擬授業を想定して、子どもの目を釘付けにする教務服。自分で白衣をこのように染料で染めたそうだ。サプライズがあるね。楽しんでいるね。



四畳半スクール永田塾長からのコメント。
一斉授業と個別指導を経験したから言えること。
<一斉は個別の気持ちで。個別は一斉の気持ちで。>
この言葉、腹にすとーんと入った。



上野塾黒田からのコメント。「若者は元気、一生懸命が何より大切。上手な授業をしようとするのではなく、まずハート!」上野もそう思う。



上野塾西国原からのコメント。「この塾会の日の夜の授業は異様にテンションが上がる。自分も一杯刺激を貰っています。」



懇親食事会。山菜のてんぷら定食。うまかった。
緊張も取れ、和んだ雰囲気での食事。



今日の上野塾は祝日ですが、平常通り授業があります。

≪上野塾の休校日≫
5月1日~5日までお休みです。5月6日(祝)から平常通り授業を行います。

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個人塾の生き方

2009-04-27 | 塾長日記
今月の塾通信で、今春の高校合格実績を載せた。
実績など語れるような規模の塾ではないので身分不相応とは思ったが、一昨年保護者様からの声もあって掲載した。その通信の文面は・・・
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●今春の進学実績
上野塾はこういった進学実績を出す塾の規模ではありませんでした。昨年の春、在塾生のお母様から「上野塾さんの高校進学実績を知らせていただきたい」とコメントがあって、それを今年は、包み隠さず報告できる塾にしようと思って今年の春まで塾生も我々も頑張ってきました。志望校全員合格の大目標を今年は達成できませんでしたが、塾生一人ひとりの頑張りは見事でした。それを記憶に留めておくためにも、今春より高校進学先を塾通信でご報告いたします。尚、この数値を広告等を使って大手塾のように、「○○高校□名」と謳うようなことをするつもりはありません。この数値には表れない『努力の軌跡』を重んずる塾であり続ける方針は変えておりませんこともご承知くださいませ。

以下に進学高校名を記載。
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この文章と進学一覧を読まれて、一人のお母様から以下のお返事をいただいた。
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高校進学先を公表することに何の意味があるのでしょうか?必要があるのでしょうか?何のために知りたいのでしょうか?先生が書かれる『努力の軌跡を重んずる塾』と結びつきません。結果の出ない子にとって塾に通うことが苦痛になりませんか?
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今回の通信で進学校を掲載したことで「通われる塾生さんの頑張り度が分かって良かった」と言う意見と今回のような意見もあった。
中3生が8名だった頃は、『○○高校 □名』なんて謳うことなど考えもしなかったし、そういった塾ではないと自分に言い聞かせていた。第4期生を送り出すようになって中3塾生も50名を数えるようになって、数字の魅力が私の頭を過ぎった。「そろそろ進学実績をご紹介してもいい時期かな・・・」って。昨年の『実績を知りたい』と言う声もあったので私は掲載に踏み切った。生徒達の頑張りと言う数字の魅力に憧れて・・・。

そんな中、今回のお手紙。
こういったお手紙は本当に私の羅針盤修正に直結する。上野塾は大手塾じゃない。個人塾として地域に根ざした塾をこれからも突き進む。大手塾のような真似をしてどこを目指すのだ。昨日も「部活動の夜練があるから別曜日に対応していただけませんか」という保護者様からのご意見もいただいた。大手塾は「この時間割に合わせてください。できません」と対応するだろう。上野塾は「現状難しくてもなんとかしてみます」とまず言える塾でありたい。上野塾は地域の子どもさんや保護者様の応援団なのである。

個人塾が大手塾の真似事などして何になる。個人塾は個人塾にしかできない地域支援に徹してこそ、愛される塾へと昇る資格があるのだと痛感した。
通信のお返事用紙でどれだけ私は助けられたことか・・・。
思い切って通信のお返事を書いていただけたお母様、本当にありがとうございました。
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上野塾本校の看板灯

2009-04-26 | 塾長日記
本校の夜の道は暗い。
ずーっと気になっていた。



妹の旦那が「看板にライトを取り付けましたから」と言ってくれた。
これで夜の保安にもなるし、地域の皆さんへの目印にもなる。



ずーっとずーっと地域に根ざした塾でありたい。
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若き教師達へ

2009-04-23 | 塾長日記
何故、教師の仕事に就こうと考えたのか?
夢を忘れていないか?
根幹を見失っていないか?
自分にできることを惜しみなく出しているか?

若き教師は目の前の子どもが可愛くてしょうがない。可愛い子どもを可愛いだけで終わらせない、子どもが成長していく過程で、自分に厳しく、自分で生きていける強い子どもに育つよう一緒に伴走してあげるのが教師として忘れてはいけない務めだと思う。

本気になって、時には一緒に悩んでやったり、もの凄い吸引力で引き上げてやったり、子どもを真剣に見ていれば「こいつには何が必要か?」が見えてくる。これが気づかない者は教師を辞めたほうがいい。

教師としての職に誇りを持って、今日の自分は目の前の子どもにどんな影響を与えることができたかを毎日振り返る人生であって欲しい。妥協はして欲しくない。妥協する教師を望む親は誰一人としていない。教師が本気の気持ちで接すれば、子どもも親も本気になれる。

そんなことを感じた昨日の夜であった。
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Ichiroって、本当に神じゃない?

2009-04-16 | 塾長日記
今日はIchiroにとって開幕戦。
今、Ichiroの本日の活躍を見た。
張本氏に並ぶ記念すべき『3,085本目』をいきなり、満塁ホームラン・・・。



本当に華がある男ですね。
本当に「神」だよ。
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2010年度 高校入試日程発表

2009-04-14 | 塾長日記
今朝の新聞で来年度の高校入試日程が発表された。
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特色化選抜:2月9日(火) 発表:2月17日(水)
一般選抜:3月11日(木) 発表:3月17日(水)

今回は諮問会から県教育長に答申された改善策に則って以下のように決定した。
※調査書評定は、中1の評定+中2の評定+(中3の評定×2)の合算。

・特色化選抜募集定員を全学科で50%~10%とする。
・特色化選抜の調査書と学力検査比率範囲を7対3~3対7の範囲とする。
・特色化選抜では、学力検査+面接、小論文等の組み合わせを実施する。
・一般選抜の調査書と学力検査比率を5対5に統一する。
・一般選抜で普通科出願は同校の理数科・英語科を第二志望にできる。

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まずは、調査書の3年次評定の2倍化が受験生にとってはここでもう一度巻き返しの大きなチャンスが貰えたのだ。中3として新たなスタート切ったばかり。今年は早めに受験を意識した者はチャンスが広がる。

今までの特色化選抜では普通科は定員20%となっていたが、今年からはその上限が50%となった。すべてが50%になるとは限らないが、少なくてもこれまでのような「特色化合格は一握り。大半は一般選抜で勝負だ」から「広き門となった特色化で通って行け。特色で受からないと狭められた一般選抜に挑むことになる」と言う声も聞こえてくる。

この時期の受験生に伝えたいこと。
①中3の学校授業を大切にする。提出物、期限を守る。
②1学期の期末試験から入試が始まっている。
③志望校を明確にして、それに突き進む。
④志望校の特色化選抜では学力検査+小論?自己表現?面接?を掴む。

今回の改善策がどのように受験生にとって改善されるか、またどんな問題点が浮上するかを掴んで、この受験RUNの羅針盤をきっちり方向付けするのが私の大きな役務だ。
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志望校色紙

2009-04-11 | 塾長日記
今年の受験生が志望校色紙を書く時期になった。提出期限は本日4月11日。
昨日の授業でも色々質問が出た。

「まだ決まらないのでどうしたらいいのですか?」
<お返事>
来年の4月に自分がどうなっていたいのかを早い時期に考えて、それに向かう戦闘態勢を整えて欲しいのです。自分の夢を描くのです。夢を決めたらそれに突き進む1年を過ごして欲しいのです。今までの1年とは違うのです。自分の夢を持つのです。いいですか!こんな志望校色紙も出ていますよ!



「色紙に書いた高校と実際受験する高校が違ってもいいのですか?」
<お返事>
いいじゃないですか。それが今年の証です。4月に持った夢をそのまま実現できたのならばそれはすばらしいこと。それが違った高校になったとしても違った目標や夢が出てくることだってある。自由にみんなは自分の将来を描いてみるのです。

「失敗したのでもう一枚下さい」
<お返事>
自分の失敗は、自分で補いなさい。人として当たり前のことですね。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

去年の塾生たちの志望校色紙を本校の天井に移した。
もちろん芥見校の子ども達のも持ってきてある。全部で118枚。
巣立って行った塾生たちがいつも後輩や上野塾教師を見てくれているよ。



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今日で新年度授業、ひと回りするね

2009-04-09 | 塾長日記
先週の4月3日から始まった新年度も今日でひと回り。
1ヶ月の体験を終えて、正式に上野塾に入塾してくれた塾生も元気に登塾してくれています。嬉しいです。

今週の土曜日からはいよいよ新中3の高校受験講座がスタートします。
この時期の受験講座はまだ部活があるので全員参加にはなりませんが、21名の受講生でスタートになりました。クラス分け、教材セット、授業カリキュラムと課題指示書も完成しています。

また5月の3日に行う「塾生親睦会 BBQ&綱引き&川遊び」の受付も始まりました。施設の関係で50名定員です。現在13名の申込です。亀山先生が今回のリーダーです。きっと楽しい時間をみんなにプレゼントしてくれるよ!
〆切は4月20日です。急いでくださ~い。
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準備万端です

2009-04-06 | 塾長日記
今日は芥見校中3生の新年度初回登塾日。
新年度教材、毎月の塾通信、成績カルテの模試結果記入、志望校色紙とかなりの量の配布物がある。

これを授業開始に、ばらばら配ることは私が望む姿ではない。
自分の新しい席次には、すべての配布物が揃っておいてある。
「おっ、凄げ~!」と子ども達が思える状況で迎え入れたい。

いよいよ新年度。この学年の子ども達とは今年真剣勝負が始まる。
妥協のない、『本気のやる気』を早い時期に見せなさい。
そのやる気に我々は必ず応えますから。

準備万端です。
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地元の祭り&塾屋のオッチャン新年度会

2009-04-06 | 塾長日記
昨日は地元の子ども御輿。
今年も参加・・・。毎年出ている・・・。なんだかんだの役を頂いている。

まずは祭り元のお宅まで子ども達を引率。
そこでちびっ子達の写真をパチリ。
誰だろう?ねっころがっているちびっ子は?



可愛いよ。こんな頃ってみんなあったんだ・・・。



上野塾前の街道を御輿が通る。



今度は中学生御輿が上野塾前を通る。



神輿は地元の神社に入って行って、いよいよ餅撒きが始まる。



餅撒き行事が終わって、御輿を片付けて、御輿反省会。
それが終わるや否や、塾会メンバーとの「新年度会」

こういった一杯飲み屋が私たちは大好きなのです。



道行く人がこちらを見て「変なおっさん達!」の目で私たちを見て行く。
そんなこともお構いなしの4名のおっさん達



私は地元の御輿担ぎをしていたが、残りの3名の塾長たちは、花見を昼間っからやっていた。さぞかしお疲れであったでしょう。





今日は楽しいお酒がいただけました。
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黒板新調

2009-04-02 | 塾長日記
この芥見校のブルーボードは1994年から使っている。足掛け15年使ってきた。ブルーボードは見た目も綺麗で私のお気に入りの黒板であった。
15年経っても黒板はピカピカです。子ども達がきっちり磨いてくれていますから。



しかし、こんなピカピカの黒板でも15年も経つとチョークの載りが悪くなる。赤チョーク・黄チョークはとても見づらい状況になっていた。私が生徒席に座って黒板の字を見ることはあまりないので黒板の危機感をあまり抱いていなかった。

ところが先日の「塾会」の模擬授業を最後尾の席で見ていたら、『これはいかん』と言うことに気がついた。すぐお世話になっている業者さんに電話をして、教室が休みになっている日に黒板をリニューアルしてもらうことにした。



これはいいよ。こんなに鮮明に書けるんだ!!


明日から新年度、子ども達もびっくりするだろう。
そして喜んでくれるだろう。
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