goo blog サービス終了のお知らせ 





お知らせ 


gooブログのサービス終了に伴い、Amebaブログに引っ越すこととなりました。
ブックマークされている方は以下のURLに変更していただけると幸いです。
https://ameblo.jp/uckeymouse2/
タイトルは変わらず、「うっきーマウスの食いだおれ七転八起」
引き続きお付き合いほどよろしくお願いいたします。

※サービス終了までこちらもAmebaと同じ内容を更新いたします。



ソウルに行ってきたなり~



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3日目
2009.01.08

さ、いよいよ最終日。
昨日の朝、出遅れた分「今日は朝から頑張るわよぉ~」と8時に起きて活動開始。
↑8時で早いのかよ!
今回の旅は、食事にあまり恵まれていないのよねー。
朝ご飯はどうします?
いつも行ってるお粥屋さんに行きたいところだけど、何しろ反対側からアクセス(いつもは明洞から出発)したことがない。
入り組んだ路地にあるから、行き着けるかどうか自信ない。
そうなのよ~。
目印の建物の文字が読めないから、道順でしか覚えてないの。
だから、反対側から行く、なんて単純なこともなかなか難しい。
道に迷ってイライラするより、どうせ食にはツイてないんだから、諦めてホテルのレストランで食べることにした。
いやー、ところがコレがなかなかHITでしてねぇ。
ブッフェとお粥しかやってなかったんだけど、お粥の客は狭い部屋に通されるの。
↑ブッフェの場所は、他のホテルも同じような感じ。
コレが貸切状態よ。
25階からソウルの町並みを眺めながら、のんびり朝食。
いやー、この2日間バタバタしてたから、コレは寛げたね。
お粥の味も上品でねぇ。
美味しかったですよ。
私とママが食べたあわびのお粥。
ただキムチが3口くらいちょこんとさらに載ってるのは、寂しかったなぁ。
やっぱりドンと壷ごと置かれないとねー。(笑
キムチ好きではないけど、当たり前の光景がないのは寂しい。

今日の予定は、ロッテデパートでキムチを仕入れて、明洞で化粧品を買い足して、お昼を食べること。
まず、ロッテデパートに行きたかったんだけど、10時半からなんだよね。
で、何を考えたら、フラフラ~とロッテの免税店に入ってしまったんだな。
子も同然夫婦に2人目の子供が生まれたから、その子のためにファーストシューズを買おうと、エルメスへ。
思ったものがなくて、「さ、出ましょ」と思ったら、ママが熱心にスカーフを見ているではありませんか。
ええっ!我が母、ブランド物に興味があったんですか?
ここで私も止めればいいのに、「出して見せてもらったら?」と言ってしまったんですな。
ハイ、いろいろ出してもらって首に巻いたりして、ママもまんざらでもない様子。
またここでが止めればいいのに、「お母ちゃん、それ、買ってあげるよ」
なんですとぉ~!!
おかん、あんた、断るよね?
昨夜、東大門で服やら革製品をあれほど「買ってやる」と言っても、頑なに断り続けた貴女だもの。
当然断りますわな。
ママ「そう?悪いわぁ~」
ええっ!これを買えと言うんですか!?
昨夜頑なに断り続けたのは、ほんまにいらんかったからなんですね。
あああぁぁぁ~。我が母、ちゃっかりしてるのう。
まぁ、親孝行の旅、しょうがないか、トホホ。
もう2度とママを連れて免税店になんか行かないわよ~。

さ、気を取り直して、明洞でお買い物がてら昼食。
途中こんなものを仕入れながら、ママの希望でビビンバを食べに全州中央会館へ。
ビビンバ、最初食べたときほどの感動はないですなぁ。(笑
日本でもそこそこ美味しいものが食べられるようになったしね。
って!?実は私、おこげがあまり好きではないのだな。ハハ。
一緒に頼んだチヂミ、昨夜ドゥーレで食べたのとは比べ物にはなりませんが、やはり日本で食べるより美味しい。
でもね、ちょっとこういうの怖くてねぇ。
メニューは当然読めないし、日本語のメニューは簡単に名前とこんな感じのものよ、と書いてあるだけでしょ?
フツーに牡蠣が入ってたりするからさぁ、ビクビクもんよ。
食べる前に念入りに調べないとねー、お行儀が悪いけど、箸でブスブス刺したり、解体してみたりしてたの。
幸いココのはアサリでした。
ふぅ~。めっちゃ慎重でしたよ、私。(笑
旅先で中るようなことだけは絶対に避けたいものね。ホホホ。

昼食後は、ロッテデパートで預けた荷物(先にいるものを買い物してた)を拾って、デパートの前からタクシーに乗り込む。
このタクシーの運ちゃんがやたら乱暴な運転をするのよ。
何をそんなに急いでいるのって!
「コレは一言注意せねば」と思っていたら、運ちゃん、私たちの泊まってるホテルからどんどん離れていくではありませんか。
↑明洞からホテルまで車で10分も掛からなくて、ホテルが見える。
なんですとぉ?あんた!道間違えてるじゃん!
「ちょっと間違えてるじゃん!」「違う、違う!」と注意する度に運ちゃんは、違う方向へどんどん進む。
どうやら、めっちゃ焦っているらしい。
何度もホテルの名刺を見せて、「だからね、ココが何とかギルで、ホテルはココ!」と説明しながら、怒鳴りましたよ。(笑
何とか私たちの指示でホテルに着いたら、メーターは5000W超を表示。
明洞からホテルまでは3000W弱で来れるはず。
ここで、「私は5000W払うのが嫌だ」と自分から言うのは嫌だったの。
だって、私が間違えたわけじゃないのに、わざわざ交渉のためにエネルギーを使うのがどうしても嫌だったの。
だから、「HOW much?」あんたがいくらか決めろと言った。
そしたら、運ちゃん、ものすごく謝ってて、「3000W」と言ったので、許してやった。
↑オイオイ!えらい上から目線だのう。(笑
何度も何度も謝って気の毒なくらいだったけど、あんな乱暴な運転をして結果倍の時間を掛けてどうするよ。
って!?あんたもめっちゃ急いでたわけでもないし、150円くらいのことでそないに目くじら立てなくてもぉ。
ふふふ。失礼しました。

さて、ホテルにお迎えが来てバスで空港へ。
↑送迎とホテルのみのツアーで行った。
私たちの前に座ってた4人組の若いお嬢さんがさぁ、揃いも揃って新品の明らかにバッタもんのブランド物の嬉しそうに持ってるのよ。
うーん。どうなんでしょうなぁ。
私、バッタもんを持たれるもの嫌なんだけど、それ以上にさぁ、とりあえずスーツケースの中に隠すとかしないこの緩さが嫌なのよ。
こんなん税関通るときに、目に付くじゃん。
新品で粗悪なバッタもんを持って、ソウル帰りの客が堂々と税関を通れると思っているんだろうか。
私なら怖くて出来ないよ。
軽い気持ちで買って、あとでしょうもないしかも長い説教されるなんて、真っ平ごめんだし、その場で没収されたらさぁ、悲しいじゃん。
例えバッタもんでもお金を払ってるんでしょ?
お金がもったいないよ。
たぶん彼女たちには事の重大さがわかってないと思うけど、同じ悪いことをするならもう少し知恵をつけて欲しいわ。
に言っていたら、「人は、痛い目に遭って学んでいくんだよ」と。
ちゃんと学べたらいいんだけどねぇ。
そんなことを考えてたら、空港に到着。
チャックインしようと並んでた私たちの前の30歳を越えているであろうの妙齢の女性も、嬉しそうに新品の粗悪なバッタもんを持っていた。
トホホ。
いい歳して恥ずかしいがな~。

飛行機は相変わらず揺れたけど、幸い酔わなかった。
ふぅ~。
夕飯は帰る途中で食べる予定だったので、機内食はパス。
ママが食べていたのを見たら、恐ろしく不味そうなチラシ寿司だった。
無事名古屋に着いて、荷物を待ってたら、ママが突然
「ココで待ってて。船の時間を見てくるわ」
うん?ママ、船の時間を見てココに戻ってくるつもりですか?
↑私は、船の時刻表を印刷して持っていたのに!
それは無理です。(笑
おとなしく荷物を待って、税関を通って出ましょうね。
税関を通ってようやく外に出てママの荷物を送ろうと宅配コーナーに行くも「実家の住所へは、明後日届けしか出来ない」と言われる。
ママは、どうしても明日友達にお土産を渡したいんだな。
だから、「何としても荷物を明日中に届けて欲しい、届けられないのなら、持って帰る」と言う。
うーむ。困ったのう。
年寄りに重い荷物を持たせて帰すのも心配だしのう。
「車で家まで送る」と提案するも、「気を遣うから嫌だ」と言う。
ったく・・・どうしろと言うんだい?
なら、持てないフリをして誰かに手伝ってもらいなさい。
スーツケースならきっと誰かが助けてくれるよ。(笑
と無責任なアドバイスをする。オイオイ!
津に着いたら、友達に迎えに来てもらうということにして、我々はママを残し先に帰ることにした。
結局、ママは船のおっちゃんに荷物の移動をしてもらって、対岸へは妹に迎えに来てもらって快適に帰ったようだった。
あー、よかったよかった。

今回の旅は、本当に慌しくて、もう少しちゃんとプランを立てて地図をもう一度ちゃんと頭に入れておくべきだったな、と。
↑調べたら、前回の訪韓は5年前だった。そら忘れてるで。
まぁ、ママはソウルより台湾の方が気に入っているみたいだけど、それでも私たちとしては充分な親孝行が出来たのではないかなー。
って!?自分で言う!?
何にしても、には、ママにあんなに良くしてくれて本当に感謝です。
ありがとう。
そして、このまたくだらない旅行記に最後まで付き合って下すった皆様、ありがとうございました。
また近いうちにソウル旅行記が登場するかもしれません。(笑


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東京に行って来たなり~3



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1日目
2008.09.13

ママとは名古屋駅で待ち合わせ。
うん?2泊するだけなのに、その荷物はなんじゃあ???
ママの荷物を持って、再び驚く。
↑一応年老いた母親なので、荷物を持ってあげたのよ。
なんじゃあ???この重さは!
ねぇやんにお肉を持って来たのよ」
ええーっ!?お肉かよ!しかし、この重さは何kg持って来たんだ?
「うーん。3kgはあるかなー」
オイオイ!勘弁してくださいよ。
持って行くのも大変だし、だいたいねぇやん1人暮らしなのにそんなに食えないじゃん!
いきなり不機嫌になりそうな私。
ママはとってもハイテンション。先が思い遣られるぅ~。
無事新幹線に乗っても、ハイテンションなママは喋りまくる。
「誰々の息子が今度ハワイで結婚式を挙げるらしい・・・誰々の旦那さんはいよいよボケが入ってきたらしい・・・」などなど。
うーん。ソレ、私にとってはどうでもいい話だよなぁ。
朝早くて眠い私、心の中で「寝かせてください」
と言えるわけもなく、優しい娘は(笑、「うんうん。そうなんだー」と2時間弱付き合う。
この辺りで既にお疲れね。ホホホ。

お昼は、ねぇやんと待ち合わせてマンゴー・ツリー
↑ねぇやんが先に並んでくれていた。
ねぇやんがちょうど席に案内された頃、私たちはエレベーターに乗るところだったので、正にグッドタイミング!
夜には何度か行ったことがあるけど、お昼のブッフェは初めてで、じゃんぼおかんの記事を見て、一度行ってみたいと思ってたんだ。
席は窓際で抜群の景色だけど、何しろこの日は30℃を超える暑さ。
大きなガラスの窓際は、ちとキツイかった。
お料理2回とデザート1回。
じゃんぼおかんも言ってたけど、ちょっと辛さには不満が残るね。
お昼は万人が食べられるような味付けにしているんだろうか。
確かにお子様もいたしなぁ。
わたしく置いてあった唐辛子をもらってきましたよ。
鶏のから揚げの甘酢和えとエビワンタン揚げ(?)が美味しかったなぁ。
で、その場で作ってもらえる汁そば。
写真を撮り忘れて、汁だけです。(笑
確かトムヤムクンスープとチキンスープがあって、私はトムヤムクンスープにしました。
これも不味くはないけど、「あー、ダメだダメだ」と止められなくてついつい後を引くものじゃないよね。
これで2700円だったかな。(笑
うーん。やっぱりココは夜の方がいいな。

さて、そんなに食べたわけでもないのにお腹一杯で苦しい我ら。
地下の明治屋をブラブラした後、私とママ東京ドームへ、ねぇやんはママの大きくて重い荷物と私のコンパクトだけど重い荷物を抱えて自宅へ。
駅に着いたら、ドームまで脇目も降らずスタスタと歩き出すママ
以前から「そうじゃないかな」思っていたけど、彼女は私に輪を掛けた超せっかちらしい。
「うきちゃん、21番ゲートはこっちだよ。早く早く!」
も~、あなたに見えてるもんは私にも見えてますって!
そんなことより私にもチケットをくださいな。
↑自分だけチケットを見せて入ろうとしてた。
大騒ぎしてようやく席に着いたら、なんと内野席の3列目よ。
あのぉ、私、こんな前でなくてもいいんですけどぉ~。
つうか、トイレに行ったり、何か買いに行ったりするのにいちいち階段を上るのがシンドイんですけどぉ。
いきなりテンション下がりまくりの私。
ふぅ~。野球って、何時間くらいやってるものなの?
東国原知事の始球式で始まりました。
わかるかな?わからないだろうねぇ。(笑
一応ルールは知っているものの、この日はホームランが単発で何本も出るかなり大味なゲームで、元々興味のない私には退屈この上ない。
何よりあのプラスティックの椅子に座っているのが嫌で、売店をウロウロしたりしてほとんど席にはいなかったよ。
オイオイ!あんまり暇でこんなどうでもいいような写真を撮ったりね。
それにしても!選手が出てくるときのそれぞれのテーマソング、あの趣味の悪さは何なんだろう?
「トレイン♪トレイン♪走ってゆけぇ~トレイン♪々どこまでも~」って。
どこまででも走っていってくれや。(呆
周りの人は皆楽しいんだろうし、必死で応援してるのもわかるんだけど、耳元でメガホンを叩くのは止めてくれや。
↑興味のないもんが観に来るなつう話なんだけどさぁ。
そして、観客皆が監督になるのは止めてくれや。
「原、ココは誰々じゃなくて誰々だろ」とうるさいったらありゃしない。
あんたら、監督じゃなくてただの客ですからぁ~!!
と4時間ほどの拷問のような時間でしたわ。(笑
それでも最後のヒーローインタビューまで観て、ねぇやんちに戻った。
帰り道でも、足の悪いママのためにエレベーターを探してキョロキョロしてたら、ママ「うきちゃぁーん、出口はこっちこっち!」と大きな声で叫ぶ。
ママぁ~、私にも出口の文字くらい見えてますからぁ~!!

夕飯は、ねぇやんちの近所のちゃんこ屋「深川」で。
湯葉のお刺身がトロッとして美味しかったなぁ。
私、歯ごたえのあるむにゅむにゅした湯葉より、トロッとした方が好き。
↑言っていること、わかります?
暑い日だったので、じゅんさいの酢漬けも喉を通すのにとっても気持ちよかったわ。
私、じゅんさいの食感、本当に好き。
たぶんバケツ一杯出されたら、全部食べちゃうんじゃないかなー。(笑
それにしてもここのおっちゃんは、お喋り好きで気のいいおっちゃん。
「母を連れて来たんです」と言ったら、「コレ、お母さん食べて」と出してくれた。↓
名古屋の手羽先ですな。
あの甘くて胡椒辛い、まんま手羽先ですよ。
私とねぇやんもご相伴にあずかって、ラッキーでした。ホホホ。
物をもらったから言うわけじゃないけど、楽しくて親切でいいおっちゃん。
おっちゃんのトークは、田舎のおばちゃんの心を鷲掴みよ。
ママもとっても楽しそうにしてましたわ。
よかったよかった。

さ、ねぇやんのせっばい部屋で、3人で川の字になって寝ましょうかねー。


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東京に行って来たなり~3



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2日目
2008.09.14

本日は私のメインエベントと言ってもいい歌舞伎観劇の予定。
いそいそとお昼前に銀座に出ました。
ちょうど銀座に来たんだから、昨日だかにオープンした話題のH&Mでも「ちょいと覗きましょ」とかるーい気持ちで出掛けましたらば!
たぶんオープンして30分ほどだと思うんだけど、既に「2時間待ち」の列。
ココは確か7丁目のはずなのに!
「列の最後尾は8丁目の交差点を曲がったところです」
オイオイ!マジですか?
この日も30℃を超す猛暑、んなもん並べるかいな!
いやいや、たーくさん並んでいる人はいました。(笑
運良く買い物をしてここの袋を持ってる人を見ても、羨ましいと思うよりは「アホか?」と思ったわたくしでありました。
だって、あんな安物の衣料を買うために2時間よ、2時間。
賢い人がやることじゃないよ。
↑決して悔し紛れじゃない。(笑
ただ待ってる人に配ってたロゴ入りのキャンディーは欲しかったなぁ。
ま、もちろんそんなものをもらうために並べないんですけどね。ホホ。

あの辺りのお店を覗いてブラブラしてたら、すっかりお昼の時間。
目に付いたスペイン料理屋の「びいどろ」入ってみた。
前菜・メイン・パエリア・デザートのランチコースを注文。
前菜の魚介のマリネ。
ま、これはビネガー風味のフツーのマリネね。
私は全然平気だったけど、ブロッコリーがほとんど生状態だった。(笑
ねぇやんは、ちょっと嫌だったみたいだけど、茹で過ぎたブロッコリーほど気持ち悪いものはないからねぇ、私はコレでOKよ。
次は鶏とジャガイモのオリーブソースの何ちゃら。
この鶏はパサパサしてなくて、非常にジューシーで美味しかったですよ。
横にちょこっと写ってるスペインのパンをソースにつけて食べると、止められなくなりますな。
「デザートは虎屋でしよう」と言っていたので、私はちょいとセーブ。
それなのに!ねゃんママもそのことを忘れてか、パンを全部食べちゃったのよ。
内心「大丈夫かな?」と思っていたんだけど、やっぱり大丈夫じゃなかったみたいで、「今すぐ虎屋になんか行けないよ」だって!
あんたたち、なんでちゃんと計算して食べないのよ~!!
きっとお茶の時間には虎屋も一杯で行けなくなるよ。
↑案の定、すごい人が並んでて入れなかった。
悲しすぎるよ。
もう既にお腹一杯になりつつある我らの前にやって来たパエリア。
魚介のダシの効いたアルデンテのあるパエリアでした。
コレはかなり私好みだったんだけど、アルデンテ過ぎてママの口には合わなかったみたい。
と言っても、意地汚い彼女、ちゃんと自分の分は食べていましたよ。
ふふふ。血は争えないわね。
デザートはショコラケーキとラムレーズンのアイスクリーム。
どちらも私が苦手なもの。
アイスクリームはレーズンを避けて頂きました。
子供みたいでしょ?(笑
ケーキの方は一口食べてみたけど、きちんと作られたちゃんとビターなチョコを使ったケーキでしたよ。
これで1800円です。結構お値打ち。
とにかくお腹が空いていたのでどこでもよかったんですけど、まぁまぁ当たりだったようですわ。

さ、お腹一杯になったし再び銀座を散策。
と言っても、何しろ暑い!
結局、木村屋のあんぱん(何故か銀座に行くと買ってしまう)と鳩居堂で進物用の線香と普段使いの線香、ポチ袋を仕入れただけだった。
あの例の真ん中にのしの掛かったやつじゃなくて、もっとカジュアルなポチ袋が欲しかったのよねー。
しかしまぁ、私にとって、鳩居堂つうところは危険なところだわ。(笑
私、香り物にも弱いし、文房具にも弱いのよ~。
放っておいたら、半日は遊べるところだよ。

さてさて、初歌舞伎座
4時半開演だったので、4時少し前に行ったんだけど、まだ昼の部が終ってなかったみたいで、歌舞伎座の前は人人人。
何度も言うけど、この日は暑かったんですよ。
さっき買った進物用の線香はずっしりと重くて手に食い込んでるし、帰りたくなりました。
↑何で買ってしまったんだろう?
それにしても!
すごいのはさぁ、正味15分くらいで客入れをしちゃうんだよ。
「こりゃ、4時半には開演しないな」と思っていたんだけど、なんのなんの!4時半きっかりに始まりましたよ。劇場側もすごいけど、客もすごいなー。
一幕目は「近江源氏先陣館ー盛綱陣屋ー」
吉右衛門さんが佐々木盛綱役でございます。
吉右衛門さんを生で見るのは初めてだけど、お兄さんより上手いですな。以前、幸四郎さん「一本刀土俵入り」を見て、「大根だなー」と思ったのよね。(笑
彼はきっと歌舞伎より現代劇の方が才能がある。
↑何をえらそうに言う!?
話はHPを見てもらったらわかると思うんですけど、大好きな左團次さんも彼らしい役で出てたし、玉三郎さんも相変わらず所作がきれいでしたわ。
実は以前に彼の「藤娘」を見て、あまりに美しくて泣いたことがあるんだな、私。(恥
あー、それにしてもお顔が良く見えなかったのが残念。
だって、私の席から見える舞台はこんなんなんだもん。
ほんまに米粒と言っていいほどですよ。(笑
よかったことと言えば、芝翫さんのお顔がよく見えなかったことかな。
やっぱりさぁ、ご高齢の女形の方って、キツイじゃない?
大変失礼だとは思うんだけど、キレイなものが好きな私にとってはありえないんですよね。
オイオイ!
この話はよく出来てる話だし、私は退屈することなく観れましたが、ママは途中ウトウトしていたようです。ハハハ。
続いて、「干支に因みし戯れ絵の趣親子鷹ー鳥羽絵ー」
まぁ、コレは宝塚でいうところのレビューってやつでしょうか。
違いますか?ホホホ。
ま、お口直しのソルべつうところですか。
最後は、所謂世話物の「天衣紛上野初花ー河内山ー」
時間は4時間ほど。さすがに疲れました。
何しろ劇場内が暑い。
そして、私たちの席がめっちゃ狭かったので、それだけでもかなりのストレスでした。
今度行くときは、間際じゃなくて事前にちゃんといい席を取ってから行かなきゃ!ですわ。
ま、暑かったり狭かったりシンドイことが多かったんだけど、私、やっぱり歌舞伎は好きだわ。
また行きたいっ!

ドロドロに疲れて電車でねぇやんちに戻る。
結局、お弁当も食べなかったし、夕飯を食べてなかったのよ~。
ねぇやんちの近所でラーメンを食べてこの日の〆。
とっても残念だけど、ちゃんと食べるのも面倒なくらい疲れてた。
そして、布団に入ってバタンQ。


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東京に行って来たなり~3



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3日目
2008.09.15

さ、いよいよ最終日です。
またダラダラと用意して、お昼前にタクシーで東京駅に行き荷物を預け、浅草へ。
浅草寺でお参りして、少しだけパパの思い出話。
「ここでパパはこんなことをしてた」「こんなことを言ってた」とね。
考えてみたら、泊りがけで家族旅行ってのは、パパがいなくなる数年前ねぇやんを訪ねて東京に来たのが初めてだったんだよね。
↑パパが忙しくてそんな余裕はなかった。
私たちには、思い出らしい思い出がない。
これからだったのになー。
ま、ママは、パパの分まで行きたいところに行って、したいことをしているようだから、私たちが心を痛めたり後悔したりすることはなさそう。(笑
ママのパワフルさには、本当に感心する。
電車の乗り換えもスタスタと先に行っちゃうし、電車のドアが開いた途端に飛び込んで席をちゃっかり確保してた。
「うきちゃぁーん、ココ!ココ空いてる!」と叫ぶのだけは勘弁して欲しかったけどね。
ホホホ。
お参りを済ませた後は、ねぇやん
「ベタやけど、今半ですき焼きが食べたい」と言う。
↑別会社で3つもあるのねー。私たちが食べたのは今半別館。
時間帯がよかったのか、待たずに席に着くことが出来た。
周りを見渡して、皆さんどんなものを食べてるのか観察。
隣のカップルのお肉は見るからにバラ肉だった。(笑
お店のおばちゃんが「ランチは安いけど、↑お肉はねー」とイマイチな様子で言うので、通常メニューのすき焼きセットを。
いいお肉を食べ慣れている我らにとっては(笑、こんなものかと。
実は私、すき焼きを外で食べるのは初めてかも!?
いや、和田金であるかなぁ。どんなんだったか覚えてないや。
ふふふ。
いいのです。浅草ですき焼きを食べる、コレが目的!
関東の割り下、初めて。
もっと濃い味を想像してたんだけど、案外あっさりしてました。
これなら結構食べられるかも。
めっちゃ美味しい心に残るものじゃなかったけど、いい思い出にはなりました。
って!?感想になってない?
だって、お肉だったら実家でもっと美味しいものが食べられるしねぇ。
お店の雰囲気って言っても、幾つかテーブルの並んだ座敷だったしね。
不快じゃなかったけど、やり手のおばちゃんが仕切ってて、めっちゃ怖そうで・・・。(笑

食後は、本日のメインイベント、浅草演芸ホールへ。
チケットを買おうと思ったら、ココは朝から晩まで座席指定ナシの通しで2500円なんですって!
入れ替えナシで朝から晩までですか?
つうことは、12時前から9時過ぎまでいて2500円ですか!?
うわっ。こんなん近所にあったら、プログラム毎に来ちゃうよ。
窓口にこんな張り紙があったんだけど
>「シニア料金」を諸般の事情により平成20年2月9日より廃止することにいたしました。
ハハハ。当然だよねー。
客はシニアばかりだもの、皆割り引いてたら商売にならない。(笑
私たちは落語・漫才・マジック・講談と11組ほど観て、4時間弱ですか。
結構元を取った感じでしょ?
プログラムには、神田紅さんの名前があったので楽しみにしていたのですが、実際に出ていらしたので日向ひまわりでした。
がっかり?いいえ、この方、品があって聡明そうで、お上手なのよ。
もちろん真打ちなんだから、お上手なのは当たり前ですけど・・・。
思わず聞き入っちゃいました。
女性で初めて寄席デビューをなさった紙切り芸人(たぶん林家花さん)もまだ緊張なさっている様子でしたが、初々しくてよーござんした。
あ、玉川スミさんもご健在でしたよ。
苦労なさった方が歳を取ると、どうも説教臭くなるのがいけませんな。
もっとヒョイヒョイとやってくれないとねぇ。
説教を聞きに来てる訳じゃなくて、笑いに来てるんだからさぁ。
昼の部の最後まで観たかったんだけど、新幹線の時間があったので残り2組を残して泣く泣く出ました。
うーん。残念。トリの落語が聞きたかったぁ。

東京駅で荷物を引き取って、お土産を仕入れて予定の新幹線に乗ったんだけどさぁ。
ママの大量の重いお土産を担いの移動で汗びっしょり。
行きも帰りも彼女の荷物に悩まされる羽目になるとは・・・トホホ。
ふぅ~。もうヘトヘトよ。
車内販売でコーヒーを買おうと思ってたのに!待てど暮らせど車内販売が来ないの!
↑連休最終日の上に博多行の最終だったらしくめちゃ混みだった。
イライラしながら待つこと1時間、静岡を過ぎてようやくやって来た。
ママなんか私のコーヒー代と自分のアイスクリーム代の硬貨を1時間ずっと握って待ってたよ。(笑
そうこうしている間に名古屋に着いた。
何だか帰りは早く感じるわぁ。

時間は7時前。
行きから「味噌煮込みうどんを食べよう」と約束してたんだ♪
またまたママの重い荷物を抱えての移動は拷問のようだったけど、味噌煮込みうどんのためならぁ~。(笑
私が頼んだ名古屋コーチンの味噌煮込み。
もちろんご飯付ね。
本物の名古屋コーチンかどうかはわからないけど、とりあえずブロイラーじゃなさそうなお肉でしたよ。(笑
まあねぇ、味噌煮込みうどんとご飯で2300円(はしたと思う)つうんだからブロイラーじゃ怒るよね。
ココ、山本屋本店はお漬物がサービスで出るのね。
これがタダの塩漬けでどうってことないものなんだけど、上品に盛り付けてあって何となく美味しそうに見えません?
ほんまに大したことないのよ。
だけど、コレが出てくると嬉しくなるのよねー。
別にお代わりが欲しい訳じゃないのに「いかがですか?」と聞かれたら、「じゃ、お願いします」とか言っちゃうの。
で、無理して食べなきゃいけない羽目になっちゃうの。(恥
まったく意地汚いでしょ?
ママも疲れが出てきたようで・・・
こんなんになってました。
「何か怒ってるんかい!?」って顔してるでしょ?(笑
いやいや、最後まで喧嘩はしなかったですよ。
しかし、この布のエプロンはありがたいやねー。
確か、山本総本家は紙のエプロンだったような気がする。
ふぅ~。
お腹一杯になったら、私もドッと疲れが出てきた。

またまたまたママの重い荷物を抱えて、近鉄の駅に向かう。
ココでもまたママ「うきちゃん、こっちこっち!近鉄って書いてあるよ!」と叫ぶ。
ママ~、貴女より私の方が名古屋駅は詳しいんです。
私はこの重い荷物を抱えての移動を1mでも減らしたいんですぅ~。
お願いですから、私に付いて来て下さい。
「お母さん、私が付いて行かなくても1人で東京に行けたんじゃない?」ママ「うん。お母さんは1人でどこへでも行く自信はあるよ」
おりゃあ~!!だったら、1人で行ってくれや~!!
まったく勝手なんだからぁ。
ママを無事駅まで送り、ヘロヘロになりながらも名鉄で帰ってきた。
↑乗車時間20分なのに、座席指定券を買ってしまった。
何やらバタバタと、普段の私からは想像出来ないほどアクティブな3日間だったわ。
少しは親孝行が出来たかしら?
これで「ウチの娘たちは親不孝もん」なんて言ったら、しばくけどね。(笑


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東京食い倒れの旅2なり~



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1日目
2008.04.11

先週、りんちゃんケビンの訪問により怒涛の1週間を過ごし、バタバタとお土産も持たずに旅立ちました。
「疲れているから」とグリーン車で(こだまなのに!)行ったのですが、私の乗った車両には静岡まで誰もいなかったのぉ~。
静かでいいと思うでしょ?
コレがねぇ、静か過ぎて怖いのよ。
車掌さんや通り過ぎるだけの人が通る度にビクビクする。
「もし、ここで強盗に遭ったらどうしよう」とかいかんことを考えて、落ち着かないったらありゃしない。
昼間にこだまのグリーン車になんか乗るもんじゃないよ。
そんな訳で、疲れを増幅させて無事新横浜に着きました。トホホ。
さくちゃんとは、6時に横浜駅で待ち合わせ。
ラッシュの中ズタボロになりながら、何とか横浜駅に着く。ふぅ~。
さくちゃんも同じくズタボロになりながらやって来た。(笑)
おばちゃんには、このラッシュ時はキツイよ。
しかし、のっけからそんなに面白い話でもないのに大笑いして、かなりのハイテンションの私たち。
ホテルまでタクシーで移動したんだけど、乗った途端、三重弁でギャーと話し始めたのよ。
そしたら、タクシーの運転手さんが「お嬢さんたちは、関西の方ですか?」って聞いて来たの。
うむ?この「お嬢さん」って私たちのこと?
「ギャーッ!お嬢さんだって。お嬢さんよ。マドモアゼルよ」と大騒ぎ。
「あんたは、みのもんたかい!」と突っ込むのも忘れて、「お嬢さん」に素直に喜んじゃったわよ。

そうこうしている間にホテルニューグランドに着きました。
この階段を見ると、何故かユーミンの「時のないホテル」を口ずさんじゃうんだよねー。
ココに初めて泊まったのは、24歳のときだから18年前ですか。
↑毎年、さくちゃんと夏に来てた。
確か最後に泊まったのが29歳のときだから、13年ぶり。
本館のフロントもブライダル専用の受付になってて、ロビーも椅子が沢山置かれて、結婚式の打ち合わせに使われているみたい。
寂しいけど、時間は経っているのね。
すっかり忘れてたけど、このロビーに来ていろんなことを思い出した。
あの頃、本当に芯から疲れていて、何時間もこのロビーに座ってボーッとしてたことや今日みたいにさくちゃんと大して面白くもない話で大笑いしてたことなんかが次々に出てきた。
そうそう。
18年前、東京に就職した大好きだった友に「横浜に来てる」と言ったら、わざわざホテルまで会いに来てくれたのよ。
それなのに!私ったら!彼の御髪が寂しくなってるのを見て、彼の顔をマトモに見れなかったことなんかも思い出した。
↑私、御髪が寂しい方が苦手なの。ごめんなさい。
何だかんだ言ってもまだまだ若かったのねー。(笑)
お部屋の方も改装したりして随分変わってたよ。
猫足のバスタブも小さい頃に外国の映画を見て憧れてて、実物を初めて見て感激したのになぁ。
もうなかったよ。

さて、夕飯はホテル内のイル・ジャルディーノ
もっと美味しくて安いお店もあるんだろうけど、最後に来たときに食べた「子牛のミラノ風カツレツ」さくちゃんがいたく気に入っていたので、今回は思い出を巡る旅、またココでカツレツを食べようと。
アラカルトで選んだ前菜2種。
コレは、特別書くこともないわね。
普通のスモークサーモンですわ。
次は、モッツラレラチーズのフリッター。
モッツラレラの中にアンチョビーが挟んであるのと、ズッキーニの中にモッツラレラが挟んであるのと2種類。
コレはなかなか美味しかった。
特別難しい調理法でもないので、家でもやってみようかなー。
↑って!?あんた揚げ物をしないでしょ!
次はパスタ。
2人でぺペロンチーノとトマトソースを頼んだんだけど、給仕のお姉さんが非常に気の付く人で「シェアして召し上がられますか?では、事前に1つのお皿に2種類を載せてきましょうか?」と聞いてくだすったの。
もちろんお願いすることにしたわよ。
こういうことをさりげなく聞いてくれるのは、とっても嬉しい。
次はメイン。ラムと子牛のカツレツ。
これも事前に取り分けてくれた。
あんなに食べたかったカツレツはねー、フツーだった。(笑)
前回はチーズが挟んであって、トマトソースが掛かっていたと思うの。
私はハーブだけで揚げたのより、そっちの方が好きかな。
で、デザートは、コレ。↓
さくちゃんがパリブレストで、私がフランボワーズのムース。
確か2種類しかなかったと思うんだけど、選択肢が少ないつうのはちと寂しいやね。
味?フツー。ご想像通りの味です。(笑)
あ、そうそう。パン。
さくちゃんったら!エライ勢いで食べてて、私の分まで手を出しそうだったのよ。
確かにパンは美味しかった。
が!何もそんなにムキになって食わいでもぉ~。
まぁ、全体の感想としてはですなぁ。
料理は可もなく不可もなくです。(笑)
それなりのお値段だから、「この料理にそれだけ出す価値はあるか?」と聞かれたら、正直ちょっと困る。
↑アラカルトで頼んだので、コースより割高になってしまった。
しかし!私たちの目的は果たせたし、何より給仕の皆さんも慇懃でなく、フレンドリー過ぎず心地よい接客をしてくれたし、気分よく食事をすることが出来ましたよ。
美味しい料理も大事だけど、食事の時間を楽しく過ごすってことも私にとっては大事だからねぇ。
あの時間にこの金額を払ったと思うと妥当だと。
寛いで、すっかりええ調子になってます。
同じ料理でも、誰とどんなところで食べるか、で価値は全然変わってきますよね。
ほんと気持ちのいい夜でした。

そうそう。
部屋に戻ってから、キーの入ったカードの中に「レストラン10%OFF」の割引券をみつけたのよ。
ありゃ~。もったないことをしたわ。
10%OFFって結構大きいじゃないのよぉ~。
とセコイ私はめっちゃ悔しかったの。
↑しかも結構引きずるのよね。(笑)
で、あとでよくよく明細を見たら、ちゃんと10%OFFになってるのよ。
フロントで予約してからレストランに行ったから、何も提示しなくても割り引いてくれたみたい。
当たり前のことかもしれないけど、こんなちょっとしたことが気持ちも財布も嬉しかった。

部屋での私たちは、いつもに増してダラダラ~。
何だかしんみりしたり、どうでもいいようなことで笑ったりと忙しかったわ。
「箸がこけてもおかしい年頃」って、きっと私たちのようなおばちゃんのことを言うのよね?(笑)
中でもさくちゃんの部屋着がサイコーにおかしかったの。
彼女のママが「うきちゃんとホテルに泊まるなら、コレ軽くていいわよ」と持たせてくれたらしいのね。
それが黒地にバラかなんかの小さい花がプリンとしてあるテラテラに光ってるヤツなのよ。
こうやって文字にするとおかしくも何ともないんだけど、黒地に小さい花柄のテラテラの生地を想像してみてください。。
↑さくちゃんに「写真を撮らせて」って言ったら「絶対に嫌!」と断られた。
「THEおばはん」なのよ。
これを着て大須辺りをウロウロしてるおばはんが目に浮かぶ~。
私は想像しただけで、もうダメ~。ハハハ。
これを普段清楚でいいところの奥さん風のさくちゃんが襦袢を出して着てるもんだから、彼女の姿が目に入る度に私は悶絶よ。
はぁー。おかしかった。
「来年もまた来ようね」と約束したから、来年もあの部屋着を持って来て私を笑わせて欲しいなぁ。


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東京食い倒れの旅2なり~



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2日目
2008.04.12

充分睡眠を取って、9時前に目覚めました。
それでも何だかすぐにシャキッとしないのよねー。
ダラダラ~のままでいたいつうか、なんつうか。(笑)
というわけで、スッピンのまま朝食のブッフェに出掛けました。
「誰も知り合いがいないしねぇ」・・・オイオイ!
もう、だらしないおばはんの見本みたいな私たちですわ。
案内された席は、海の見える気持ちのいい席。
ふと右側を見たら、突き出た昔のメインダイニングが見えました。
今は何に使われているんだろう?
そういや、以前、あそこで食事をしたとき、身奇麗にした上品そうな初老の女性がお代わりしたパンをカバンの中からおもむろに出した三越の紙袋に入れているのを見たわ。(笑)
その様子がめちゃくちゃ滑稽で、私たちはしばらくウケてたなぁ。
だって、めっちゃコソコソして挙動不審だったんだもん。
おばあちゃんさぁ、パンの一つや二つそんなことをしなくても、給仕の人に「包んでください」って頼んだら、タダで包んでくれるよ。
↑ほんまか?頼んだことがないからわからないけど・・・。(笑)
あー、こんなしょうもないことを思い出して、まどろむ朝。
いいねぇ。
料理は特別なものはなかったが(卵料理の選択肢が少ないのは寂しい)朝からのブッフェは目が楽しい。
大して食べられないけど、「何を食べようかな?」ってワクワクする。
で、調子をこいてパンを3個も取ってしまって大後悔。
いつものことです。
隣の席で30歳代になったばかりくらいの男性2人が「寂しくなりかけてる御髪にそれだけ努力してるか」を真剣に話してた。
それを聞くとはなしに聞いて・・・ボーッ。
↑ちゃんと聞いていたんだろうがぁ~!!
ああ、いかん。このまま溶けてしまいそうだ。

ノロノロと用意してホテルをチェックアウトしたのは、12時前。
中華街・元町をブラブラ~。
中華街でさくちゃんが夫への土産に紹興酒を買ったのね。
そのあと、歩いてる私たちに男性が声を掛けるのよ!
おおぉ~。十何年ぶりのナンパですか?
私たちもまだまだ捨てたもんじゃないですな。ホホホ。
と振り返ったら、さっき紹興酒を買ったお店の人で「お釣り間違えました」と手に100円を持ってた。
なーんだ。がっかり。
↑がっかりって!ナンパと思う方がどうかしてるよ。(呆
ふふふ。そんな楽しい勘違いもありつつお店を冷やかして歩き、気が付けばもう2時だよ。お昼を食べなきゃ!
というわけで、元町のカフェでドリア。
コーヒーとデザートが付いて1000円だったかな。
さくちゃんに奢ってもらいました。
歩きながらもお店に座ってからも、私たちの口は閉まることなく呆れるくらい喋り続け、それでもまだ足りなくて・・・名残惜しかったわぁ。
ほんと話すことが次から次へと出てくるのよね。
でも、もうお別れの時間、それぞれの場所に戻りましょう。
そして、また来年ココで会いましょう。

4時に横浜駅でさくちゃんと別れて、ねぇやんのところにバタバタと移動。
ねぇやんのところに着いたときには、5時半を過ぎていた。
ほんま東京は便利で不便なところですわ。
↑あないに路線が一杯あるとわからんちゅうねん!
この日は、4月半ばというのに、めちゃ寒っの日だったのよ。
ねぇやん「何が食べたい?」と聞かれ、「温かいもの!」
何でもいいから温かいものが食べたかった。
ねぇやんが連れて行ってくれたお店は、近所のちゃんこ屋深井
このお店がねぇ、メニューに値段が書いてないのよ。
前にテンスアップちゃんも出張で来た時に寄ったらしいんだけど、「値段が書いてなくて、お姉さん大丈夫かな?とドキドキしたよ」と言ってたの。
↑最初から奢ってもらうつもりだったのね。(笑)
まぁ、店の雰囲気も超庶民派な感じだったし、店主も気さくでいいおっちゃんっぽいし、そんなぼったくられるような店じゃないんだけどね。
まず下戸のくせに私たちが頼んだおつまみはコレ↓
おかみさんが静岡出身とかで、直接送ってもらったらしい。
「今年の桜えびは大きくなり過ぎた」とニュースで聞いてたけど、ほんまみたいね。
酸化はしやすいんだろうけど、大きな方がコクがあって美味しい。
マグロ好きのねぇやんのオーダーの刺身。
まぁ、コレはそんなにスゴイってもんじゃない。
つうか、私、マグロにあんまり思い入れがないんだよねー。
季節のトリ貝が切れてたのが悔しい。
次は、じゅんさいの酢漬け(?)。
1つ注文しただけだったんだけど、「2人で分けて食べにくかろう」と器2つに分けてくだすった。
店主のおっちゃん、毛むくじゃらででっかい体に似合わない心遣い。
ありがとう。
私、じゅんさいが大好きなのよ~。
そうあのヌメッツルッとした食感が好きなの。
酢の味付けもよかったし、コレはお代わりしたいくらいだったよ。
一気食いしちゃった。(恥
ねぇやんが注文したローストビーフ、これも美味しかった。
たぶんココで作ってないし、ドレッシングも市販のごまドレッシングを使ってると思うんだけどさぁ。
コレが!よくあるパサパサのローストビーフじゃないのよ。
しっとりしていい感じだったの。
高級なお店でも「なんじゃ、コレ?」っての、ほんとにあるでしょ?
こんなお店で、こんなものが食べられると思わなかったよ。
そして、メインの味噌ちゃんこ鍋。
↑塩を注文したが、品切れだった。
うーん。温まるぅ~。
温まると言えば、おっちゃんとのお喋りも温まったわ。
めっちゃフレンドリーなんだけど、全然嫌じゃないの。
ねぇやんはあまりお喋り好きではないし、お愛想で会話をするのがめっちゃ嫌いな人なのに、その彼女が気さくに話してたのにもびっくり!
あのおっちゃんには、不思議な魅力があったんだろうなー。
おっちゃんが「お伊勢参り」に行ったときの話で大盛り上がり。
伊勢うどんを食べてカルチャーショックを受けたこと、調子をこいて松阪肉を食い過ぎてお腹を壊したこと・・・話は尽きない。
最近、食事を済ませたら、さっさとお店を出たい私がすっかりおっちゃんの話の虜になって、長居をしちゃったよ。
お勘定を済ませ、「じゃ、そろそろ帰りましょうかね」と席を立とうとしたら、おっちゃんが「もう帰っちゃうの?」と名残惜しそうにしてくれて、「食べて行ってよ」とイチゴを出してくれた。
イチゴをもらったから言うわけじゃいけど、そのタイミングも言葉もまったく嫌味がなくスマートでステキだった。
どうってことないお店だけど、客商売が好きで素直にお客さんを喜ばそうとする姿が見てて、とっても気持ちよかったよ。
丁寧でソツのない接客とは程遠いけど、何かねー、客商売の基本みたいなのはちゃんと押さえてる人っていいよねー。
お陰で今夜も楽しく食事をすることが出来ましたよ。
ありがとう。


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東京食い倒れの旅2なり~



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3日目
2008.04.13

今日は、何も予定を入れていないかったの。
が、私は銀座に行きたかった。(笑)
やっぱり東京に来たら、銀座に行かなきゃね!何でやねん!
前にも言ったけど、私は松屋が大好き。
今日び名古屋でもシャレたファッションビルやデパートはいくらでもある。だけど、松屋のように東京にしかないデパートって、やっぱり思い入れが違うのよ~。(笑)
古臭くて、子供の頃のワクワクした私の中の「THEデパート」がそのまま残ってる。
↑そういう意味では、日本橋の三越も好き。
というわけで、お昼を食べがてら銀座に向かいました。
ねぇやん「何が食べたい?」と聞くので、「関西うどんが食べたい」
うーーん。ねぇやん、めっちゃ困った顔。
東京で関西うどんを食べるのは至難の業らしい。
まずは、マロニエゲートに行ってレストランをチェック。
私の中では、もう既に「うどんうどん」の気持ちが洪水を起こしてたの。
コレが最大の敗因だった。
「12階から下を見て行きましょう」とエレベーターを12階で降りたんです。
ひつまぶしのお店には沢山人が並んでいたけど、名古屋では聞いたことのない店なんだよねー。(笑)
美味しいんだろうか。
私の目に「沖縄そば」の文字が目に入ってきました。
沖縄そば?うーん。うどんに近いと言えば、近いじゃん。
うどんが食いたかったんだから、ま、これで妥協しようか。
と沖縄料理の店「土の実」へ。
別に沖縄そばを食べに来たなら、問題はないそばですよ。
でも、私が食べたかったのは関西うどん。
↑そんなんお店に入る前からわかってるやん!
何だか違う。
と自分が選択しておきながら、釈然としない私。
アホでしょ?(笑)
デザートは、台湾とかでもよく見かける下に豆の入ったカキ氷。
器の琉球ガラスがステキでした。
って!?味は?味はどうなのよ?
想像通り甘い蜜が掛かっただけのカキ氷です。ハハハ。
「まぁ、うどんって点ではうどんだったし、希望は叶えられたかな」と無理矢理満足させて下に下りてみたならば!
シンガポール料理のシンガプーラテラスがあるではありませんか!
あちゃー!海南鶏飯食べたかったよぉ。
なんで一通りレストランをチェックしなかったの?私!
つうか、なんで価格帯の高いお店が下にあるの?
↑どうやらテーマ毎にフロアが分かれているらしい。
どよーん。
もうお腹は一杯で入らないしなー。
次に来た時にしよう。
またまた無理矢理納得させて、もう1階下に下りてみたならば!
ジムトンプソンズテーブルタイランドがあるではないですか!
しかもブッフェをやっているという。
ああああぁぁぁぁ~。もう立ち直れません。
なんでうどんなんかを食べたかったんだろう?
なんで沖縄そばで妥協したんだろう?
こちらに戻った今でもこの疑問を抱き続けている。
↑ひつこいでしょ?

食後は東急ハンズをブラブラして、こんなのを買ったり、携帯電話にこんなシールを貼ってもらったり。
銀座ハンズは、結構回りやすい配置になっているのね。
時間があったら、いつまででもいられそう。(笑)
その後、イトシアに移動して、フードフロアだけをウロウロ~。
行列の進むスピードも速かったので、ついついクリスピークリームドーナツで並んでしまった。
何でやねん!
1ダース入りのセットは、列をショートカット出来るが、ねぇやんと2人で12個を食べるのは無理!
じゃんぼおかんにも買って行こうと思うが、あの1ダースの横幅の長い箱を持って移動するのも勘弁して欲しい。
↑なんでドーナツを横に並べるかなー。
というわけで、ほんまに最初から最後まで並んで買ったよ。
ほんの15分くらいだったけど、そんなに食べたいものでもなかったのに何で並んだろう?
きっとこの辺りから壊れていたのね。(笑)
松屋にチーズを買いに行ってチーズを買い忘れ、何故かねぇやんの手にはワンピースがぁ~。
何でやねん!

夕飯は、タイ料理が食べたかったのでジムトンプソンズテーブルタイランドに行くか、サイアムに行くか迷ったのよ。
でも、昼間のことがあってちょっとけったくそ悪かったでので、サイアムに行くことにしたの。
↑こういうときにしょうもない意地を張る私。(恥
ココは、なんつうかなー。
本格的な料理を出すタイ風居酒屋?って感じかな。
とってもリーズナブルなだけあって、お店もチープな感じ。
メラミンの食器でお料理が出てきたのは、少し悲しかったよ。
ワーッと注文したら、ワーッと一気に出てきた。(笑)
エビの鉄板焼きだったかな。
ナンプラーとにんにくで味付けした皆さんが思い浮かべる通りの味。
もう少しいいエビを使ってたら、もっと美味しいはずなのに!
って、文句が言えない値段だったけど。ハハハ。
グリーンカレー。
コレは、ココナッツココナッツした味じゃなくて、あっさりしたそしてとっても辛い私好みのカレーだった。
うーん。「ヤバイ」と思いつつ、手を伸ばしちゃう。
ソムタム。
これもねぇ。もう少しいい干しエビを使ってくれたらなー、って感じ。(笑)
本場と言えば、本場の味なんだけどねー。
トムヤンクンね。
うーん。私、コレはダメ~。
生臭すぎた。どうしても次を口に入れることが出来ない。
素材はしょうがない、だけど、もっとレモングラスをどっちゃり入れてよ。
もっとダメだったのがコレ。↓
とにかく塩辛い。
残念ながら、完食出来なかった。
作り直してもらおうとも思ったけど、例え作り直してもらっても全部は食べられないし(お腹の容量の問題ね)、給仕の人は皆感じがよかったので言えなかった。
↑作り直してもらって全部食べられなかったら、格好悪いでしょ?
ウチのママが弁当に入れてくれてた私の大嫌いな塩味の厚焼き玉子を思い出したよ。
コレは揚げた手羽先に例の甘辛いソースが絡めてあった。
コレはイケましたよ。
たぶん、素材の良し悪しって、肉より魚介類の方が出やすいんだよね。
ま、お値段は、マンゴツリーの3分の1くらいで食べられますからねぇ。
たぶん、タイの方が調理なさって、クセも含めて本場の味は味です。
あの場所でこの値段じゃ、いい素材は使えないよ。
だから、コレはコレってところでしょうか。
気軽に安く本格的なタイ料理というのなら、充分だと思います。
でも、次、私はマンゴツリーに行っちゃう。(笑)
あー、やっぱりジムトンプソンにしておけばよかったかなー。
この日は、美味しいものを拾う勘が鈍ってたのよね。
って!?コレ、オムレツ以外は全部食べておいて言うか?
どこまでも貪欲な私であった。


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東京食い倒れの旅2なり~



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4日目
2008.04.14

いよいよ今回の旅の目的を果たすためにじゃんぼおかんんちへ移動。
前回ラッシュ時の新宿線に乗ってしまってズタボロになった経験から、大江戸線→半蔵門線ー東急田園都市線の乗り換えを選択。
コレは誠に正解で、清澄白川駅から座れて「ラクちんラクちん。あとはあざみ野までボーッとしていればいいのねー」と思ってたんですよ。
世の中はそうはいまくいかないもんでした。(笑)
渋谷駅でドアが開いた瞬間に(と言っていいほど)、私の隣に空いたスペースに20代前般のいかにもゆるーい感じの若いお嬢さんが座ったのね。
それが「お前の体、どう考えてもこの隙間に入らんだろう?」と思うようなスペースだったのよ。
座るというより、正に「入れる」という感じだったのよ。
お嬢ちゃんが座ってしばらくしたら、めちゃめちゃお洒落で上品そうな70歳は過ぎているだろうと思われる女性が乗ってきたの。
↑もちろん渋谷駅で。お嬢さんの動きは本当に速かった。
お元気そうだけど、やはり足がね。立っているのは辛そう。
もちろん私は席を譲って若いお嬢さんの前に立ちました。
たぶん、私はお嬢さんを見て「何だかなー」という顔をしていたのでしょう。するとそのお嬢さん目が合った私に向かって、小声で「ウザッ!」と。
なぬ?あんた今何言った?うき様にそれを言うか?
もちろん黙っていませんよ。(笑)
前屈み気味になって(他の人には聞こえないように)、お嬢さんの耳元で
「おらぁ、お前今何言うた?誰に向かって、そんな口を聞いとるんじゃお嬢さん下を向く。
「下を向くぐらいなら、んなこと言うな。ボケェ~
↑東京で関西弁はインパンクトがあるのう。いけません、いけません。
そのお嬢さんは、その後席を移動することも出来ずにずっと下を向いていました。
ホホホ。やっちゃいました。
最近は努めてこういうことをしないようにしてたんだけど、お嬢さんの一言が私の導火線に火を点けてしまいました。
40歳を過ぎて、若いお嬢さんに切れるとは!お恥ずかしい。
ちなみに私が席を譲ったご婦人は、このやり取りが聞こえてたと思うのですが、顔色1つ変えずニコニコしてらっしゃいました。スゴッ!

さて、そんなことがありつつ(結局渋谷からあざみ野まで立ってた)、無事じゃんぼおかんちに着きました。
お昼は、私のリクエストでH1カフェ
彼女のブログを見てて、行ってみたかったんだ。
ロコモコのワンプレートランチ。
実は、私、ロコモコを食べるのは初めてなんだよね。
いつもハワイで食べたいとは思ってるんだけど、他にもっと美味しいものもあるしでなかなか食べる機会がなかったのよ。
味の想像は出来たけど、こりゃこのボリューム嬉しいやね。
満足するにはちょうどいい量だよ。
1人でも入れそうなお店だし、近所にあったら通うかもしれないな。

食後は、これまた私の希望でIKEAへ。
いやー、危険な場所です。放っておいたら、1日中いそうよ。
あのモデルルーム、どれも安いのにとってもステキじゃん!
でも、アレは壁がないからだよな。(笑)
きっと壁があったら、壁と家具に押しつぶされそうで怖くて、私は1時間もあの部屋にいられないな。
キッチン用品のコーナーでは、「もうあきません」って感じ。
どれもこれも手頃な値段で、いろいろ買ってしまいそうになったよ。
しかし、大きいものを買っても(小さいものもだけど)持って帰れない。
迷いに迷って、粉振るい器と赤のまな板を購入。
↑迷いに迷ってコレかよ!
ちょうど小さい粉振るい器が壊れていたの。
日本のは、網(?)の下にスカートみたいなのが付いてるのね。
たぶん、粉が周囲に飛び散らないために付いていると思うんだけど、私、アレがとってもイラつくのよ。
あそこに粉が溜まって、収納のときに周囲を汚すつうねん!
まだお菓子を作ってるときに粉が飛び散る方が耐えられると思うのよね。
さてコレはどうかな?ちょっと使ってみますわ。
と大したものも買わなかったけど、今回は偵察、偵察。
次回はいろいろ買って送ってみるわ。
↑止めなさいって!

さ、じゃんぼおかんちの夕食。
前にも言ったけど、下手なレストランよりずっと美味しい彼女の料理。
密かに楽しみにしてるんだけど、手間が掛かるから黙ってるの。(笑)
まず、私の大好物、サーモンの刺身。
鮭って案外生臭い魚なのに、全然臭くなかったですよ。
脂が乗ってて、とろけるようなサーモンでした。ウマウマ~。
お値段を聞いてびっくりのお値打ちで美味しいサーモンだったわ。
次は、牛タン。
コレは、義妹さんにもらったとっておきの牛タンだったんだって!
申し訳ないことをしたなぁ。
シンプルに塩と胡椒でソテーしたものを柚子胡椒で頂きました。
牛タンって、そんなに思い入れのあるものじゃなかったんだけど、少し厚みのある牛タンって、甘味があって美味しいのねー。
↑もちろんいい牛タンに限るんだろうけど。
ご飯が進みましたよ。って!?4杯も食べた。
最後は、「おぶくさん(仏壇にあげるご飯の意)盛」よ。
何か相撲取りにでもなったような気分。(笑)
そうそう。
一緒に行ったスーパーで「買って買って!」とせがんで買ってもらったマッシュルームで、サラダを作ってもらったの。
↑お前は子供かよ!
「どっちゃり入れてね」に応えてくれて、どっちゃり載ってます。(笑)
こうやって沢山載ってると、幸せな気持ちになりません?
子供の頃、生のマッシュルームなんか見たことなくて、めっちゃ憧れていたんですよ。
私の中では、何だかすごーくハイカラなイメージがあるのよ。
変でしょ?何故かワクワクしちゃうのよねー。
ふぅ~。今夜もお腹一杯。
じゃんぼおかん「手抜きでごめんね~」と言っていたけど、全然だよ。
私の好物を覚えていて出してくれて、おまけに!とっておきの一品まで。
わたくし、今回も大満足でございました。
ご馳走様でした。


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東京食い倒れの旅2なり~



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5日目
2008.04.15

本日は、ランチをじゃんぼおかんブログ友・ちー太郎さんとご一緒して、夕飯は「あら輝」でお鮨を頂く予定。
ふふふ。上京5日目、ようやくですがな。(笑)

ちー太郎さんとは、SONJINで11時半に待ち合わせ。
ココは、じゃんぼおかんブログを見て、ずっーと「行きたい~」と思っていたんだよねー。
↑前回上京の際は、残念ながら定休日だった。
念願叶って初SONJIN、しかもちー太郎さんもご一緒♪
ちー太郎さん開口一番、「ふっくらされた?頬の辺りが・・・」
ハハハ。わかっちゃいましたか。
「ちょうどいい感じになったでしょ?(笑)」
会うのは2回目だというのに、最初からかなり打ち解けて話しましたよ。
実は、私、コレでもめっちゃ照れ屋で(本当よ!)、慣れていない人と話をするのが苦手なのよねー。
まぁ、いい歳をしたおばちゃんがそういうことを言うのは恥ずかしいから、いつもは気合をめっちゃ入れて頑張ってるの。うん。
この日はそんな気合を入れずに済んで、ホッ。
さぁさぁ、お目当てのオムライス
卵の下に土鍋でおこげの出来たスパイシーなチキンライスがおります。
あー、ようやく食べることが出来たよ~。
このスパイシーなチキンライス、、めっちゃ好みですぅ。
ただ残念なのは、量!です。た・足りない。
じゃんぼおかん娘・ヒメと食べるために大盛りをオーダーしてたんだけど見たら、その大盛りの量でも楽勝じゃん!感じだった。
うーん。今度来たときには絶対に大盛りにしよう。
ココのもう1つの看板料理のカレーも誰かとシェアしたら、食べられるぞ。
↑もちろん大盛りプラスって意味ね。
ヒメがオーダーした緑茶には、白玉ぜんざいが付いていてね。
白玉ぜんざいが大好きな私は、目が釘付けになったよ。
「うきちゃんにもあげる」と言ってくれるのを待ったが、ヒメは最後まで言ってくれなかった。
あんたぁ~、この間、大事なところを拭いてやったを忘れたか?
まったく薄情なやっちゃ。
って!?4歳のお子様のものを横取りしようとしてたあんた、どうよ?
あー、やっぱり私も頼めばよかったかなー。
ヒメの幼稚園の懇談会があったじゃんぼおかんは1時過ぎに退席。
このとき既にココに来て2時間ほどが経過してたの。
さて、残された私とちー太郎さんはどうする?
私ね、ココでもう1つ食べたいものがあったの。
5cmの高さがあるというホットケーキ。
しかし、このホットケーキ2時半からしかオーダー出来ないの。
そうそう来れるところじゃないんだから、是非食べておきたい。
ココに居座るか、少しブラブラして出直すか。
うーん。悩むところだわ。
幸い、お店は私たち以外に2組くらいしかお客さんはいない。
意を決して、お店の人に「ホットケーキが食べたいんですけど、居させてもらっていいですかね?」と聞いてみた。
↑長居するとお尻がモゾモゾする私は、黙って座っていられなかった。
「いいですよ♪気にしないで下さい」と言ってくだすった。
お言葉に甘えて、ホットケーキを食べていくことにした。
オーダーできる時間までちー太郎さんとそれぞれの夫の話、親の介護の話等々尽きることなく話し続けた。
ほんまよくそんなに話題があるなー、って感じよね。
そして、いよいよ待ちに待ったホットケーキ、出てきました!
いやー、ほんまに高いぞ。コレどうやって焼いたの?
直径は、想像したより小さくて8cmくらいかなー。
もちろん、中までキチンと焼かれています。
ふわふわなのにしっとりしてる。
ほんまにどうやって焼いてるの?不思議だわ~。
いやいや、想像してたものよりうんと美味しいですわ。
↑私、ホットケーキミックスの味が大嫌いなの。
かなり恥ずかしい思いをしながら待った甲斐がありました。
って!?結局4時まで居座り続けたんですけどね。(恥
オイオイ!4時間半もかい!
ご迷惑をお掛けしてすんません。

彼女と別れて、「ふふふふーん。あー楽しかった」じゃんぼおかんんちに戻ったら、じゃんぼおかんの携帯が鳴った。
ちょうど家の電話で話し中だった彼女に代わって私が出たの。
相手は、彼女の夫、じゃんぼおとんだった。
「今他の電話に出てるから、あとで掛け直すように伝えます」と言ったら、「いや、いいんです。@*&%食べたことあります?」
@*&%はよく聞き取れなかったが、聞き覚えのない名前だったので、「ないですぅ」と答えるいい加減な私。
オイオイ!ほんまにテキトーな女だな。(呆
子守をするために早く帰って来てくれたじゃんぼおとんの手には、なんとケーキ箱!
どうやら私に食べさせるために買って来てくれたらしい!?
名前は忘れちゃったけど、シュークリームのようなものです。
子守をしてもらって、夜気持ちよく出掛けさせてもらうだけで嬉しいのに、私のために(ひつこい?)こんなお菓子までぇ~。
ありがとうございます。
わざわざ私に食べさせたいと買ってくれただけあります。
美味しいじゃないですかぁ~。
さっきあんなに食べたのに、1個ペロり。
つうか、2つ目も欲しかったが、はしたなくて言い出せなかった。(笑)
それにしても、何となく無骨な人だと思ってた(失礼!)じゃんぼおとんがこんなサプライズをしてくれるなんて!
↑ほんまに失礼なやっちゃなー。あんた。
本当に感激したよ。
私は今まで彼のことを誤解していたのかもしれないわ。
フツー、ヨメの友が来るってだけでウザイじゃない?
夜、大枚をはたいて自分たちだけ旨いもんを食いに行って、その上、子守りまでさせられるんやで。
私なら怒るところや。
よー出来た連れ合いを選びなすったなぁ。
いろいろあるでしょうが、ほんまあんたは幸せ者だよ、じゃんぼおかん
としみじみ彼女の幸せな家庭を見て、安心した。
↑別に私が安心することじゃないんだけれども。

あら輝さんのことは、今回のメインエベントでもあるので特別編で。


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東京食い倒れの旅2なり~



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5日目-あら輝編-
2008.04.15


さぁ、「あら輝」ですよぉ。
もう何ヶ月も否、何年もじゃんぼおかんが恋焦がれて、「付き合うわよ~」と言ってたお鮨屋さん。
2月に予約して、遂にこの日を迎えました。
出掛ける前から妙なテンションであったんですよねー。
その上ねぇやんとの待ち合わせの用賀駅に向かう途中迷って、「妙に」に拍車が掛かってしまった。
ねぇやんねぇやんで、会社でトラブルが起こって、それをそのまま引き摺って来たもんだから、妙にハイテンション。
妙な3人組は行く前から、既に壊れてたんだよね。(笑)
壊れている上に、ちょっと早めに着いたもんだから、お茶をしようということになってねぇ。
入ったお店がCafe&PubKUROというお店。
コレがまた妙な雰囲気のお店で、店内はいわゆるログハウス?って感じの造りで、椅子には毛足の長いアクリルの敷物が敷いてあったり、ライブスペースがあったり。
そうかと思うと、巨人戦のテレビが点いていたりと、ほんまにけったいな(いい意味で)お店だったの。
そこで、私はコーヒーを、ねぇやんは何やらジュースを、じゃんぼおかんはカクテルを一気飲みしてあら輝さんに向かった。
↑よく考えれば、そんなに時間はなかったんだな。コレが。

あら輝さんでは写真はもちろん、メモも無粋な気がして取れてないので、かなり怪しいんだけど・・・つうか壊れてたしね。
詳しくは、じゃんぼおかんこの記事でね。
まずおつまみからね。
あと柔らかく蒸された蒸し鮑も美味しかったなぁ。
私、鮑好きなんですよ。
お客さんの中に貝類がダメな方がいて、その方が召し上げれないと聞いて私たちったら!
「ええーっ。もったいない!」と思わず、声を出してしまいましたよ。
↑はしたないでしょ?
うーん。アレが召し上げれないなんて!お気の毒だわ~。
と心底思いましたよ。
しかし、召し上げれない方の鮑が私たちのところに回ってきたの。
ラッキー!!と心の中で叫びましたよ。
ほんまに育ちが悪いでしょ?(笑)
鮑と言えば、ずっと前の私の誕生日に蒲郡プリンスの鉄板焼き屋に行ったときに、「時価」って書いてあった鮑のステーキを注文したのね。
そのとき隣に座ったご夫婦の男性が「鮑は、干し鮑に限るんだよ。焼いても旨くないさ」と女性に話し掛けてたのね。
なぬ?お前感じ悪いのう。
今、私が食ってる鮑をそんな風に言わなくてもいいじゃないか。
悪いが、私だって干し鮑が旨いことくらい知ってるよ。
でもな、焼いた鮑もこれまた旨いんだよ!知らないのか?
まったく、自分が頼んでやれないもんだから、そんなこと言うセッコイ奴!
と意地悪く思ったことを思い出した。
私たちが今出した声は、その反対だったのよねー。
いくら美味しくても食べられないものはしょうがないのに、あんな声を出されたら不愉快だよねー。
ほんと申し訳なかったです。

そして、驚きだったのは、初鰹よ。
鰹って、どうしても血に味がしませんか?
それが全くないのよ。
荒木さん「あっさりして脂の乗ってない鰹で美味しいものは珍しい」とおっしゃってたけど、ほんとこんな鰹食べたことないよ。
鰹好きのテンスアップちゃん食べさせてあげたかったわ。
彼女に奢ってやれる日は来るんだろうか。無理だろうなー。(笑)
私の鰹の思い出と言えばさぁ。
子供の頃、ウチ、鰹のお刺身が食卓に出ると、最後に必ずご飯に鰹を乗せて醤油を掛けた後、熱いお茶を注いで食べたのよ。
今考えると、新鮮だから出来たんだろうけど、小学生のガキの食うもんじゃないよね?
あんなものをよく食べてたなぁ、と思うんだよね。
ねぇやんと久しぶりに鰹茶漬けの話をして、懐かしくなったよ。
あと、ウニも美味しかったなぁ。
産地は聞かなかったけど、結構な量があって嬉しかったわ。

いよいよ、お鮨ね。
あら輝さんでは、すし飯に赤酢を使ってらっしゃるんだって。
この間、タイムリーにあの赤酢のことが新聞に載ってたのよ。
ミツカンからこんなのが出てるのね。
↑あら輝さんで使ってらっしゃるものと同じかどうかはわからないけど。
酢って、一般的には酒から作るものらしいんだけど、赤酢ってのは酒粕で作るんだって。
しかも、通常の酢は、1~2ヶ月で熟成するらしいんだけど、粕酢ってのは2年から2年半も掛かるんだそうな。
原材料はタダみたいなもんだけど、手間が掛かるから高級酢になっちゃうんなんだって。
知らなかったなぁ。
あら輝のすし飯を食べて思ったのは、あの酢って、角が全くないのね。
よく高いお酢って、角が立ってて「キツイ」なっていうのあるでしょ?
だから、そういうものかなーと思っていたんだけど、全然違った。
優しい味のするお酢だったよ。

何でも食べてみないとわからないもんだねー。
食べてみないとわからないと言えば、こはだ
実は、私苦手だったのよ~。
荒木さんの手に掛かればどんなものなの?と興味があって挑戦してみましたよ。
確かにこはだだ、だけど、私の知ってるこはだじゃない。
ちゃんと美味しく食べられるよ。
私がどうしてこはだが苦手かって言うとね、子供の頃、ママが近所の漁師さんにもらった似たようなこのしろって魚をよく酢漬けにしてたのよ。
それがなんともダメでねぇ。
甘酸っぱいご飯のおかずにもならないアレが嫌でしょうがなかったの。
そして、今調べたら、な・なんと!このこのしろって魚、実はこはだだったのよ~。
42年生きてきて初めて知った事実。
今までこはだは、こはだという種類の魚だと思ってたよ。
同じものだったとはねー。
↑大きさが全然違うから、気付かなかった。
5cm~10cmのサイズをこはだ、それ以上の成魚をこのしろと呼ぶんだそうな。
またこのしろのことをつなしとも呼ぶ地方があるらしい。
真実を知って、何故だかわからんが嬉しくなった。ふふふ。

あとは、茹でた安乗産の大正エビ。
あー、我が故郷から来たのね。あなたも私と同じ。(笑)
今日ココで会ったのも何かの縁ね。ふふふ。
私、エビは生が一番!と思ってたんだけど、茹でたエビを見直した。
甘いじゃん!プリプリじゃん!
今まであんな残酷な食べ方してごめんなさいです。

あとマグロやイカや鳥貝やあさりなんぞを頂きました。
熟成したマグロ、ほんとっ美味しかったです。
マグロ好きのねぇやんは大喜び!
チョモランマとかいう、コレでもかとマグロを挟んで載せた手巻き寿司みたいなのも頂いたんだけど、まぁ!その海苔にびっくりよ。
↑いけないと思いつつ、せっかくだからと食べてしまった。
こんな香りの高い海苔を食べたことないよ~。
ウチの実家の辺りは海苔の養殖が盛んなところなのよ。
で、海苔の話になったんで「小学生の頃、冬休みによくバイトしたわ」と言ったら、皆さんに引かれてしまったよ。(笑)
正確には、お手伝いしてお小遣いをもらった、ね。
漁師をやってる友達んちで、乾燥機から出てきた海苔を巻き簾(?)から外す作業を手伝わされたの。
今考えると、スゴイよね?
小学生が労働力として使われてたんだよ。
もちろん全然嫌じゃなかったし、むしろ当たり前のことと思ってた。
親が一所懸命働いてるのを見てたしね。
そういう時代だったんでしょうねぇ。

最後に出た江戸前のあなご
荒木さんの処理や味付けは、とっても良かったと思うんです。
でも、大変申し訳ないのですが、あなご自体は、江戸前より若松産の方が美味しいと思います。
私が「実家の近くの若松のあなごも有名で、美味しいんですよ」と言ったら、荒木さんも「使ってみたいんですけどねー」とおっしゃってた。
↑あんたそんなこと言ったんかい!
考えてみれば、意識はしてなかったけど、私、魚介類に関してはかなり恵まれた環境で育ったようです。
幸せなことだったんだなー、と実感。
えっ!?小学生のうちから働かされることが!?ハハハ。

となんだかんだと3時間も掛かって5種類のおつまみ、15貫ほどのお鮨を堪能しました。
じゃんぼおかんは、その間に4合のお酒を空け完全に壊れてしまいました。(笑)
ほんまいつの間にそんなに飲んだんじゃ!
終電ギリギリにねぇやんを駅まで送り、私たちは私の運転でヨタヨタ~とじゃんぼおかんちへ。
はぁ、無事に帰れてよかったー。
あとでよく見たら、あと1cmで駐車場の物置にぶつかるところでした。
わざとなら、見事!って駐車でしたな。(笑)
念願の「あら輝」は、こうやって終わったのでありました。
長い間待った甲斐のある夜でございました。
こんな機会を与えてくれて、じゃんぼおかんありがとう。
そして、ケリーさん、あなたのお陰で特別な配慮をして頂けました。
↑もしかしたら、ご迷惑をお掛けしたかも!?です。(恥
ありがとうございました。


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東京食い倒れの旅2なり~



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6日目
2008.04.16

「あら輝」が決まってから、じゃんぼおかん「せっかく出てくるんだから」ロブションの予約も取ってくれたの。
で、最終日、じゃんぼおとんに有給を取ってもらって子守を任せ、ランチに行ってきました。
昨夜の酒が残るじゃんぼおかんと朝からヒメ襲撃に遭ったわたくし、出掛ける前から疲れておりました。(笑)

コレ、子供の頃、国道沿いの「お城」に入りたいと、両親を困らせたことを思い出しますよねー。
さ、どんな料理が食べられますか。
メニューは、コチラ
まずアミューズはコレ。
オレンジシャーベットの上にワイン味の爽やかなもんが載ってます。
↑爽やかなもんって!具体的にないのか!具体的に!
コレはスーッと入っていって、「さぁ、食べるわよ」という気にさせてくれるものですな。
疲れた体に沁みるぅ~。
次は「特撰生雲丹甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのクリーム」
コレ、もう大好きな味ですわ。
雲丹もちょっぴりって感じじゃなくて、まぁまぁ満足できる量です。(笑)
甲殻類のジュレ、これだけのために材料を取り寄せて手間を掛けてダシを取って、なんて絶対に家庭ではしないでしょ?
しかも確かな腕の人がやらないと、臭さが出る。
うーん。やっぱりこういうお店で頂く味ですわ。美味しい~。
お代わりが欲しかった。
続いての前菜、「地鶏卵香味パン粉を付けカリッと揚げ、季節の茸にのせサレール、ヴィゴールハムを散らして」
ま、ゆで卵のフライですな。(笑)
チョリソーのオイルを「スポイドでお好みの量を注入しろ」と言うんだけど、中身が見えない段階で、しかもまだ食べてないのに「お好み」ってどのくらいの量なのよ?
とりあえず半分くらい注入して食べてから考えよう、と思ってスポイドが入っていた器に戻したら、さっさと片付けられてしまった。
一言声を掛けてから片付けてくれよ!
コレ、卵の生臭ささが苦手な私は、めっちゃダメでした。
しかもチーズもハムも茸類も全て塩っ辛い。
「お代わりはいかがですか?」と聞かれたら、「いらん!」と言うな。
魚料理「長崎産天然真鯛ポロ葱のエテュベとシトロネルの香りのクレームを添えて」
真鯛はいいものを使ってたし、絶妙な火の通し方でフワフワに焼けてたと思うけど、「もう一皿いかが?」と聞かれたら、「一皿で充分です」と言うと思う。(笑)
不味くない、だけど、「めちゃくちゃ美味しい!是非また食べたい」と印象に残るもんじゃない気がする。
ポロ葱が大好きな私は、もっとどっちゃり載っけて欲しかったなぁ。
↑葱の料理じゃないですからぁ~!!
肉料理「特撰和牛グリエにし、旬野菜のエチュベと共に」
お肉は2切れ載っててね、1つは赤身、1つは脂の多い(霜降りとまではいかない)お肉だったの。
給仕のお兄さんに「このお肉は部位が違うんですよね?」と聞いたら、
「よくおわかりになりましたね!」と大袈裟に言われたの。
オイオイ!こんなんわからん人間がいたら、ココに呼んでくれよ。(笑)
誰が食べてもわかりますって!
って!?もしかして、私たちを持ち上げようとしてくれた?
いやいや、お兄さん、それは違うよ。逆効果。
反対にバカにされてるのか?と思うよ。ハハハ。
赤身がロースで、脂の多い方はロースの上にある「かぶり」と呼ばれる部位らしい。
私は、この「かぶり」という方が好き。
あと、めっちゃ楽しかったのがパンのワゴン。
こういう目が楽しいのはいいよねー。
調子をこいて6個ほど食べちゃったよ。
特に塩のデニッシュが美味しくて、2つも頂きましたよ。
大好きなオリーブのパンはちょっと塩辛くて、1個食べるのも辛かった。
↑隣に座ったおばはんは、食べかけをわざわざ下げさせてた。オイオイ。
一週間前が誕生日だった私。
じゃんぼおかんが手配をしてくれてたアニバーサリープレート。
写真を撮ってくれるというのでお願いしたが、私たち2人共疲れてヒドイ顔をしてたよ。
このチョコレートは、ヒメのお土産に包んでもらいました。
ふふふ。おばちゃんです。(恥
デザートの前のアヴァンデセールはコレ。
ミントのシャーベットです。ミントをコレでもかって使って爽やかですよ~。
夏になったら、私も作ってみようかなー。
苦味が出て失敗するかな。
この辺りで私たちの血糖値もかなり上がって、疲労もピークに達していたんですなぁ。
皿の縁に付いていた金粉を見て
じゃんぼおかん「コレを鼻の頭に付けて、真顔で給仕さんに話し掛けたらどんな顔をするかな?」
「それより前歯に付けて、ニッと笑ってやったらどんな顔をするかな?」
とバカな会話が始まった。(笑)
完全に壊れてしまったようです。
いやいや、本題に戻って・・・メインのデザート。
赤いフルーツを添えたバニラのアイスクリームのパブロバ仕立て
簡単に言ってしまえば、焼きメレンゲの下にバニラのアイスクリームがあって、周りにフルーツが散らしてあるというもの。
コレは、私が作ったものをキレイに盛り付けたらこうなるかな、って程度のものかな。
↑エライことを言うな~。(呆
あと最後にコーヒーとティラミスのようなもの。
と以上でした。

何かねー、快く送り出してくれたじゃんぼおとんのためにも、そして、大枚をはたいた自分のためにもあまり文句を言いたくないんだけどさぁ。
給仕に何かを頼んだときに「はぁ」とか「あ、ハイ」とか返事をするのは止めてくれんかなー。
「かしこまりました」までは言わなくてもいいから、せめて「ハイ」の前に「あ」を付けるのは止めてくれ。
田舎もんの客ばっかり相手にして、うんざりしてるのはわかる。
しかし、そんな客の相手をしたくないなら、このレストランに勤めちゃいかんだろ。
三ツ星レストラン、このレストランのためだけに旅行をしてもいいと思えるレストランのことでしょ?
つまり私みたいな田舎もんが行く店ってことでしょ?
もし、チップ制だったら、最低限のチップしか払わなかったでしょうな。
前回ロオジエに行ったとき、正直「こんなもんなのかな」と思ったの。
今度、もし誰かにこの2店の「どっちかに行こう」と誘われたら、私は迷わずロオジエを選ぶと思う。
何度も言うけど、気持ちよく食事がすることが1番。

とこのように私の東京巡業は幕を閉じたのでした。
さくちゃん、思い出巡りに付き合ってくれてありがとう。
貴女といると、心が安らぎます。
しっかり者の私が呑気な貴女を引っ張っているように思ってたけど、あの頃も今も本当は私の方が貴女に支えられ、助けられているんですよね。
また来年もあそこで会いましょう。
ねぇやん、貴女には貴女の東京での生活があるのに、私が振り回してばかりでごめんね。
いつも美味しいものに付き合ってくれてありがとう。
ちー太郎さん、長い時間付き合って下すってありがとう。
私は貴女のことをあまり知りません。
でも、貴女が「ヨセフの友」であることを知っています。
また夏に会いましょう。
じゃんぼおかん、私を連れ出してくれてありがとう。
貴女のお陰で、いつも新しい経験が出来ます。
そして、今回も貴女の家族の歓待に感謝します。
                               2008.4.27


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台湾に行って来たなり~2 -1日目-



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1日目
2007.12.04

いやーねぇ、もう前日までのバタバタで、「いよいよよ~という気分も味わえないまま、当日を迎えました。
飛行機に乗るまでは、何もかも順調でした。
いや、途中までは順調でした。
出された機内食のミソカツもまぁまぁマシな方で、私以外は全員が口をつけていましたよ。
特別美味しいわけじゃないけど、食べられる感じしません?(笑)
私は、機内食を食べると必ず調子が悪くなるので、空港内で買っていた千寿の天むすを2個食べました。
まだほんのり暖かくて、美味しゅうございました。
↑もちろん、皆にも分けてあげたよ。
しかーし!その後、飛行機が揺れたんですな。
桃園空港に着く頃には、すっかり青ざめておりました。
おまけに降りた途端、八角の香りの洗礼を受けまして・・・。
トイレに駆け込み、涙目で入国審査。
ふぅ~。やれやれ。先が思い遣られますわ。

さて、ホテルに着いてからは、先日お話した通り。
そんなことですっかりお昼の時間が延びてしまって、行こうと思っていたホテルの近所の小籠包屋はお昼の営業が終わっていた。
で、その隣で開いていた牛肉麺屋に入る。
↑名前は忘れたが、ガイドブックにも載っていたので有名なのか?
さっき、トイレに駆け込んだ人間が食べたと思えないコレ↓
もちろん、1人で食べたんじゃありませんよ。4人でシェアしました。(笑)
牛肉麺に思い入れがなくて、あまり食べたことがないので他と比較は出来ませんが、まぁまぁだったのかしら?
ただ餃子やら小籠包は、皮が厚くて何だか野暮ったい田舎臭い感じのするものでした。
これはこれで野趣溢れる味で美味しいと言えば、美味しい。
↑どっちなんだ!いやいや、悪くないと。

食後は、マリ造がホテルの近所を散策に出掛け、私とママはホテルで休憩。
↑ホテルは日本で言えば、銀座の目抜き通りにある感じかな。
少し休んだら元気を取り戻して、りんちゃんファミリーとの会食が行われる台湾料理の欣葉へ。
りんちゃんに頼まれたものや、お土産だけでこの量です。↓
↑テンスアップは27kgもあったので、後で取りに来てもらった。
スーツケース1個じゃ入らない量だよね。ハハハ。
お土産を持ってえっちらおっちら行って、「何人分用意すればいいの?」とレストランに着くなり仕分け。(笑)
一応10人分を用意してたんだけど、皆さんに配ったら足りなくなって、ちと焦ったよ。
総勢16名。それはそれは賑やかでした。(笑)
最初、ママはこの雰囲気に驚いている様子で、目を丸くしてた。
だって、皆さん、めっちゃ飲むし喋るし食べるんだもん。
お料理はこんな感じ。↓
台湾料理は芋のお粥と食べるものなんだけど、りんちゃん伯母ちゃん「日本の人は、お粥って言ったら、病人が食べるものと思うでしょうから」と気を利かせてくれて私たちだけに麺を注文してくれた。
↑1番最初に来たのは、想定外だったが・・・。(笑)
コレがお肉と干しエビの上品なスープで、麺はシコシコして美味しいの!
これだけでお腹一杯にしちゃいたいくらいでしたよ。
以後も美味しいものがやって来るのがわかっていたので、グッと堪えた。
もう一つ一つ説明し切れません。(笑)
生のシジミのにんにく醤油漬けなんか貝毒の心配がなかったら、1人で一皿全部食べられるよ。
↑ときどき私に合わない貝が持つ個別の毒がある。他の人は大丈夫。
切干大根の卵焼きも地味だけど、好きだなー。
台湾料理って、中華と日本の家庭料理を合わせたような優しい味のする料理なんだよね。
何度食べても食べ飽きない。
しかし、こういうときは「お腹が一杯にならないお腹」が欲しいもんだ。
食べたくてもお腹一杯で入らないんだもん。残念。
そうそう。行きのセントレアでさぁ、愛知県民だったら、コレを見たら泣いて喜ぶお酒・を見つけたのでお土産に買って来たの。
↑街中じゃ手に入らないのに、空港ってのは穴場なんだなー。
コレをなんと!りんパパったら!
「他のお酒で割って飲もう」と言う。
お父様ぁ~。それだけは勘弁してください~。
大吟醸なんですぅ~。
高くないけど、手に入らないんですぅ~。
と必死でりんちゃんと私たちが止めた。
ふぅ~。危ない。危ない。
マリ造は、台湾でが飲めて幸せな様子でした。
遅れてやって来たりんちゃん彼は口に出来ず、寂しく記念に空瓶だけを持って帰った。(笑)
しかしまぁ、「乾杯~」とあちこちから声が掛かり、調子に乗っていたは宴半ばで潰れ、このような姿に!
まぁ台湾に来る直前まで忙しかったからねぇ。
反対にマリ造は、男らしく1人健闘してくれました。
ご苦労さん。
ママ「かあちゃん」と皆さんに呼ばれ、気に掛けてもらっていたが、それをどう返していいかわからず、最初はただただ食べていました。
コレが!我が母ながら感心するんだけど、後半はすっかり馴染んじゃってねぇ。
よーわからんが、身振り手振りで気持ちを伝えようとしてましたよ。
普段は困った人だけど、こういうところで物怖じしないのは有難い。
私は、「先生の奥さん」という意味の「シム」と呼ばれ、昼間吐いたショックを少し引き摺りつつも、お茶で乾杯を繰り返しました。
元気だったら、もっとはじけられたのになぁ。
夫婦揃って疲れていてすみません。
ま、でも、ママも楽しかったみたいだし、賑やかなまま宴が終わってよかったよかった。
と思っていたら、最後に「今度は金曜日の晩ね~」と。
オイオイ!また宴会を開いてくださるんですか!?


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台湾に行って来たなり~2 -2日目-



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2日目
2007.12.05

この日は、じゃんぼおかんの友・ふぢ~さんご夫妻とランチ。
私が愛して止まない「牛肉餡餅」を食べるため、強引に「朱記餡餅粥店」で待ち合わせ。
↑とことん勝手なヤツでしょ?(笑)
この日仕事をサボったりんちゃんも同行。
ふぢ~さんご夫妻とお会いするのは、じゃんぼおかんの結婚式以来、8年ぶりです。
その間、ときどきりんちゃんへの物資を厚かましくもお願いして運び屋をやってもらっていた。
この日は、そのお礼をしようと思ったのに、お勘定は割り勘でした。
あー、残念。まだ借りは返せないままです。
それにしても、私のイメージの中ではふぢ~さん夫は、もっとおっさん臭いお姿だったので(失礼!)、めっちゃ若くて「ありゃ!」って感じでした。
若返りました?いや、前からずっと変わりません?
あれー、おかしいなー。(笑)

私たち5人とご夫妻の7人。
ただでさえこの店、ガヤガヤと落ち着かないのに、おまけにこの人数で収拾がつきません。(笑)
↑相変わらず店員の姉ちゃんは、無愛想だった。
いろいろお話したかったのに、そんな雰囲気じゃない。
料理をダーッと注文して、ダーッと食べてと、とても慌しい再会となってしまいました。
完全にお店選びに失敗してしまいましたな。すんません。
つうか、ママまでいたらねぇ。ホホホ。
料理の写真もほとんど撮れなかったのですが、カメラの中にあった唯一の写真がコレ↓
豚の手の平です。
プルンプルンしててお肌に良さそうなんだけど、いかんせん食べるところが少ない。
味わう間もなく終わってしまいます。(笑)
とこの豚のように、ふぢ~さんご夫妻との時間もあっと言う間に終わってしまいました。
たぶん、台湾でお会いできるのは最後だったのに、残念だったわぁ~。
その後、彼らは映画を観に行き、我らは故宮に向かいました。

故宮へはバスで向かったのですが、この路線バス、ママはかなりのお気に入りでした。
街をゆっくり眺めることも出来るし、ローカル気分も味わえる。
きっとすごく冒険した気分になったんでしょうね。
故宮に着いてびっくり!すっかりキレイになってしまって!
照明がよくなったのはいいけど、エントランスの辺りは前の方が重厚な感じがしていいなぁ。
ママを車椅子に乗せて、例の東坡肉白菜の玉を見て、あとはお決まりの象牙細工なんかをザーッと見て終了。
↑あんたら、観光客の典型やのう。(呆
だけを残して、4Fの茶芸館へ。
あれまー、ここもすっかり小洒落た感じになって!
前は田舎の食堂って感じで、お湯のお代わりもアルミのやかんでおばちゃんが持って来る、みたいな感じのとことだったんだよ。
お茶と一緒にお菓子も頂きました。
日本の和菓子に似てるけど、もっと豆とか素材の香りや味のする。
いい意味で素朴な感じですわ。
コレは、黒糖の蒸しパンみたいなものかなー。
たぶん、同じようなものが日本にもあると思う。
私たちには、馴染み深い口に合う洗練されたお菓子でしたわ。
内装だけでなく、メニューも相当拘っているらしい。
儲かる博物館にしようと意気込みを感じるね。

ホテルに戻ったら、航空会社から前日飛行機の中に忘れたDSが届いていました。
親子揃って、トホホです。
お手数掛けてすみませんでした。(笑)

さ、夕飯です。
今日はちょっとリッチにいこうと亞都麗緻大飯店の天香楼へ。
いやー、どれも美味しかったねぇ。
さすがにホテルのレストランだけあって接客も気持ちいいし、洗練されたお料理でしたよ。
「河エビ」、コレは初めて食べたけど、私の中のエビの味や食感とは、まったく違う別の食べ物だったわ。
龍井茶の香りによく合って、エビがめっちゃ上品なものになってたよ。
うまく説明できなくて申し訳なくなるわ。
私に料理の説明は出来ないね。無理無理。(笑)
ここの名物の東坡肉は、名物だけあってめっちゃイケた。
味も濃すぎず、口に入れたらとろけるようなお肉でしたよ。
「汁をもっとご飯に掛けて食べなさい」と店のお姉ちゃんに注意されながらお腹一杯なのにご飯まで完食。
あー、食った、食った。苦しい。

食後は、ママ1人タクシーでホテルに帰し、私たちだけで士林夜市へ。
「ホテルまで送る」と言ったが、「1人で帰れる」と言い張ったの。
ま、娘の足を引っ張るのも嫌だったんだろうし、1人でやってみたかったというのもあったんでしょう。
めちゃ不安だったが、見送ることにした。
あとで聞いたら、なんと「お釣りは結構」とチップまで渡していたそうな。
↑台湾では、基本的にチップはいらない。
おかんやりおるなー。
ママはママで、少しずつ冒険をしながら旅を楽しんでいる様子。
でも、ちょっと笑っちゃうのがさぁ、マリ造にタクシー代を200元もらってたのね。
↑交通費やら安物食事代はマリ造が管理してた。
で、お釣りを100元渡したから、マリ造
「うきママ、100元で足りました?」って聞いたら、「う・うん。た・足りたよ」と激しく挙動不審だったんだって。
実はタクシー代は90元だったらしい。
あとでこっそり私に教えてくれた。ハハハ。
10元のチップを渡したくらいで、マリ造も私たちも怒りませんて!(笑)

さ、私たちも夜市をウロウロ~。
いとこのお子様たちに、髪留めや指輪をいろいろ買ってたら1700元にもなってしまった。日本円で6000円くらいかなー。
↑何故か夫のコスプレ用のでっかい指輪も買わされた。
りんちゃん「ここでそんなに買ってる人を見たことありません。うきさんはこの店のVIPですよ」と言われてしまった。トホホ。
好きなものを好きなだけ買える大人でよかったよ。(笑)
つうか、実は最後まで「円」をそのままの感覚で買い物をしてた。
途中から「円でも元でも財布の中にあるものが全て。使っていいのよ~」と開き直っておりました。ハハハ。アホですわ。
散財ついでにママが世話を掛けてるマリ造にも一つ買ってやった。
200元、700円くらい。ねっ?ねっ?欲しくなるでしょ?
どこの夜市でもそうなんだけど、道端に風呂敷を広げて商品を並べてる違法出店者がいるのね。
警察の見回りが来ると、その人たちが一斉に風呂敷を抱えて逃げるの。
↑捕まったら、罰金を取られるらしい。
で、私たちが見てたビーズのバック屋もそんな店の1つだったの。
選んでたら、「警察が来るから片付ける。買うならさっさと買って」と。(笑)当然、このチャンスを私たちは逃しませんよね?
向こうは焦っているから、叩き売る。
この機に乗じて、550元(2000円弱)でGET!
GETはいいけど、こんなバックいつ使う?(笑)
とこんなアホな買い物をしつつ、夜遅くまでうろついたのであった。
あ、夜市の入り口でこんな看板見つけました。
美容整形の病院の宣伝らしいです。
トホホだわ~と思いつつ、興味のあった私。
しかし、この人、台北を歩けないよねー。
「あ、あの人、整形した人じゃない?」って言われそう。ハハハ。


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台湾に行って来たなり~2 -3日目-



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3日目
2007.12.06

連日の暴食で皆さん「朝ご飯はいらない」というので、と2人でホテルの朝食を食べた。
りんちゃんにホテルを手配してもらったら、一部屋1人分ので朝食も付いていたの。
食べないともったいないでしょ?(笑)
味はとにかく、品数は凄かったよ。
いろいろあって悩む~、と言いつつ、どこに行っても食べるものは同じ。
フルーツとベーグルとチーズ。
このスモークサーモン、燻製は弱かったが、脂が乗っててめちゃ美味かったよ。
このあともサーモンだけお代わりした。

その後、ホテル近くの美容院でシャンプーをしてもらう。
台湾名物、着席シャンプー。
ママは初めての体験で緊張気味。(笑)
しかしまぁ、お姉さんたちの逞しい腕でゴシゴシやられるのがほんと気持ちいいの。
頭皮が一皮むけて軽くなった感じ。ピーリングってヤツぅ?
刺激を与えられて、止まってた私の脳みそまで動き出しそうよ。
何故だか最後には、こんな風におっ立てられちゃうし。
この頭のマリ造を見て大笑い。
って!?あんたもおっ立てられてるよ。
丁寧にブローをしてもらって出来上がり。
ママはソバージュみたいな頭だったのに、何故か縦ロールに。
この微妙に野暮ったいところがいいよねー。
なんて私は思っていたんだけど、ママはこのヘアスタイルが大変気に入ったようで、その後の温泉でも大事に守っていましたよ。(笑)
それほど気に入ったのかぁ~。わからんのう。
あー、気持ちよかった。滞在中にもう1回来ようっと。

お昼は、鼎泰豊の本店へ。
炒飯も食べたと思うけど、写真を撮り忘れたな。
やっぱりここの小籠包はサイコーだね。
日本で食べてあれが「鼎泰豊の味」だと思われちゃ、ほんと困る。
台湾の他の店でも食べたけど、ココのはやっぱり洗練されてるね。
おまけにココの客捌きは見事なのよ。
非常にシステマティックで、まったく無駄がない。
だから、待っていてもイライラしないで待つことが出来る。
観光客で一杯なのに、それでも相当数の地元の方が来てるのも納得出来るよ。
客が帰った後アルコールでテーブルを消毒したりと、清潔さと接客に関しては、台湾の高級レストランにも引けを取らないと思う。

食後は、永康街(日本で言うと吉祥寺?)でお土産やらコートを仕入れ、台北駅までタクシーで移動。
そこで、この日から始まった台北駅前新光三越のクリスマスセールに行くマリ造と別れ、私たちはママを連れて台湾郊外の北投の温泉へ。
↑三越は台湾のおばちゃんたちでごった返し、エライことだったらしい。
地下鉄に乗って、途中支線に乗り換えて30分余。
大都会の近くに温泉があるなんて便利ですなー。
私たちが行ったのは、水都北投温泉会館
事前に入手してた情報では、入泉料600元(時期によって異なる)ってことだったの。
この日は、平日の昼間のせいか、390元。
そこで、私は、日本でプリントアウトして行った10%Offのクーポン券を出したのよ。
そしたら、受付の兄ちゃんが「今は安いんだから、割引は出来ないよ」と言う。
↑たぶん、こう言っていたと思う。日本語可のはずだが、通じなかった。
なんですとぉ~!!
そんなこと一言もこのクーポン券に書いてないじゃないか!
あんた、そんなことでこのうき様が引き下がるとお思いか?甘いね。
ふふふ。日本語でまくし立てて39元(130円強)割引させましたよ。
値段の問題じゃないんだ。
そういうことがあるなら、ちゃんと但し書きをつけなきゃ!
うき様、日本を代表して戦いましたよ。(笑)
↑日本の恥とも言う。
さて、温泉ですが、コレがまぁ、何と申してよいやら・・・。
更衣室は、日本の市民プール並みね。
屋内の湯船は総じて湯がぬるい、そして、お湯の質でヌルヌルするのか何日も掃除をしてなくてヌルヌルするのかわからなくてねぇ。
↑つまりあまり清潔でなかったってことですな。
私、コレでも免疫力や抵抗力がないヘタレなもんですから、郷に入っては郷に従えをしたいんですけれども、めっちゃビクビクもんでした。
気を取り直して、屋上にある露天風呂に行きました。
エレベーターを降りたら、すぐにきっ茶店があり、どうやらその中を通らなきゃ露天風呂には行けないらしい。
が!しかし!我らは水着にシャワーキャップを被った恥ずかしい姿。
嘘でしょ~。ここをコレで通れって言うの?
幸い、きっ茶店には客がいなかったが、従業員が数名、もちろんちゃんと服を着てる。
うーん。どうしたもんか。
でも、ココまで来たら、もう後戻りは出来ない。
覚悟を決めて、水着にシャワーキャップ姿で堂々ときっ茶店と通り抜けましたよ。(笑)
久しぶりにこんな恥ずかしい思いをしたよ。
で、そんな思いをして辿り着いた露天風呂。
コレが熱くてとてもじゃないけど、浸かれない。
最初知らなくて、足を浸けたら火傷するかと思うくらい熱かった。
10分もそこに留まらず、早々に退散。
あー、台湾の温泉の初体験。かなりトホホでしたわ。
たぶん、2度と北投の温泉には足を踏み入れないでしょう。(笑)
と私はこんな感じだったのですが、何故かママは満足した様子。
ま、貴女が喜んでくれたなら、私は嬉しいっす。

夕飯はりんちゃんと待ち合わせて、発酵の進んだ白菜の酸っぱい漬物を入れて食べる鍋の「長白小館」へ。
どうってことないように見えると思うけど、酸っぱい白菜がクセになるの。
タレは自分で配合するのね。これがまた絶品。
↑基本的には、ゴマダレに酢や醤油や辛味を入れた感じかな。
「もう止めておこう」と思いつつ、箸を置けない危険な鍋よ。(笑)
この安物~の豚バラじゃなきゃダメなんだろうねぇ。
ママ「今度家でも作ろうかなー」と言っていたけど、無理ですって!
でも、何だか家でも作れそうな気がする鍋なのよ。無理だけどね。

食後は、国父記念館の公園内にあるアイスクリーム屋へ。
台北101がキレイに見える恋人たちのお店です。
そんなところになんで40歳過ぎのおっさんとおばはん、40歳になりらんとしてるおばはんと60歳過ぎたおばあちゃんがいる!?
まったく・・・笑える図だと思う。
それにしても!12月ですよ。12月!
こんな薄着で屋外でアイスクリームだよ。オイオイ!
も~、日本じゃ凍死しちゃうよね。
台湾いいわー。
将来、冬は台湾で暮らしたい、と本気で思う。

ホテルに戻ったら、何やら派手な宴会をしてたの。
↑回廊になっていて、入り口だけ見えた。
すごーく興味があったので、マリ造ママと3人で潜入してみた。
オイオイ!いいのか?君たち。
結婚式をやっていたようです。
フツーな顔をして写真を撮って来たよ。(笑)
氷の彫刻もそうだけど、会場の入り口の花の数もすごかったわ。
めっちゃお金が掛かってるんだろうなぁ。
りんちゃんの結婚式も楽しみですぅ~。


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台湾に行って来たなり~2 -4日目-



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4日目
2007.12.07

この日は、は朝から本屋巡り。
私は、マママリ造迪化街(乾物問屋街)へ。
からすみを値切り倒し、ドライフルーツを大量に購入。
↑値切り担当はもちろん私。
コレがまぁ、安いんだって!
半斤(300g)でグリーンレーズンが160円強、ワイルドブルーベリー400円とこんな感じなのよ。
「コレは買わなきゃ!」と何も考えずに買ったけど、こんな重いものばかりどうする?
と後で気づく。アホだ!
案の定、帰りは大変なことになりましたよぉ。
でも、ココはママにとって、かなり楽しい場所であったようです。
何でって?
それはねぇ、ココ(台湾ではどこでもそうだけど)、買う前にいろいろ試食させてもらえるのよ。
この試食ってのが、ママの心をグッと鷲掴みにしたんですな。(笑)
嫌つうくらい試食して、おばちゃんたちとしょうもないやり取りをして、ココは台湾じゃなくて、まるで近所のお寺の縁日のようでした。
重い荷物か抱えたまま、タクシーで牛軋糖屋へ。
もう、ココでは店中の牛軋糖を買い占めるんじゃないか?って、勢いで買っちゃったよ。
私が買った分だけで、300g×8+600g×3=4.2㎏だよ~。
その他にママのパイナップルケーキ10箱だの何だので10kg以上あったと思うわ。
ヨタヨタしながら、ホテルの部屋まで運びましたよ。
↑ポーターに頼めつうの!
ふぅ~。手がちぎれるかと思った。

お昼の時間になってたんだけど、「毎日食べ過ぎて食べられない」マママリ造
も~、皆へタレだのう。
悪いが、私はまだまだいけるよ。(笑)
「ホテルで休んでる」というママを残し、マリ造と買い物に出掛ける。
私たちが大好きな微風広場でブーツと金色の靴を購入。
ココの靴売り場のお姉さんは、本当に感じがいいし、的確なアドバイスをしてくれる。
いわゆる台湾の接客らしくない接客をするのよ。(笑)
その後、SOGOをブラブラするが、日本のブランドが多くて買う物がない。
↑最上階はこんなことになっていた。
こう何と言うか、台湾っぽいものはないものか。
私は台湾の少し野暮ったいデザインが欲しかったのよぉ~。
時間は2時過ぎ。
そろそろお腹が空いて来た。
ココまで来たら、どうしても食べたいものがあった。
私が大好きな京兆尹のコレ。↓
この黄色い羊羹のみたいな豌豆黄
コレ、羊羹みたいだけど、豆で作ってあってサラッとした軽い食べやすいお菓子なのよ。
あああぁぁぁ~。美味しいよ~。
やっぱりココのお菓子は、どれも上品でいくらでもOKよ~って感じ。
あー、うき様、幸せでございます。
エネルギー注入後は、中山駅の新光三越へ。
ココでも靴をいろいろ履いてみるが、ココには人のサイズを勝手に決めてくれる台湾名物・自称カリスマ店員がいてねぇ。(笑)
めっちゃ時間が掛かかって、もうどうでもいいような気分になったよ。
というわけで、マリ造より一足先にホテルに戻ることにした。

部屋に入ったら、ママはボーッと窓際に椅子を置いて、ボーッと窓の下を見てた。
ありゃ!1人残して行ったのは、失敗だったか?
コレは何だ?机の上に見慣れないお菓子が置いてある。
「ママ、コレ何?」
ママ「屋台で買って来たのよ」
なぬ?屋台って!?あんた!
「ホテルの近所をウロウロして、買って来たのよ。何かわからん餅みたいなのも買って食べたよ」
↑どうやら胡椒餅を買って食べたらしい。
オイオイ!あんた屋台で物を買って食べたんですか?
ああああぁぁぁ~。我が母、スゴイ!
私でも屋台で何かを買って食べるって、なかなか出来ないのよ~。
言葉も出来ない、台湾の食べ物も何も知らない田舎のおばちゃんが1人で買い食いなんて!
つうか、1人で街を歩くだけでもすごいじゃないか!
まったく・・・信じられん。
ママのためにみかんやドラゴンフルーツを仕入れて戻ったマリ造もこの話を聞いて目を丸くしていた。
侮れんのう。我が母。
あ、窓の下を見てたのは、台湾の乱暴な運転やむちゃくちゃな交通事情を興味深く観察していただけらしい。(笑)
↑凹んでいるのかと思ったよ。

夕飯は、台湾の郊外永和市にある上海料理屋さん(名前は忘れた)で、りんファミリーと再び会食。
まぁ、言うまでもなくこの日も賑やかでしたよ。(笑)
すっかりお馴染みなったママ「かあちゃん」と私の「シム」
ちょっとだけ慣れたママも会話に加わってきた。
うーーん。どんどんパワーアップしてるのう。あんた。(笑)
一方、酒豪・マリ造「マリちゃあーん」とあちこちから乾杯の声を掛けられ、大人気よ。
↑先に店に入った私は皆から「マリちゃんは?」と聞かれた。来ますよ。
お料理はこんな感じ。↓
どれも美味しかったんだけど、自家製のソーセージと鶏のスープが特に美味しゅうございました。
この鶏のスープ、何日も煮込んでこんなにミルク色になっているのね。
とにかく鶏のエキスが全部出ましたって感じで、濃いのよ~。
入ってないけど、生クリームを入れたようなコクがある。
お腹一杯にも拘らず、3杯も意地汚く飲んじゃった。
明日帰るんだったら、ペットボトルに入れてもらって持ち帰りたいくらい。
しかし、この日もは早々に潰れ、寝が入った。
↑もしかして、飲まされるのがわかってるから、わざとか?
へタレの我々の分までマリ造が男らしく健闘してくれた。
が!そのマリ造も帰りの車の中で壊れた。(笑)
車の中でずっと陽気に喋り、部屋に戻ったら、私のベッドで服を着たまま寝てしまった。
布団を着せるのに(正確には巻く)難儀したよ。
スゴイのがさぁ、あんな状態でも化粧はちゃんと落としてたのよ。
うーん。びっくりよ。あんた、スゴイ。
それにしても我らのエースまでもが潰されるなんて!
恐るべし!台湾勢。

この日は、深夜にねぇやんが来る予定になってたの。
りんちゃん「この飛行機、いつも定刻より早く着くから、11時半にはホテル来られますよ」と言うので、11時過ぎからロビーで待つ。
しかし、12時になっても来ない。
ありゃ!何かあったのかしら?
昼間に到着した私たちでも到着してからホテルに着くまで1時間も掛からなかったのになぁ。
深夜で道も空いてるはずだし、迎えの車もりんちゃんに手配してもらってるし心配はないはずなんだけどなー。
一同不安になる。
もしかして、飛行機に乗れなかった?
東京の自宅に電話をしてみるも、留守電になってる。
深夜に申し訳なかったがりんちゃんに電話して、いろいろ問い合わせてもらうも、飛行機は定刻に着いてるようだし。
というところで、ねぇやん「荷物が出てくるのが遅くてさぁ」と車から降りてきた。
ふぅ~。よかったよかった。
ママは心配で寿命が1年くらい縮まったと思うよ。(笑)
結局、2時前に部屋に戻ったら、マリ造がこのバタバタを知らずにスヤスヤと眠っていた。
あんた~!明日帰るのに、荷物もまだ詰めてないじゃん!
彼女のために目覚ましをセットして、我らも就寝。
長い一日だったわ~。


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