宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/07/21
(続き)
いこいを出て新しい携帯を受け取り、次に目指したのは十条の斎藤酒場です。赤羽から十条は埼京線で一駅。歩けない距離ではありませんが、時刻は16:00を過ぎています。開店時間を忘れてしまい、16:00開店だったら入れないかも、ということで電車に乗ることにしました。十条駅到着が16:10。やや急ぎ足で斎藤酒場の前に行くと、まだ暖簾は出ていません。



やはり16:30開店だったかとホッとする反面、赤羽~十条のウォーキングができなかったことが残念。すこし界隈を歩きますか、ということで商店街あたりをぶらりと一回りしてからもう一度お店に戻ってきたのが16:30を少し過ぎてしまってました。



暖簾をくぐると店内は既にほぼ満席。いやはや、凄い人気ですねえ。きっと開店前には並んで待っていらっしゃったお客さんがいたことでしょう。開店直後で忙しく注文をとっていらっしゃる店員さんが「こちらへどうぞ」と促してくれたのは、入り口すぐ右手のL字型テーブル。1年以上前に来た前回も座った席で、店内の様子がよく見える位置です。席について、まずはサッポロラガー(大、470円)をいただきます。



このL字テーブルの壁側にある水冷式の冷蔵ケース。お店にあるメニューには「冷しビール」とありますが、まさにそんな感じ。ビールを取り出してタオルで瓶の水をぬぐってからポンっと栓を抜いて出してくれます。やはり美味しいですね。冷しビールという音感と、絶妙なビールの温度。じっくりと呑みつつ、こちらの名物の一つ、「ポテトサラダ」(200円)を注文します。



あっさりとして優しい味わいのポテトサラダです。薄味の味付けも、なんだかホッとしますね。ビールをゆるゆると呑みつつ、店内の様子も眺めます。



この日座ったL字型テーブルは、ボクの右隣のご夫婦を除いてみなさんお一人さんです。新聞を読みながらゆったりと呑んでいらっしゃる方や、どちらか遠出された後立ち寄られたのか、大荷物を足下に置きつつ満足そうに呑まれていらっしゃる方など。どなたも常連さんのようです。そしてビールも空いて、お酒(160円)を冷酒でいただくことにしました。



おかずに「たこ塩辛」(200円)もいただき、完全に日本酒モードに切り替えます。ほぼ満席の店内のように見えた店内ですが、後からいらっしゃるお客さん達はいくつかあるテーブルに相席に座っていき、完全に満席状態に。するとL字型の内側の席にもお客さんが座るようになりました。L字カウンターと思っていたのですが、対面テーブルだったようです。ちびちびとお酒をいただきつつも、15分ほどで1杯目が空いてしまいます。おかずもまだ十分残っているので、もう1杯いただくことにしました。



しかしこの日本酒、160円というのは驚きですね。水冷式冷蔵庫で一升瓶ごと冷やされたお酒は、いい感じできりっと冷えていて美味しい。そして満席の店内も、賑やかなんだけど酒場の雰囲気が保たれているというか、ゆったりと時間が流れていく感じがたまりません。回ってくる酔いのなか、お店と一体化していくような、そんな気がしてきます。

2杯目の日本酒も呑み干し、おかずも平らげてごちそうさまをしたのは17:50。あまりに居心地が良すぎて、1時間15分ほどの滞在もあっという間でした。お会計は1,190円。大満足な斎藤酒場再訪でした。



お店を出ても、18時前の空はまだ明るいですね。てくてくと十条駅まで戻ります。



十条駅のホームも、なんだかゆったりとした雰囲気の、レトロな感じがいいですね。ニンマリとしつつ、いい気持ちで帰宅したのでした。
(おわり)

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