宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/07/14
(続き)
福田フライを出て大雨の中、野毛のメインストリートを日ノ出町駅方面へ歩き進みます。そして駅も近いあたり、第一亭の前を通りすぎます。



ここが第一亭ですねー、と言いつつお店の前を一旦通過しますが、しばらく進んでから誰からともなしにふとその場に立ち止まる4人。そして顔を見合わせ「やっぱり寄っちゃいましょう」ともと来た道を引き返します。



傘をたたんでお店に入ると、店内はカウンターに2~3人のみの状態で空いています。カウンターの中には、店主の方でしょうか。前回はお見かけしなかった男性の方が立っていらっしゃいますね。



我々は入り口近くのテーブル席に座って、紹興酒のボトルを注文します。そしてこちらの名物も頼んじゃいます。



まずは「パタン」。メニューにはありませんが、注文すると快く作ってくれます。独特の太め中華麺は、茹でたあと水で締められていて、それに独特の醤油だれと刻みニンニクが絡められたもの。シンプルなのですが、癖になる味ですね。



お次は「しじみの醤油漬け」。前回一人で第一亭にやって来た時に、パタン食べました!と歩く酒場データベースKさんに報告したところ、「しじみはありましたか?」と聞かれたのでした。ある時と無い時があるようですね。この日はラッキーなことにありました。早速いただいてみると、何とも言えない旨さです。



中を開けてみると、生の状態で醤油漬けされたもののようですね。なるほど、新鮮な状態で醤油漬けするために、無い日もあるってことなのでしょうか。



そしてこちらも人気メニューの「チートの生姜炒め」。チートというのは豚の胃、つまりガツですね。とろっとした感じの塩味です。これもまた絶品。紹興酒が進みます。するとはまださん、紹興酒をもらう時に一緒にもらっておいたレモンスライスを紹興酒の中に絞り入れてます。



「きゅっと絞ってそのままグラスの中に入れると、紹興酒がカクテルのようになっておいしいんですよ」とはまださん。まねっこしてボクも入れてみました。



なるほど、紹興酒の香りとレモンの香りがブレンドされて、まったく別のお酒のような感じになりますね。絶品おかずをつつきつつ、紹興酒を呑みつつ、あっというまに楽しい時間が過ぎていきます。



お店を出たのが17:00過ぎ。約45分の滞在でした。やっぱり野毛に来たら立ち寄りたい、そしてパタンはいただきたいという感じですね。そしてまだまだ雨の降りしきる中、さらに次のお店へ向かったのでした。
(つづく)

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