今年もやってきました。チョコの季節です。 フランスでは、バレンタインに、愛する人にチョコをあげることは、まず ナイのですが(*注1)、ここは、日本なので、日本の慣習に習うことにします。 今回のテーマは、"チョコで世界一周"。
ちなみに、四角いタイプ2種は、フランス式チョコ、丸っぽいタイプ1種は、ベルギー式チョコのイメージ(*注2)で作りました。
Chocolats à ma façon: "Le tour du monde"
● 日本(JAPON, Sud du Japon):画像一番左のオレンジ色のチョコ,le chocolat à gauche
ガナッシュ:ブラックチョコレート・黒白波・黒みつ
Ganache: chocolat noir, Sake"Kuro-siranami", sirop de cassonade
コーティング:ミルク&ブラックチョコレート・転写シート
Couverture: chocolat noir et au lait, feuille transfert
● アメリカ(Etas-Unis, Californie):画像中央の黒色のチョコ,le chocolat au centre sur l'image
ガナッシュ:ミルクチョコレート・グレープフルーツリキュール
Ganache: chocolat au lait, liqueur de pamplemousse
コーティング:ブラックチョコ・粒ラズベリー・金箔
couverture: chocolat noir, framboise, feuille en or
金箔がチョコの側面にいってしまったので、ちょっと画像では見え難いですね。^^;
● フランス(France, Bretagne) :画像右の線が描かれたチョコ,le chocolat à droite sur l'image
ガナッシュ:ミルクチョコレート・キャラメルシロップ・キャラメルリキュール・シナモン
Ganache: chocolat au lait, sirop caramel, liqueur de caramel, cannelle
コーティング:ミルク&ブラックチョコレート・転写シート
Couverture: chocolat noir et au lait, feuille transfert
*注1:フランスでは、クリスマス(Noël)やイースター(Pâques)には、チョコものを食べますが、バレンタインにチョコをあげると、"今日、来る途中で買ってきた"という軽いものに見られてしまうので、バレンタインには、アクセサリーなどをあげるのが一般的です。 なので、フランスの2月のチョコやさんは、特に混んでいません。 フランスや、ベルギーにとっては、日本の市場サマ様ですね。
*注2: ヨーロッパのチョコは、フランス・スイス・ベルギーと主に3つのタイプに分かれ、甘さに関しては、一番甘い順に、スイス>ベルギー>フランス となり、味と香りのバリエーションの豊富さや繊細さでは、フランス>ベルギー>スイス となります。フランス式チョコのガナッシュの味はとても豊富です。 スイスや、ベルギーは、型にチョコを入れて固めて取り出す方法が多く、フランスでは、ガナッシュの周りに、チョコをコーティングしていく製法がよくみられます。
いままで製作したチョコレシピはこちら。ゴツゴツした形のチョコ以外は、すべてガナッシュにそれぞれの味をつけたもので作っています。
● ベリッシマ(フリーズドライのベリーチョコ)
●エキゾチックシリーズ (ノンアルコールチョコ)
● 抹茶に合う、塩羊羹チョコ