un espresso et un café capcin ↑
----Au café en Tunisie----
Q: Qu'est-ce que c'est, du "café capcin"??
R: C'est un espresso avec une goutte de lait.
---- je n'ai jamais entendu ça. Il existe aussi le café capcin les autres pays?
チュニジアのホテルの部屋にルームサービスのメニュー表がおいてあった。
「-- ほら、ここにはお酒のメニューがあるよ。」
( チュニジアはイスラム教の国で、アルコールは飲まないので、レストランのメニューには基本的に載っていません。 でもさすがにホテルなどのバーなどではすぐには飲めますが、チュニジアに4泊した間の4日目までは、なんだかんだで私達も禁酒をつらぬく結果となりました。)
アルコールが一応存在することに安心しつつ、メニュー表のほかの部分も暇つぶしにながめていると、「Café capcin」の文字が。
「見てこれ。capcino(カプチーノ)の"O"が抜けてるよ。 café capcin(カフェカプチン)だって。」
このときは、ただの誤字扱いで終了。 しかし、それ以後、あちこちで café capcinを目にすることとなる。 しかも、よくみると、メニューの中には、café capcino(カプチーノコーヒー)も存在していて、カプチーノとカプチンは別ものであると判断するに至る。 カフェカプチンは一番安いエスプレッソとほぼ同額だった。一番安い部類に位置するカフェカプチンとは何者??
やっと、カフェカプチンを目にすることになったのは、チュニジアを発つために着いた空港のカフェで。 現地通貨がまだすこし残っていたので、カフェカプチンを注文してみることにした。
メニュー表をみてみると、やはりメニューの2行目、エスプレッソの次にカフェカプチンの文字が。
「カフェカプチンください。」
「----- え?カプチーノ?」とお店の人。
「違います。カフェカプチン。」 というやりとりを3度ほど繰り返し、たぶん絶対それでもカプチーノもってきそうだよね。と友人と話していると、やはりお店の人は悠々とカプチーノらしきものをもってきた。
「これは?」 「カプチーノ。」 やっぱり。
「ちがう。 カフェカプチン。」 メニュー表に書いてある部分を指しても、店の人は"外国人はカプチーノを注文する"と思っているのか、いまいち分かろうとしてくれない。 最終的に、カウンターの向こうでコーヒーを作っている人に、「カフェカプチン」の話をすると、
「あー。 カフェカプサン、ネ。」 あ。なんだ。 カプチンじゃなくて、カプサンって発音するのね注文しなければ、ずーっと、「カフェカプチンの謎」で終わるところだった。。
「その、カフェカプサンはどんなものなの?」
「エスプレッソに、ちょっとミルクを加えたものだよ。」とカウンターのおじさん。
そうして、やってきたカフェカプサンは、エスプレッソと同じ大きさのミニカプチーノのようなものでした。(一番上の画像。左がエスプレッソ・右がカフェカプサン)
「エスプレッソと同じ値段だったら、なんかカフェカプサンのほうが得した気分だよね。」
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