ça fait longtemps que je n'utilise plus ma machine à pain,parce que j'ai su comment faire des pains à la main sans effort.
パン焼き器を、3年前、使ってない人から借りてきたのですが、今やパン焼き器を使わずに作る方が、自分の思うような色んなアレンジのパンが出来るようになってしまったので、パン焼き器はリビングに「台」のように置かれている状態です。
パン焼き器は最初から最後まで器械にまかせると、四角いパンしかできないのと、できあがるまで蓋を開けてはいけないので、中で行われていることに手出しが出来ないもどかしさ(笑)が私がパン焼き器から遠ざかった最大の原因です。(大げさな言い回し。)
それと、 オートリーズ法のやり方にしてから、捏ねにも労力を使わず簡単に失敗なくできるようになったので、ほんとにパン焼き器が必要なくなってしまいました。
オートリーズ法は(私の解釈だと)1次発酵の前に、軽くパンを発酵させておく(0.5次発酵?)方法です。 塩がイーストの発酵を妨げるようなので、塩と油を入れる前に、「強力粉+砂糖(蜂蜜)+水+イースト」だけを適当にまとめて30分くらいおいておくと生地にいいかんじの伸びがつくので、そのあと、塩と油を加えて、ボールの中でたたいたり捏ねたりして、そこではじめて1次発酵にもっていく。 この方法だと、1次発酵の前に、台の上で一所懸命捏ねなくても、ボールの中でこねる程度で滑らかな生地ができてしまいます。 パンを作るときに、必要に思われる、「広い台」の場所を用意する必要もありません。 (実際のオートリーズ法は、水と小麦粉だけを先にあわせておく方法を指すみたいですが、私は糖類も一緒に入れてしまいます。)
それと、イーストのニオイが残ることに対する解決法は、砂糖の代わりに「蜂蜜」を使うことです。 どこかでその方法を知ったのですが、蜂蜜にしてから、イーストの香りが変に残ることもなくなったので、たぶん、効果があるんだと思います。
夜でも、3時間くらいあれば、パンができてしまうので(しかも、テレビを見ながら片手間に。)パン焼き器の一番早い焼き上がりの2時間モードと大差なく出来るし、あと、「強力粉の種類によって仕上がりが全く違う」ことで、手で捏ねたりして粉の感触で水や油をその都度確認したい場合は、途中でファジーに調整できない機械には、やはり任せられないというのがあります。
どちらにしても、分量などを見て作らなくちゃいけないものが好きではない私でも作れる方法を手に入れてしまったがために、パン焼き器(ホームベーカリー)は、「台」と化してしまったわけでした。 なんかこの機械で、パンを作る以外に出来そうなもの、実験してみようかな。
そんなこんなで、簡単に、最近作ったパン2種。
「クルミ・かぼちゃの種・エシャロットフレークの全粒粉パン」
Pain complet aux noix, graine de potimarron et échalottes séches
(表面には見えませんが、中には、細かく砕いたクルミやかぼちゃの種が入っています。)
「ベーコン・チーズのみつあみパン」
Pain long au bacon fumé , au fromage
○これらのパンも、オートリーズ法で行っています。生地の基本材料は同じなので、それ以外のレシピは Recette Pain 捏ねの部屋 でご覧ください。
Mais je ne sais pas encore faire des baguettes.