Le Wasabi en poudre↑
少し前から気になっていた調味料があります。
粉わさび。
何故に今更、とお思いになるでしょうが、もちろん一般的な、"水で練って刺身用わさびにする"なんていう使い方がしたいわけではなく、粉をダイレクトに料理に入れる方法でいくつか試してみたいものがあったので、今回、初めて粉わさびを買ってみたわけです。
粉わさびは、チューブに入った練りわさびと違って、料理に入れるとき、満遍なく味をいきわたらせるのに便利なのではないかと思います。
この粉わさびレシピ、まずは3つほど作りたいものがあるのですが、そのうちのひとつ、ドレッシングものに入れる簡単なもの。
静岡辺りのお土産で、"わさびマヨネーズ"なるものがありますが、これは、普通のマヨネーズと粉わさびを混ぜれば作れます。チューブのわさびだと混ぜ難いので、やはり、こういう場合は、粉わさびです。
たとえば、この"わさびマヨ"を使って、前菜サラダをつくります。
「サーモンと帆立のタルタル」
Tartare de saumon et de St-jacques au Wasabi-mayonnaise
材料:生サーモン・生帆立・わさびマヨネーズ・キュウリ・塩・バルサミコ少々
Ingrédients: saumon cru, st-jacques (cru), Wasabi-mayonnaise,concombre,sel, un peu de vinaigre balsamique
①生サーモンと生帆立はさいころ状に切り、キュウリはみじん切りにする。
② ボールに、①と、わさびマヨネーズ・塩を入れ、全体を混ぜる。(場合によっては、粉末昆布だしをいれると、味がなじむと思います)
③お皿の上にセルクル(成型輪)をおき、そこに、②でまぜたものを入れ、円柱状に成型したら、まわりに、バルサミコをちょこっと飾ってできあがり。
タルタルというのは、このような細くした材料を、オイル・塩胡椒などで全体を混ぜたものを言います。 フランスには、"ステーキ・タルタル"という料理がありますが、これは、焼いた肉にマヨネーズのタルタルソースがかかっている、というものではなく、 生の牛ひき肉に、オリーブオイルや、塩胡椒、場合によっては、ケチャップなどを混ぜて、お皿の上にハンバーグのような形に成型して出てくる、いわゆる生肉料理です。 ユッケみたいなものと言ってもいいかもしれません。
それ以外に、混ぜ系サラダものに隠し味の調味料として、粉わさびを入れるレシピ↓
●わかめと春雨・カニの和え物
材料は、酢・昆布だし・しょうゆ・粉わさびなどを合えました。生姜をいれるような和え物に、代わりに粉わさびを使う方法ですね。
●インゲン・キャベツ・じゃがいもの温野菜サラダ
材料は、それぞれ茹でたジャガイモ・インゲン・キャベツをマヨネーズ・粉わさび・マスタード・白ゴマ(もしくはゴマドレッシング)で和えたものです。
粉わさびを入れることで、夏向きな味になります。 そういえば、お弁当などに入れる食中毒防止のわさびシートがありますが、あれをいれなくても、こうして隠し味に、粉わさびいれるだけで意外と食中毒防げたりしますかね?
後日作った粉わさびレシピ、こんなのございます。
●ハマチフライ(粉わさび+チーズ):お弁当のおかずにも。
●イカゲソ・ぬか漬けきゅうりのマヨあえ :大人のおつまみ
●レンズ豆のポテトサラダ :ワインの会に。
●筋子クリーミー温素麺:温かい素麺、ちょっと洋風。
●ごぼうのからすみ和え:マヨネーズとゴマも加えます。
まだまだあります。
●野菜もいっぱいオーシャンキングサラダ:カニカマのサラダです。
●ビンチョウマグロとミニトマトのコロコロ和え:味は和風で。
●エビバーガーにわさび昆布マヨソース:勝手に命名、金沢バーガー。
●マグロと菜の花の和え物 :彩りもあざやか。コチュジャン入り
これからも、また粉わさびレシピを作ったら、このページに加えていきます。