Le ton fait la chanson,le ton ne fait pas la chanson.

<創る>がテーマのアイディア帳。つくるココロを育てます pour votre creation d'avenir

『 what's ☆ mean 』

2009-08-31 | ●Conte 物語の部屋

  健康調査票に記入していく。 ペンが止まる。 ん?。。。英語で見ても、中国語で見ても、聞かれている意味がよくわからない。 しかし、 □有  か、 □無  の どちらかにチェックを入れるしかないから間違えることはできない。

  じーーーー。 文章からヒントを探す。 ”・・猪・・・”

    

  (ちなみに、この話は成田ー香港間の飛行機での話ですが、↑この質問表の紙は、マカオ入国の際のものです。なので、言語が 中国語・ポルトガル語・英語で書かれています。)

  "H1N1(猪)・・・influenza A・・・・・"

   「これって、豚インフルにかかったり、そういう人と最近接したか、とかいうことじゃない?」 と、私は、同行者Bに話しかける。(この頃は、まだ、豚インフルエンザとか、新型インフルエンザという言い方しか日本ではしていなかったので、H1N1と書かれてもピンとこなかった。)

   すると、Bは、私の反対側に座る、インド人らしき人に聞いてみて。と小声で私に頼む。 さっき、このインド人らしき人は、キャビンアテンダントに流暢な英語で話していた。。。ってことは、私に、英語で聞けってこと? うわー。めんどくさい。 しかし、この健康調査票のYES or NO に間違ったチェックをいれると、後々面倒なことになる。 しょうがない。

 「Excuse me, do you know what  **  mean **...?」(すみません、これ**ってどういう意味かわかりますか・・?)

   私は、票のその不明な部分を指差して聞いてみる。 隣のそのインド人は、ちょこっと英語で言ったあと、すぐに恐ろしく上手な日本語で

  「ここにチェックつけておいて大丈夫。」 と言った。

   私達が、それまで日本語で話したりしていたのを知っていて、日本語に切り替えてきたらしい。 日本に仕事で住んでいるという、ムンバイ出身のそのインド人は、ほぼ間を置かずに、

   「何か、フランス語(?)とかしゃべれるの?」と私に質問する。 なんだろ?と思ったら、私が、ちょうど調査票を書く前に広げていた、旅日記の一番最初の1行目にフランス語で今日の日付を書いていたのを見ていたらしく(飛行機の薄暗がりの中、よくみてたな。と思った)、一応、フランスに住んでいたことがあるから、というような意味のことを説明した。 

  それをきっかけに、 同じ"外国に住んだ経験のある外国人"として、ヒンズー語は、どこの言語に文法的に似ているのかというような話から、インドのタージマハルの女王様のお墓の話(私が昔、インドを旅行したことがあると話したことから。 ちなみに、ヒンズー語は、英語より、日本語の構造に似ているらしい。)、普通なら、外国人には、あまり宗教の話はよくないと言われたりするけれど、たぶん、そのインド人は、色々な外国生活の経験から、そういうタブーみたいなものに関して寛容になっているのか、もしくは、私になら聞き易いと思ったのか、

    「日本のお葬式のときの、棺の中って何が入ってるの?」と質問してきた。 なので、その中には、亡くなった人が入っていて、そのあと、焼かれて骨になって、お墓と呼ばれる石の下には、その骨が埋まっていることを説明した。 彼にとっては、"素朴な疑問"だったらしく、なんでそんな、日本人にとって"当たり前のこと"が疑問なんだろと思っていたら、彼が説明することには、インドでお墓と呼ばれるところ (タージマハルしかり)には、ほんとに、その亡くなった人や、又はその骨が入っているかどうかは、誰も分からないし、誰も追及しない、ということで、つまり、インドでの、「お墓」という言葉は、日本で考えるような「お墓」かもしれないし、もしくは、ただの「碑」かもしれないという、まさに宗教違えば、の話を知ることとなった。

  そのムンバイ出身の彼は、日本に遊びに来た親戚のインド人2人を、これから中国にいる親戚のところに連れていくということで  私達と同じ香港行きの飛行機に乗っていたのだが、親戚2人の方は、機内食をベジタリアンにしていたらしく、食事のときに、「これ、ベジタリアンの食事だよ。味見てみる?」とニンジンの千切りサラダを私達に差し出した。 インドっぽいスパイスの味がほのかにする、サラダだった。(この、機内食の"食べてみる?"話は、チュニジアの飛行機でもあったのだが、それはまた次の機会に。)

  外国の人と交流するのって、わざわざ相手国の言語がしゃべれなくても、十分可能だな、とたまに思う。結構、日本語ぺらぺらな外国人っているし。 フランスにいたときも、フランス語を共通語として、スペイン・南米・ギリシャ・中国などの人たちと、それぞれの国の話が聞けたのは、なかなかおもしろい経験だったと改めて思う。 

  その気になれば、日本語だけでも、世界の人と十分交流が出来ます。って話、でした。

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    ここからが本題。(笑)

     この旅行の「香港・マカオの旅」の写真を編集しました。

     Macau Hong Kong 2009

           "もうひとつの赤"がテーマです。"もうひとつ"とは、深い(?)意味合いがあるのですが、あえてここでは説明しません。 純粋に写真のみをお楽しみください。

   J'ai fait un album des photos de"Macau Hong Kong 2009"( Cliquer là.)

       Macao est une ville très amusante.  Il y a beaucoup de pâtisseries portugaise-chinoise hypers bonnes! Concernant Macao, voir au Wiki .

      



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