高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

ずいき料理 ~天竺舎レシピ

2022-11-28 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
天竺舎レシピ by雨宮智子
★ ずいき料理 ★

ずいきは、
リュウキュウや田芋の茎を干したものです。
田芋ずいきのほうが
ぬるっとした感触が強いように感じます。


今回は、田芋ずいきを作りました。
干したものは芋がらともいうみたいですね。


まず、戻し方
充分な水に浸けて、
優しく揉むように洗います。
だんだん膨らんできますので、
大きめの器で。


軽く水を絞ります。
沸騰している
たっぷりのお湯に入れて、
優しく混ぜていると、
ふうわりと膨らんできます。
ムラのないように
ゆがいてください。


お湯の中に5分、
ザルにあけて水洗い、
冷めたら絞ります。
適当な長さに切りそろえます。
4.5cmくらいが使いやすいかな。
これで何にでも使えます。
煮物、和え物、炒めもの、みそ汁の具、など。


《ずいきのきんぴら》
じゃこ天、油揚げ、
こんにゃく、人参などと
合わせるのが良いでしょう。
同じような長さの棒切り
または、千切りにしたものを、
ずいきもいっしょに炒めます。
油がよくなじんだら、
酒、醤油、みりん、さとうを加えて炒め煮します。
汁気がなくなったら終わり。
好みで、タカノツメ、ゴマなどを加えてください。


《煮物》
材料は同じようなものでよいです。
厚揚、油揚げ、
コンニャクなどは相性が良いですね。
材料をさっと炒めたら、
酒、醤油、みりん、砂糖、
たっぷりの出汁を加えて煮て、
よく味を染み込ませてください。
落し蓋をすると良いでしょう。
ずいきの中にたっぷりと煮汁が染み込みます。

今日は、みそ汁に加えてみました。
みそ汁には田芋を入れてあったので
親子汁だと勝手に命名しました。
おいしかったです。


5分ほど湯がいて戻したあと、
ちょっと食べてみて、
イガイガがのこっていたら、
もう一度湯がいてください。

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2022年11月号より転載しました。
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