高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

平飼い鶏と田んぼの見学会 終了しました

2022-06-29 09:00:00 | イベント報告
★ 平飼い鶏と田んぼの見学会 ★

6月19日、
梅雨の真っ最中でしたが
この日は雨に合わずラッキー ♪

まずは奥田養鶏場に集合。
奥田誠志さんがお出迎えです。


元気な鶏・美味しい卵になるように
いろいろと試行錯誤しているそうです。
ほとんどの参加者は
見るのも聞くのも初めてで
質問攻め状態でした。

鶏はもちろん平飼い。
品種は“ゴトウもみじ”と“ボリスブラウン”。
一坪(3.3㎡)に10羽で計2,500羽ほどいます。
生まれたてのヒヨコを鶏舎に入れると
5か月ほどで卵を産み始め
18ヶ月ほど採卵していくとのこと。


卵を産むときは
鶏舎内に作った箱(個室)に入ります。
箱(個室)を反対側から覗くと
あらっ失礼!
おしりと卵を見つけました。


平飼い鶏がおばあちゃんになったら
ケージに移してもうしばらく飼います。
が、緑の葉をもらえるのは
平飼い鶏のほうだけだそうです。
なるほどストレスフリーと良い餌


次は井上正雄さんの田んぼにお邪魔。
半分は田んぼ、半分は畑。
両方を見学できました。
農薬も化学肥料も使わない田んぼには
ホウネンエビもどっさり。


この田んぼはここ数年ずっと畑だったのに
水を入れたとたん水田雑草コナギが!
種がずっと土の中で眠っていたのでしょう。
ちょっと衝撃でした。


最後は猪谷英代さんの田んぼです。
水の管理の
失敗例と成功例を見せてくれました。


猪谷さんはジャンボタニシを利用します。
深水にしたり浅水にしたりと調整して
水田雑草をジャンボタニシに食べてもらうのです。
うまくいけば人による除草は全く必要なし。
ジャンボタニシを味方にするには
水の管理が決め手だと!


実際に見てお話をうかがって
とても勉強になりました。
愛着も湧きました。
大切な食!
自給を目指したいところですが
まずは会の生産者のお米や野菜や卵を
いただきましょう。
安心できるし、美味しいんです!

( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする