高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

新春企画 ~土といのちに望むこと 又は 会員さんに望むこと その4

2020-01-24 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
★ 土といのちに望むこと 又は 会員さんに望むこと ★

南国市 斉藤牧場の斉藤佳洋です。

昨年はジェラート優勝やテレビ撮影も入りましたが、
今年はその上に更なる飛躍の年にしたいです。
東京オリンピックなどでアニマルウェルフェアが提唱されている今年、
うちのような牧場こそ見直されるべきだと考えております。
しかしながら世代交代待ったなしの年でもあり、
子供たちもまだまだ学業の道真っ只中です。
現実的には厳しい守りの年でもあろうかと思われます。
山愛会、土といのちあっての斉藤牧場ですので、
まず両団体でご迷惑かけませんよう家族一丸で頑張りますので、
今年もよろしくお願いします。

愛媛県宇和島市 八坂石鹸の増田明宏です。

土といのちさんとのお付き合いも、もう30年近くになります。
当初は安全な洗浄剤と言えば石鹸だけだったので、沢山使って頂きました。
合成洗剤のコンパクトが開発されて、粉石けんを使っていた人も、
害が少なくなったと思い、コンパクトに魅力を感じ、
危機感を抱きながら釜を焚いていた頃です。
最近、特に石けん使用が減ったため、
石けんの種類を多く作るようになりました。
ずーと長く使ってくれている方に聞きますと、
[良いものだと思っているから、洗濯機が変わっても、石けんは使い続けるのよ]との返事。
ありがたいことです。
長―いお付き合いをお願いいたします。

香美市 さくらベーカリーの明神充です。

“食べ物が体を作る”、
あたりまえのことですが、あたりまえすぎて忘れがちです。
日本人の悩みの大半は“食”に起因するのではないかと、最近つくづく思います。
コンビニに並ぶ食品はほとんどが添加物だらけです。
食料自給率の異常に低い日本だからなのか、
食品添加物の認可数は先進国中でも突出しています。
私が子供だった頃には聞いたこともなかった病気が蔓延している今の日本は、
昔の人々が残してくれた大切な“食”のありかたを、
大きく踏み外してしまったような気がしています。
そんな中にあって、“土といのち”の存在は希望の灯火だと思います。
これからも正しい食育を推し進めていってくれることを望みます。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2020年2月号より転載しました。
コメント
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