高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

うちの畑にようこそ 7月8日記

2018-07-20 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
香美市 わたなべ農園の渡邉志津江です。

「いつのまにか・・・」

「何本折れていると思う?」
そう聞かれてびっくりしたのは当人の母だけではない。
背骨の圧迫骨折を予防するためにと
80歳の母を連れて行った娘の私も思わず「え~?!」っと声が出た。
「いつのまにか骨折」ということらしい。
もちろん、痛みは全くなし!痺れもなし!
だから、全く気がつかなかった。

山の畑に行った帰り道、斜面でこけた母は背骨の7番を骨折した。
15年ほど前のことだ。
激痛だったらしいが、今思えば骨も若かったというわけだ。
だから痛みもあったのだ。
骨粗そう症による骨折で背骨は曲がる。
骨折連鎖を起こしてどんどん腰や背中が曲がっていく。
そうだったのか・・・
今更だが、知らぬが仏だったのかと母娘で反省する。

こうなったら、できる努力をしていくだけだ。
骨粗そう症の治療に加えて病院併設の『姿勢塾』へも入会する。
腰のコルセットの型取りを終えてあとは出来上がりを待つばかり。
ポールウォーキング用の杖はネットで購入済みである。

もし2カ月前に母の右膝が痛くなっていなかったら、
『いつのまにか骨折』は気づかないままだったろう。
気づいた時には大変な事態になっていたかもしれない。
膝が痛くなるのも悪いことばかりでないということだ。
しかも、そのおかげで、私の左母指腱鞘炎の手術を
《手の神さま》にお願いする運びとなるわけだ・・
そのことは来月に聞いていただくことにしよう。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年8月号より転載しました。
コメント (3)
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