高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

松合食品の 丸大豆醤油 濃口・淡口

2015-11-04 09:00:00 | おすすめ品
★あらためて、しっかりした調味料から♪
朝夕気温の差が激しいこのごろ、身体をいたわる時期ですね。
舌や身体に優しい調味料で味覚をととのえましょう。

まずお醤油。
くまもと有機の会委託の
松合食品の丸大豆醤油濃口。
おすすめですし、会員さんに根強い人気です。


「丸大豆」というのは、原料がそのままの大豆のこと、
油を搾ったあとのタンパク質を醤油醸造用に加工した
「脱脂加工大豆」ではないという意味です。

日本の醤油、原料として使われているのは丸大豆が2割弱。
つまりほとんどが脱脂加工大豆から。
しかも丸大豆も9割が輸入です。

脱脂加工大豆は、油を搾る過程で
石油由来の溶剤を使うので問題視もされています。
最初から脱脂だと醤油になるのも早いのですね。
化学的に処理された脱脂加工大豆に人工培養菌、化学調味料使用など、
速醸醤油がスーパーの棚に並んでいます。

それに対してこの丸大豆醤油は、
伝統的な味噌・醤油・酢を作り続けて188年の松合食品に、
くまもと有機の会が委託して作っています。

HPは(こちら

原料は契約栽培農家の大豆と小麦、自然塩のみ。
丸大豆を使うと熟成期間が長くなります。
大豆と小麦に含まれるタンパク質が麹菌の発酵で分解されて、
天然のアミノ酸や旨み成分が醸し出されます。
醤油の複雑な旨み成分は
まだ全てが解明されてるとは言えないそうです。
奥が深いですね。

淡口(薄口)もあります。
甘酒を使って味をまろやかにしています。
コメント (2)
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