70日間にもわたる観察なので、順当に大きくなる様子から記してい踵にします。
ヤママユガーカイコが家蚕と呼ばれるのに対し、天蚕と呼ばれるの野生の、繭を作る蛾です。その繭からは美しい緑色の糸を取ることができます。ちなみに野生の蛾には野蚕と呼ばれるものがいるそうです。クワコのことかな?と思いますがわたしにはよくわかりません。
1️⃣ 卵から蛹まで
前年の抜けがら
卵発見 2月25日
卵アップ
最近見つけたんだけど、これもヤママユガ?
カシの葉にバラバラと
4月2日 孵化を見つけた。
4月3日 ドクガに似ている。でも、毒はない。鳥に狙われないようにとの自衛策なのでしょう。
4月9日
体が緑色に
4月30日
早く生まれた子と遅く生まれた子の違いはこんなにも大きい
5月3日 緑がきれい
美しさに、見た人誰もが感激する。
長くなってきた
6月4日
遠近が違うので実際は指と同じくらきの長さ。太さは指より太い。
2️⃣脱皮
4月10日 ドクガ色の皮を脱いだらきれきないな緑
4月20日 大木の方で発見
4月28日 きれいに残る抜け殻
5月10日 もしかして脱皮終了間近?
5月23日抜けたばかり
5月23日17時24分 体に不自然な糸が
43分後 しまった、こんなに早く抜けるとは
6月1日、脱皮殼2つ。これで最終令幼虫になったのかな?どうも脱いだ殻を食べるのではなさそう。
以上、同一個体かどうかはわかりません。大きさが違うのは生まれた日も違うのだろうと思います。
最初の幼虫が繭を作ろうとしているのだけど
ちょっとちょっと、
そこなの?
6月9日
あー、そこなのね。
黄色いコンテナと葉っぱで隠れるそうです。
う、映しにくい。
黄色いコンテナと葉っぱで隠れるそうです。
う、映しにくい。
コンテナにくっつかれると葉っぱの水換えができにくいのです。まだ餌の必要な幼虫がいるのに。
繭を作る前の幼虫は食欲旺盛で毎日新しい枝を入れていました。
裸にした枝でなおも葉っぱを探してる。やがてこの子は隣の枝に移りました。が、そちらは繭のある枝なんですけどー
翌朝見たら繭の根元まで食べて、隠れていた繭が半分見えていました。
こうして3匹のヤママユガが繭を作りました。
なぜ3匹か、次回に説明します。