あちこちでカラスウリの花を見かける季節になりました。
ちょうどポチの散歩に出かける時間。この時間帯は暑さが少し和らぎ、まだ十分明るさののこっているころで、昼間ぐうたらと過ごしているわたしは、これから夜行性人間になります。
まず、ウマオと一緒にポチを散歩に連れて行きます。なんてかわいい孫だろう、と思うでしょ? しかしウマオはの目的は、途中にあるお友だちの家。お友だちも暑い昼間を避けてこの時間に外で遊ぶのです。
ポチを連れて帰ると次はレモンの木の蔓草退治です。これを日暮れまでやります。が、これについてはまた別の記事に書くことにして
毎年増え続ける気がするカラスウリ。
いままで、日没に合わせて花が開くのだと思っていましたが、どうもそうではないらしいと思い始めました。
7月21日 19時8分
満開まであと少しというところ
きのう8月7日19時14分
ほぼ満開 この日は夕立直前で特に薄暗かったです。7月21日の明るさとは大違い。けど同じくらい咲いていました。
一斉に開くものだからなんだか鳥の羽がひっかかったように見えます。
明るくても暗くても夜の7時半頃には開ききるということです。だから明るいうちに花の観察をしようと思えば夏至の頃が一番よく見えるのではないでしょうか。しかし、夕方がかき入れ時のわたしにはじっくりと観察する時間がありません。とにかく蔓退治優先。ただ、昨日は雷が鳴って雲行きが怪しかったので草刈りを早く切り上げて同じ場所の同じつぼみを時間をかけて観察することにしました。と言ってもじっとその場で見ているのではなく、30分くらい間を空けて見に行っただけですけど。
8月7日17時31分 つぼみが割れたところ
てまりのようでかわいいです。
もう一つ気がついたのは、その日咲くつぼみはだいたい同じように開くということ。ただ、その早さは微妙にちがいます。
18時13分
手前の大きいの
右側のは早くも糸がほどけ始めています。
まん中の。これが一番遅いようです。
18時46分 やはり右側のが早いようです。
19時14分 雨が降ってきました。辺りはいつもよりずっと暗いです。
まだまだきれいに開くはずですが、ほぼ満開
と、やはり七時半近くに満開になりました。
と、やはり七時半近くに満開になりました。
今日のつぼみ
18時29分
つるつるっと並んだつぼみがかわいい。
どれもほぼ同じ状態です。
群れ全体を見ても、同じようなつぼみがいっぱい。これが一斉に開くのです。
けれどこの妖艶な花でいっぱいのところを見る人は田舎でもほとんどいません。夜の虫によって密かに受粉をし、命を繋いでいきます。
近くにキカラスウリの小さな苗が生えていました。
これはまだ小さくて今年は花が咲かないだろうけど、キカラスウリはわりと早くから花が咲いています。
7月24日 19時25分
まだ開き始め。満開になるのは20時前かしら。
カラスウリよりは咲くのが遅いように思います。その代わり朝遅くまで咲いています。
そしてすでに実が
カラスウリよりは開花時期も早いようなのです。
アサガオは体内時計を持っていて、それによって花開くとか聞いたことがあります。太陽とともに咲くのではないらしいのです。これはあくまでもわたしの仮説ですが、カラスウリも同じように体内時計を持っていて、日没に左右されずに開花するのでしょうか。だとしたらその体内時計は何に影響されてできるのでしょうか、そのメカニズム、興味はありますが、わたしの優先順位はレモン畑の草刈り。日々奮闘しているんですよ。