あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

雨上がりには草取りを

2022-08-29 23:55:36 | 植物
 久しぶりに雨が降った日の翌日、庭の草引きをしました。 大きな木を切ってしまった我が家の庭は、それは日当たりが良くて、荒れ果てた空き家のように草が生えてきます。
 

 少し時期がずれただけで、勢力関係がガラッと変わり、今はコミカンソウの天下です。こうして一面に生えていたら、その葉のかたちがおもしろくて、実もかわいくて
悪くはないのですけどね、なんせ玄関から丸見えですから。
 
 
 これはタイミングが大切。これくらいだと簡単に抜けます。しかし実が充実するころになると意外と根が強く張って、カンカンに乾いた土地ではかなり力がいります。逆に生え始めはどれもプツンぷつんと切れてしまうので、今が退治時。 

 で、それに交じっているこれは
 
 メヒシバですかね。画像が悪いです。ふと、今生えている草をすべてうつしてやろうと思い立ちましたが、いちいち作業をやめて手袋をとってカメラをかまえて・・・となんとも効率の悪いやりかたで始めてしまいました。早くしないと太陽が照り付けて作業できなくなるというのに。
 
 
 メヒシバは好き。あくまでも草引きの対象としてですが。大きく広がっている割に根が浅く根元さえ突き止めれば簡単に抜けます。そして、あっという間に広い範囲が片付くので気分もすっきり。
 
 
 逆にこれは手ごわい。オヒシバです。
 小さくてもがっしり。ごくごく小さいうちに雨上がりの土地なら手で抜けますが、乾いた土地では草削り(手鍬)を使っても力がいります。
 
 それから
 
 
 エノコログサもある。
 これはね、穂が出てからは手ごわい。よく肥えた土地では1メートルくらいにまで伸びますし。
 
 それから写真を撮り忘れましたが、ジシバリ。これはきらい。メヒシバをうんと小さく細くか弱くしたような草ですが、なかなかどうして。その名のごとく節々から根を出して地面を這うように広がっています。どこを引っ張っても節から切れてしまい根っこの大もとにたどり着けません。だから一網打尽というわけにはいかず、ちまちまと草削りで掘っていくしかないのです。
 
 以上イネ科の植物4種類。
 
 それから


 カヤツリグサなんですが、これも2種類なのかしら。
 上の写真と下の写真とでは穂が微妙に違う気がします。

 玉状になっている穂。よく見ると花が咲いているみたいで、これ以上は伸びそうもない。


 というわけでカヤツリグサ科2種類。

 それから、ちょうど花が咲いていたツユクサ
 
 
 はかなげで美しい。これも抜いてしまうべきか。というのも最近ではこちらがのさばっていてやや勢力劣勢なのです。
 
 マルバツユクサ。外来種。花の色も薄く、とにかく繁殖力旺盛です。写真下に葉っぱだけ見えているもの。
 
 
 中央の綿毛っぽいのはチチコグサ?チチコグサモドキというのもあってこれは外来種だそうです。最近多くなりました。 以前はここにハハコグサが生えていましたが、今回の作業中は確認できませんでした。
 
 もうありすぎるのでわかるものだけ簡単にー

 中央、ハルノノゲシ。左上、カタバミ。余計なことですが、先日クイズ番組で、カタバミとして黄色のオキザリスの花の写真が出ていましたね。カタバミはうんと小さいです。


 お! ここにジシバリが映っていました。石の上を這うように伸びています。
 
 スベリヒユと、下のほうにカラムシみたいな葉っぱ。でもカラムシではないです。
 左上にヤブラン。

 
 これです。
 

 
 よくある草なのですが、名前がわかりません。どなたか教えてください。


 もう一つ、これも名前のわからない草。これ以上地味な草はないのではないかと思うほど地味。


 
 バカナス(イヌホオズキ)
 
 


 
 
 
 身近な場所では一本たりとも残しておけないコセンダングサ。
 
 アレチノギクはこのくらいなら抜きやすい。案外根が張らないのですが、木のように茂ると刈り取るのにも苦労します。

 普通のすみれ。
 はじめは大切に残していたのですが、大分増えてきたので、抜いてもいいかな?


 まだまだあります。きりがないので続きは明日に。
 








 
 
 
コメント (5)
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