奄美大島の旅2日目です。 朝の気温は16度。 スマホでわたしの街を調べたら、3度!! 13度も違うのか。 全国的に冷えるとは聞いていましたが。
お天気は? 雲はあったものの晴れていました。 この日も朝から予定がびっしり。
まず向かったのは、黒潮の森マングローブパーク。ホテルからは3,40分のところでした。
これから、何をする?
まずライフジャケットを着て、
カヌーがずらっと並んでいますでしょ? これに乗るのですよ。
カヌー体験はオプションです。 やってみたいけど、歳をとっていても大丈夫かなあ? 申し込みの時におそるおそる聞いてみたら
「わたしの母は74歳ですが、カヌーに乗りました。」 と、受付嬢の言葉。 それを聞いて、もちろん、申し込みました。
娘が「〇〇歳のバアさんが?」と言いましたが、 だってわたしより年上の人もやってるのに・・・・
始めに陸上でパドルの漕ぎ方、方向の換え方、その他安全面の注意事項を聞いて、いよいよカヌーに乗り込みます。
見よ、この勇姿。 ツアー参加者の3分の2くらいが体験に参加でした。 60,70のじいさん、ばあさん、多数。 というよりほとんどかな? 歳をとったらおもしろそうなことは何でもやってみなくては。
ご夫婦など複数で参加した人は二人乗り、一人参加は一人乗り。 なので20艘ほどのカヌーが次々と浮かぶものだから、始めは混雑しました。
「おっとっとっと」「ごめんなさ~い」「ああ~ ぶつかる」 なんてね。
でも、漕ぐのは意外に簡単でした。 少し広いところに出ると写真を撮る余裕も。
逆光なので暗い写真になっていますが、お天気もまずまず。 寒くもなく、暑くもなく。 だけど汗びっしょりかきました。 時々しずくで袖が濡れたけど、気になるほどではありません。
川の広いところに出てほっ。
方向変換の時、 漕いで向きを変えるのと、パドルでブレーキをかけて変えるのとでは、手の動かし方が逆になるのでいつも、
あ、反対だ
となって、すぐに思う方向に行けなかったのですが、 ここならぶつかりません。
緩やかな川の流れに身を任せ・・・・
油断すると岸近くまで行ってしまうのですけど。
赤いカヌーはインストラクターさんのです。 川の中に立って、ひとりひとり写真を撮ってくれました。 意外と浅いのです。 バッグも何もかもロッカーに預けてきたのですが、スマホだけはポケットに入れていました。 よかったー。
ここからほぼ直角に方向を変えて(みんな上手になっています)
川幅の狭いところへ
木漏れ日でわかりにくいですが、木のいっぱい茂った場所で、説明を聞きました。
カヌーのすぐ横にシギがいて、逃げもしなかったのですが、写真を撮り損ねました。 残念。
ここは、干潮になると水がなくなるので、ここまで入れたわたしたちはラッキーということでした。 午後体験する人は来られないんですって。
マングローブというのは、 海水と淡水が混じる汽水域で森を構成する植物の総称ということです。 知らなかった~。
ここに生えているのは、ほとんどがオヒルギとメヒルギだそうです。 ここに来るまでに、オキナワでは絶滅したリュウキュウアユが見られたそうです。 木には蟹が登っていることもあるそうです。 帰りは水の中も見てみてください。 とのお話。
こんな実がたくさん浮いていました。 何の実でしょう。
写真を写した後は川に返しておきました。
1時間ほどの体験でも、体は予想以上に疲れているので降りるときに気をつけてください。 ふらついたり足がしびれて立てなかったりすることがあるから、と乗る前に注意を受けていましたが、確かに足がとてもくたびれていました。 長座して伸ばしていただけなのに、どこで力を入れたのかしら?
でも、おもしろかったあ~。 大満足でした。
カヌーを下りたその足で展望台へ。 階段は300段近くあったでしょうか。 わたしははあはあぜーぜーなんですけど、皆さん元気なんです。 普段からかなり鍛えているとお見受けしました。
今、カヌーを漕いできた川が見渡せました。 すごいねえ、がんばったねえ。
今、カヌーを漕いできた川が見渡せました。 すごいねえ、がんばったねえ。
あれが写真を撮ってもらった、広い場所かな?
お昼ご飯は巨大なマグロのモニュメントがある、せとうち海の駅???で海鮮丼。
まさか奄美大島に「瀬戸内」があろうとは。
普段たべたことがないほどたくさんのお刺身がのっていました。