あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

大根はえらい

2009-02-19 10:12:14 | くらし

 「大根はエライ」という本をご存じですか。 (「大根はエライ」 月刊たくさんのふしぎ222号 福音館書店)
 子どもの本なのですが、これを読むと大根への尊敬度アップです。


 畑に大根がある今年は、ほんとうに「大根はえらい」と思いましたね。


 以下、本の内容とは違っていますが


 大根のえらいところ その1
 葉っぱも根っこも全部食べられます。


 売られている大根は葉っぱを切り取っていますが、うちでは外側のかたい葉っぱはにわとりにやって、中の柔らかい葉っぱは食べています。


 これは以前ブログ友の○ねね○さんに教えてもらった「大根葉のおよごし」
 ゆでた大根葉をごま油で炒めてから醤油で味付けしています。


 


 野良ばえの大根は葉が柔らかくてあまり捨てるところがありませんでした。


 ぶじおくんが教えてくれた大根葉の即席漬けもおいしいんですよ。
 葉を細かく切って塩もみし、下ろしたショウガとごま油を混ぜるだけ。 ちょっと塩辛いのでご飯の上に乗せるといいですよ、とアドバイスされました。


 もちろん白い部分は、全部食べられますね。 
 ところで大根の皮、どうしていますか? お料理番組など見ていると皮を剥いてから使っているようですが、どうしてかしら。 わたしは剥きません。 食べられるのにぃ~。


 先日テレビでしていた「大根と金目鯛の白湯」を作ってみました。 金目鯛は手に入らなかったので、れいとうのカレイで代用。 でもこれは鯛などの生きの良い魚でしたほうが良かったです。 豚骨などを使わず即席の中華スープを使ってあっという間にできる一品。 詳しい作り方は「NHK 生活ほっとモーニング」のページでごらんください。



 


 そしてこの大根、まだ若いうちは葉っぱだけでも食べられるし、


 


 切り干し大根のようにひからびても! 食べられます。 写真は、まだひからびる前です。


 えらいところ その2


 煮てもやいても生ででも


 大根とわかめのサラダ。マヨネーズで和えてすりごまをまぶしただけ。



 フレンチドレッシングやイタリアンドレッシングでさっぱりと食べるサラダもありますね。 三杯酢や和えたら酢の物になるしー。


 短冊切りの大根をベーコンと炒めたのもおいしかったし、大根ステーキもいけます。
 大根ステーキは、輪切りの大根をゆでて、フライパンで両面を軽く焼き、焼き肉のたれをかけます。 見た目が真っ黒になるので写真は載せません。


 えらいところ その3


 どんな食材とも合います


 すき焼きでは牛肉と



 イイダコと大根の煮物。 もちろんいかや海老とも合うし、



 魚とも合います。 写真は鰤大根



 えらいところ その4


 他の料理をひきたてます。


 


 大根おろしは最強の引き立て役。 もちろんそのままでもおかずになるけれど、揚げ出し豆腐や、鍋物のもみじおろしや、ハンバーグなどの和風ソースやetc


   もう大活躍だと思いませんか。


 何にでも合ってしかもでしゃばらない、脇役に徹しているけれど、いざ困ったときは主役にもなれる(うちではおかずが足りないときは大根頼み)こんなすばらしい人に、あなたはなりたい・・・・・・? 
 


 あ~、う~ん、無理して大根にはならない方がいいかも~。 いつもいつもこんなでは、大根さん、ストレスたまりっぱなしではないかと思います。 だから、 甘いだけでなくぴりりと辛みがあるのもいいんですよね。


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続甘い大根

2009-02-18 00:39:05 | 植物

 前の記事 甘い大根


 うちに大根はたくさんあるのですが、甘い、新しい種類の大根だというので買ってみました。


 紅芯大根です。 歯触りがよくて甘みが強いので、サラダ向きだそうです。 昨冬うちで採れた野良ばえ(うちのほうでは、勝手に生えた野生の作物をこう呼んでいます)の大根とは反対に外は白く、中が紫です。



 なかなかきれいですね。 さっそくサラダにして食べてみました。

 なるほど~。 甘いです。

 が、
 


 この程度の甘さなら、うちの青首大根だってー
 いいえ、うちの大根の方が甘いんではないの?


 荒れ地を畑にして植えた大根がとても美味しくて、この冬ほど大根をたべたことはありません 種まきしたのはわたしですよ~。 味とはあまり関係ないか


 キャベツの中で大きく葉を広げて自己主張しているだいこん。 これは種まきしたのではなくて、勝手に生えてきたもの。 ずっと前から毎年こぼれ種で生えているものです。



 ぬいてみるとー


 まあ、大きい!
 下のが種を蒔いてできた普通の大根です。 野良ばえはそれの倍はありそうですね。



 さて、昨冬、ためしに野良ばえの大根を食べたところ、どれも辛くて苦みもあってまずかったのです。 ところがこの冬の大根は野良ばえも甘くて、やわらかくておいしい。 
 ただ、野良ばえにも色々あって、
 もっともっと長くなりたかった大根(左)と、大根になりたくなかった大根(左から2番目)。 葉っぱだけがしっかりと大きくなっています。 右の2本は普通の大根です。



 さすがに小さい大根はまずそうですが、葉っぱはおいしそうですね。


 大根の味は何で決まるのでしょう。 夫に言わせると、それは肥料だそうです。 それを言うと、母は疑わしそうに、大根の種類によるのではないかと言います。 たしかに品種によって味はちがいますが、もともと甘いはずの紅芯大根よりうちの青首大根のほうが甘く、昨冬辛くて苦かった野良ばえの大根も今年は甘い、ということは・・・・ やはり肥料でしょうか。 


 もう10年以上も草ぼうぼうのまま放置され、土地もやせていたのですが、何回か有機肥料を撒きました。 化学肥料に比べると値段は高いそうです。(実は値段を知りません) ことしは土作りのために牛堆肥を投入する予定です。


 農産物の値段は需要と供給の関係で決まるので、生産コストが高くても値段に反映するわけではありません。 生業として野菜を出荷する農家が安い化学肥料を使ってコストを削減したとしても、無理からぬ所もあるのではないかと、思うときもあります。 良い作物をコストに見合った値段で買ってもらえたら、そして十分利益が上がるなら、若い人も農業に従事するのではないかと思うのですが・・・・


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クリスマスローズが咲きました

2009-02-16 22:55:21 | 植物

2週間以上前につぼみだったクリスマスローズ



 やっと開きかけました。 でも、写真に撮るのがむずかしいのよね~。 うつむいたのばかりだから。



 白花の方は茎が長いから、無理矢理立たせて撮りましたが、



 茎の短いのは・・・・・・



 いやだ~ クリスマスローズが股覗き。 
 子どもの頃、またのぞきってしませんでしたか? 足を広げてその間から見た景色はすべてが逆さまで。 それをしている友だちの顔をまたのぞき込んだりして。 


 あまりに地面に近いので、花と地面の間にカメラを入れて撮ってみましたの。 するとカメラのシャッターを押す方が下に来て、画像が逆さまになったというわけです。 それでようやく花の形がわかりました。 八重咲きのクリスマスローズは都会の方で大人気だったんですって。 それを甥っ子が
「おばちゃん、お宝をあげよう。」
と言って気前よくくれたんです。 植えてから3年、ことしはたくさん花をつけています。 


 実家に行ったら、配送前のクリスマスローズが、たくさんたなに並んでいました。 高いたなの上なら、うつむいた花もしっかり見えます。


 花びらに見える部分は正確には萼で、本当の花びらは、多分、奥の方にある緑の小さなかけらのようなものでしょう。



 シンプルな一重の萼に、比較的大きなしべの部分が華やかさをそえています。 こんなところが人気のひみつなんでしょうか。 


 花びら部分が濃い紫のもありました。



 グリーンがかった白花。 萼もしべもみだれがち。



 外側は純白に近い白です。



 萼は大きく波打ち、紫色の斑点がついています。 しべもたくさんで豪華です。



 どれも少しずつちがいがあるんですね。 ついつい集めたくなる? 
 クリスマスローズのコレクターさんもいるらしいですね。 
 
 わたしもこのシンプルな形が好き。 コサージュにできないかなあ、なんて考えています。


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海と桜とめじろと

2009-02-16 01:29:11 | お出かけ

 日曜日は両親を連れてのお出かけデー。 今日は、ブログ友りんごさんが教えてくださった河津桜を見に行きました。 河津桜は、カンヒザクラと大島桜の交配種だと言われています。 


 しまなみ海道、サンライズ糸山の海に面した斜面に50本の河津桜が植えられています。 そこにはレストランと宿泊のできる施設があって駐車場はもちろん、道にまで車が溢れていました。 みんな桜を見に来たのです。


 あいにくの曇り空。 でも、橋と海と桜と、すばらしいながめです。



 今日は、弟夫婦や義妹のお母さんたちもいっしょです。 あれ? 同じ鳥をねらってる? わたしは道の上から、弟たちは斜面の下の方からー。



 斜面の上の方から海に向かって下の方までさくらの木が植えられています。 



  ですから、道より下にある木は上からながめることができるのです。 普通なら見られない枝の裏側も、こんなふうに。



 


 きれいな花も目の前で見られます。



 もうどの花もきれい。



 メジロがたくさん来ていました。 そばによっても逃げません。



 


 わたしのカメラでこんなポーズを写せるなんて・・・・  うんと近くにいるからなんです。



 夢中で蜜を吸う2羽のめじろ。



 もう年寄りはそっちのけで、夢中でメジロを追いかけました。


 こちらは、たくさんのレンタサイクルをおいてあるところ。 しまなみ海道は、高速道路にもかかわらず自転車でも、徒歩でも渡ることができるのです。 ここから広島県の尾道市まで自転車で行けるんですよ。 その気になれば歩いてでも! 普通はここに車を置いて、適当なところで引き返してきますけど。



 以前、わたしも橋を歩きましたが、高い橋の上からながめる瀬戸内海の多島美は最高です。 高所恐怖症でなければね。


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チョコ、食べ過ぎです

2009-02-15 11:11:20 | くらし

 2月14日、バレンタインデーです。


 チョコ、贈ったことがありません。 夫はあまりチョコは食べないので。
 教員時代は、受け持ちの子どもたちにこっそりチロルチョコを配っていました。 
 娘たちは子どもの頃から父親にチョコをプレゼントしています。 多大な見返りを期待して。 おまけにあげたチョコはほとんど自分たちの口に入るのですから。 
 今年、ぶじこは、みんなが1個ずつ食べられるように、5個入りのおいしいチョコを買ったと言っておりました。 楽しみ~。


 バレンタインデーには、ふだん田舎では手に入らない美味しいチョコが売られているのがいいですね。 
 


 さて、 今年のバレンタインデーは、染色教室のレッスン日。 チョコを買っていくことにしました。
 デパートへ行けば美味しいのがよりどりみどりなのは分かってましたが、なんだか面倒で、時間もないし~、
 途中の大きなスーパーに寄りました。 そこそこのものは置いてあるんです。 でも、
 有名どころの手頃なものは既に売り切れ。 高いものはたくさん残っていました。 これも不況のせいですかね。 
 結局生チョコにしました。 そして、家でみんなが食べられるように、ホテルオークラのトリュフを。


 教室での休憩時間、いつもよく気がつくIさんからすでにチョコが届いていました。 金色の紙に包まれたトリュフが2個ずつ配られ、わたしの生チョコが一切れずつ配られて、計3個。 おお、おお。 みんなダイエット、ダイエットって言ってるのにどうしましょ。 


 でも、潔く食べましたよ。 バレンタインデーですもの。 ふだんはあまりチョコを食べないので、いいの!


 
 家に帰るとぶじこたちが来ていました。


 これ!?
 


 とうさんが「これはうまい」と言って、あっという間にぱくぱくっと3個食べてしまったんですって。 フーシェの花びら型のチョコ。 誤算でしたねえ~。 娘たちの口には入りませんでした。 わたしのために残しておいてくれた一粒は、ナッツが香ばしくとてもおいしかったです。


 わたしが買って帰ったトリュフ。 おいしかったです。 



 下の娘が買ってきたアーモンドチョコ。 チョコの苦みがきいてこれもおいしい。



 というわけで、1日に食べたチョコ5個プラスα アーモンドチョコは小さいので一粒に換算したら2つぶくらいかな?


 食べ過ぎました。 せっかく少しずつ体重減らしてたのにね。 
 チョコ5粒くらいで? いえ、実は13日の晩・・・・


 娘が「ケーキ買ってあるから食べる?」と言ってきたのは10時も過ぎてからのこと。



 まあ、かわいい。 本物のバラの花が乗っています。 
 誘惑に負けて食べてしまったの。 それもめったにチョイスしないチョコレートケーキを。


 娘は薔薇の花のケーキを食べました。 「優雅な気分になれる香り」と言っていました。一口もらいましたが、ほんと! バラのゼリーにバラのムースに、中にはバラのジャムが入っているんです。 でも、ちょっと甘め。


 わたしのチョコレートケーキは


 あま~い


 中のムースは違ったタイプのが2種類、下には洋酒のきいたクランチがしいてあってナッツをまぶした上にチョコでコーティングしてあってーとなかなか凝った作りなのですが、とにかく甘い。 もうちょっとチョコの苦みがほしい。 めちゃくちゃカロリーが気になるお味でした。


 悪いね~、せっかく買ってきてくれたのに文句言って。
 いいよ、お試しで買ったんだから。 


 これから走りに行かなくちゃーウソ

 ね、24時間以内にこれだけ食べたら、やっぱり食べ過ぎでしょ。


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ミラクルを待っています

2009-02-14 09:42:16 | 植物

 昨日に続いてハウスの中です。 
 そうそう、昨日の風が「春一番」だったそうです。 ハウスの中は、夜は春、昼間は夏といったところです。


 バジル。 年越しをしました。 今、緑がとてもきれい。 おまけの雑草もぼうぼうです。



 とうがらし。 つぼみができました。



 これは・・・・マンゴーです。 鉢の中になぜか水仙の芽が????



 遅れて入居したウォーターアップルです。 新芽が伸びてきました。



 こんなふうに、みんな元気なのに
 ミラクルフルーツだけは、「さむい、さむい~」と訴えております。 葉が紅葉してしまいました。「春、夏、ときどき冬」の温度管理がいけなかったですかね~。



 わたし、ミラクルフルーツのミラクルを待っています。
 夏に採れた実を鉢に埋めたのです。 埋めるのは半分だけでよいそうなので。



 鉢にいつの間にか苔が生えました。 苔は順調に育っています。 が、種の方はー
 根っこか芽かわかりませんがちょこっと伸びてそのまま動きません。 


 地面に落ちたのをそのままにしたのもあります。


 画面真ん中が種。 種の左端が少し割れているでしょう? うまく行けばそこから芽が出てくるはずなんです。



 去年の夏から待っています。 ミラクルおこしてくださ~い。


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花が咲いた!

2009-02-13 10:45:05 | 植物

やったあ~
咲きました!



 「飾る」という役目を終えて放置されていたデンドロビュームです。 


 アンスリュームも



 グズマニアも赤いものが見えてきました。



 ここは、夫がハイビスカスのために建てたハウスの中。 広いことをいいことに、居候がどんどん増えています。 居候を連れてくるのはもっぱらわたし。


 ハウスは夜だけ加温しています。 でも、


 夕方ちょっとスイッチを入れるのが遅くなったら、すでに温度は8度。
 お日様が照っているのにビニールを開けるのが遅くなったら・・・めがねが曇って見えませ~ん。 温度は40度
 植物たちは、一日のうちに春夏秋冬を経験するという過酷な毎日の繰り返しです。 温度差が激しすぎるためか、ヒーターに排気筒がないせいなのか、ハイビスカスは2回も葉を落としました。
 


 にもかかわらず健気に咲いてくれた花たち。 デンドロビュームも主要な葉を落としてしまい、このまま枯れるのかとあきらめていたのです。 アンスリュームも一度は葉を枯らしました。 それでも生き返ってくれてとてもうれしい。


 これも花がなくなって放置されていた物。 母が外に置いていたので連れて返りました。 始め白い花が咲いたので、「ああ、白花か」と思ったら次に赤が咲いて !?
 ようく見たら赤と白の混ざったのでした。



 花屋の店頭でみぞれに打たれながらふるえていたシクラメン。 思わず買ってしまいました。 お値段、なんと98円。 



 花が全然なくて、どんな花が咲くかも分からなかったのですが、葉がたくさんありましたのできっと咲いてくれるだろうと思ってました。 期待に応えてくれました。


 もう一つ同じ場所で凍死寸前だったセントポーリア。 こちらはシクラメンよりも寒さに弱そうです。 みぞれにあたって痛んだ葉が全部枯れてしまい、新しい葉が出ました。 そして一輪の花。



 残念ながら3鉢買ったうちの1鉢は枯れてしまいました。 


 丹誠込めて育て上げた生産者の方の思いはどうなんでしょう。 どの花もきれいに花を咲かせて大切にされてほしいと願っているのではないでしょうか。


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早春の柿畑風景

2009-02-12 11:14:35 | くらし

 今朝はお日様がぼんやり


 昨日、今年初めての黄砂が観測されたそうです。 その前の強風は春一番だったのでしょうか。 以前は、寒いさなかに吹く強風は春を告げる風として心が躍ったものですが、ぽかぽか陽気の中で吹く風はただの迷惑な風でしかありません。 このままなしくずし的に春になってしまうのかしら。


 最近、柿畑の方がにぎやかになってきました。


 脚立やテーラー(運搬車)、トラックなどが見えます。



 高所作業車に乗って剪定作業をしています。 聞こえてくる機械音はこの作業車が上がり下りする音でした。



 別の日に見かけた柿畑は、幹の根元を残してばっさり切られています。



 これは多分、別の品種の柿を接ぎ木するためでしょう。 幼い苗から植えると実がなるのに何年もかかりますが、接ぎ木だと早く実がなるのだそうです。 このようにして新しい柿がつぎつぎと市場に出回るのですね。


 また別の日、


 柿畑にぽつんと老人用手押し車が。



 見ると、遠くでおばあさんが台に腰掛けたまま鍬をふるって草取りをしていました。



 草は柿の木の根元に集めています。


 最近の柿農家は高所作業車や消毒散布車などを持っていて機械化が進んでいます。除草もトラクターや耕耘機でかきまぜればそれでよいのですが、機械の行き届かない根元の草を人力で引こうとしていたのかもしれません。 足も悪そうなのに、なにもそこまでして働かなくてもーとも言えますが、近頃わたしは別の見方をするようになりました。


 このおばあさんはずっと農家の一員として生きてきて、体の動く限り農業をするつもりなのでしょう。 これがこの人の生き抜き方なのだと思います。 楽隠居=幸せとはかぎりません。 死ぬまでしたいことがある、するべきことがあるというのは、すばらしいことだと思います。 
 


  おばあさんの柿畑の近くには、



 放置されたのは最近らしく、まだ立派な実がたくさんなっています。 持ち主の方は力尽きたのでしょうか。 


 ここは鳥たちの楽園になっていました。


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ムコ殿のリクエスト

2009-02-11 10:10:54 | くらし

 「お願いがあるんですがー」


 な、なに? 改まって


 「これでぜんざいをつくってくれませんか。」


 


 差し出されたのは大粒の大納言


 おお~、こんなにも採れたのね。 

 去年の秋の終わり、もう初冬といっていいころに収穫して干していた小豆でした。 いろいろ植えてはいたけど小豆まで植えていたとはねー。


 小豆にしろ大豆にしろ、植えるのはいいんだけど食べられるようにするまでが大変だと思います。 
 乾燥させて、さやからとりだして、ゴミを除いて・・・・・ これだけの小豆を取り出すにはずいぶん手間がかかったでしょうに。 
 近所のおじさんとおばさんなどは、さやから豆を取り出すのに、干した大豆の上にテーラー(小型の運搬車)を走らせて車輪でさやを割り、からを取り除いていました。


 努力の結晶のあずき。 ぜんざいなんておやすいご用ですよ。


 小豆を洗うとき、何個か浮いてきました。 軽い豆は取り出しました。 なぜならー



 虫食いだからです。 虫も中がおいしいということはよくわかっているみたい。 何の虫が喰ったのかはわからないけれどたまに味の悪いのがありますから、虫食いは取り出したほうが無難ですね。


 小豆の炊き方は意外と簡単です。 
 1 小豆に水を入れ、いったん沸騰したら湯は捨てます。(あくをとるため)
 2 再び水から煮て、柔らかくなったらできあがりです。  
 3 用途に応じて塩味や砂糖味をつけます。 


 ストーブの上にかけてことこと煮てもいいし、ガスでも3、40分も弱火で煮たら柔らかくなります。 今回は、2度目の水が沸騰した後保温鍋に入れておきました。 翌朝にはばっちり柔らかくなっています。


 
 ゆであがった小豆に水を足し、砂糖と少量の塩を入れて、さあ、できあがりました。



 ただし、ぜんざいは作りたてよりも一晩おいたくらいの方が、小豆に甘みが浸みておいしくなりますね。わたしは二日目くらいの残り物が好き。


 ペットボトル1個分を煮たら、ぜんざいが3回分くらいできそうなほどになりました。 3分の一をぜんざいにしてあとは冷凍パックに入れて持って帰ってもらいました。 
 味付けしてないので、このまま赤飯にしてもいいし、 砂糖を入れてぜんざいにしてもいいし、市販の餡とまぜて餡を作りおはぎやその他のお菓子作りにも使えます。 
 


 話のついでに・・・・・市販の餡は砂糖がたっぷりで甘すぎるので、煮た小豆をまぜると甘さも控えめになり、小豆の風味たっぷりの美味しいつぶ餡になります。 小豆から餡を作るよりは時間も短くて済むので小豆も時間も少ないときはそうしています。 


 そうそう、リクエストした当人はー
 「美味しい」と言ってくれました。 
 「まずい」なんて言ったら、もう作ってあげないからね~


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満開の梅畑

2009-02-10 11:02:27 | 植物

 最近、あちこちに見られる白い畑。


 ここ数日のぽかぽか陽気で、梅畑の梅が一斉に咲いたのです。


 昨日、梅畑の横を通りかかったら、鳥が雨宿りしていました。 今胸の毛繕いをしているところです。



 でも、すぐにまた雨に濡れてしまい、体をブルブルッ。 そしてまた毛繕い。 そんなことを繰り返していました。じっと見られているのにも気づかないで 


 梅林の花のにぎやかなこと



 たくさんのメジロがきていました。 ビワの花が咲いている間ビワの木に群がっていましたが、花が終わると少なくなりました。でも今度は梅の花がめじろのごちそうになります。 よくしたものです。


 


 こちらは今日撮り直した写真です。 (雨の中写したせいか、良い写真がなくてーいえ、わたしの腕が悪いのでー)
 とてもよい天気です。



 よく見ると、あちこちの太い枝がばっさり切られています。



 梅畑の梅は観賞のためではなく実を収穫するためですから、たくさん花をつけるように剪定されているのだと思います。 うちの梅も以前全く実をつけないので、梅農家の人に剪定をしてもらったことがあります。 剪定の次の年はたくさん実をつけました。


 だから、梅畑の梅は、精一杯花をつけてみごとなんです。


 


 一度はたくさんの実をつけるようになった我が家の梅は、



 おと年は剪定のしすぎで花も咲かず、葉も出ず・・・ 梅雨時になってやっと葉が出て息を吹き返しました。
 去年はちょっとだけ花が咲きました。
 今年はつぼみはたくさんだったけど、また剪定してしまって、やっぱりまばらな花です。



 うちの花はほんのりピンク色。 一輪でも美しいのでまばらでもいいのですけど、やはり「花も実も」って思うでしょ?


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