「大根はエライ」という本をご存じですか。 (「大根はエライ」 月刊たくさんのふしぎ222号 福音館書店)
子どもの本なのですが、これを読むと大根への尊敬度アップです。
畑に大根がある今年は、ほんとうに「大根はえらい」と思いましたね。
以下、本の内容とは違っていますが
大根のえらいところ その1
葉っぱも根っこも全部食べられます。
売られている大根は葉っぱを切り取っていますが、うちでは外側のかたい葉っぱはにわとりにやって、中の柔らかい葉っぱは食べています。
これは以前ブログ友の○ねね○さんに教えてもらった「大根葉のおよごし」
ゆでた大根葉をごま油で炒めてから醤油で味付けしています。
野良ばえの大根は葉が柔らかくてあまり捨てるところがありませんでした。
ぶじおくんが教えてくれた大根葉の即席漬けもおいしいんですよ。
葉を細かく切って塩もみし、下ろしたショウガとごま油を混ぜるだけ。 ちょっと塩辛いのでご飯の上に乗せるといいですよ、とアドバイスされました。
もちろん白い部分は、全部食べられますね。
ところで大根の皮、どうしていますか? お料理番組など見ていると皮を剥いてから使っているようですが、どうしてかしら。 わたしは剥きません。 食べられるのにぃ~。
先日テレビでしていた「大根と金目鯛の白湯」を作ってみました。 金目鯛は手に入らなかったので、れいとうのカレイで代用。 でもこれは鯛などの生きの良い魚でしたほうが良かったです。 豚骨などを使わず即席の中華スープを使ってあっという間にできる一品。 詳しい作り方は「NHK 生活ほっとモーニング」のページでごらんください。
そしてこの大根、まだ若いうちは葉っぱだけでも食べられるし、
切り干し大根のようにひからびても! 食べられます。 写真は、まだひからびる前です。
えらいところ その2
煮てもやいても生ででも
大根とわかめのサラダ。マヨネーズで和えてすりごまをまぶしただけ。
フレンチドレッシングやイタリアンドレッシングでさっぱりと食べるサラダもありますね。 三杯酢や和えたら酢の物になるしー。
短冊切りの大根をベーコンと炒めたのもおいしかったし、大根ステーキもいけます。
大根ステーキは、輪切りの大根をゆでて、フライパンで両面を軽く焼き、焼き肉のたれをかけます。 見た目が真っ黒になるので写真は載せません。
えらいところ その3
どんな食材とも合います
すき焼きでは牛肉と
イイダコと大根の煮物。 もちろんいかや海老とも合うし、
魚とも合います。 写真は鰤大根
えらいところ その4
他の料理をひきたてます。
大根おろしは最強の引き立て役。 もちろんそのままでもおかずになるけれど、揚げ出し豆腐や、鍋物のもみじおろしや、ハンバーグなどの和風ソースやetc
もう大活躍だと思いませんか。
何にでも合ってしかもでしゃばらない、脇役に徹しているけれど、いざ困ったときは主役にもなれる(うちではおかずが足りないときは大根頼み)こんなすばらしい人に、あなたはなりたい・・・・・・?
あ~、う~ん、無理して大根にはならない方がいいかも~。 いつもいつもこんなでは、大根さん、ストレスたまりっぱなしではないかと思います。 だから、 甘いだけでなくぴりりと辛みがあるのもいいんですよね。