おまけのもう一寺
松山市の南東部には13仏のお寺が3つかたまっています。 その中のひとつ大連寺です。
今までと違って、新しい、シンプルな山門。
山門脇の小さな植え込みに寒アヤメが咲いていました。
本堂もまだ新しいです。
本堂の前に段ボール箱が置いてあって、「古い開運軸を入れてください」と書いてありました。
見ると1枚だけ亥年のものが入っていました。
お正月の3日間、伊予13仏のお寺では、双六参りと言って、枠だけを印刷した開運軸が配られます。 3日間の間に全部のお寺を廻って本尊の印を頂くのだそうです。 全部廻ると福引きをさせてもらえるんだそうですよ。
そして、ここにもソテツがありました。 屋根より高い立派なもの。 こんなに大きなのは初めて見ました。
金属製のパイプでしっかりと支えていました。
これは、大連寺のお向かいにあった家です。
母は、「まあ、昔の○○の家みたいな・・・」とびっくり。 ○○というのは、実家の方で代々続いた庄屋さんの家です。 そのとおり、この家も昔の庄屋さんの家なんですね。
国の重要文化財に指定されている「渡部家住宅」でした。 有名な建物ながら、見たのは初めてです。 身近なところにまだまだ知らないところがたくさんあります。
公開されるのは土日の16時までだそうです。 残念、この日はわずかに16時をまわっていました。 外から拝見。
門(長屋門)というのでしょうか、2階建てです!2階の手すりの彫刻がすてき。
白壁と板壁と格子とが美しい門でした。 これは是非中を見てみたいです。
こうして、予定外も終了して、帰路につきました。
次の日から母は別荘でお籠もり(病院で放射線治療)です。わたしは父やねこの世話のため実家と家とを行ったり来たり。 今週いっぱいは気ぜわしい毎日です。