あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

伊予13仏参り その6 大連寺

2009-02-03 21:23:28 | 伊予13仏参り

 おまけのもう一寺


 松山市の南東部には13仏のお寺が3つかたまっています。 その中のひとつ大連寺です。


 今までと違って、新しい、シンプルな山門。


 



 山門脇の小さな植え込みに寒アヤメが咲いていました。



 本堂もまだ新しいです。



 本堂の前に段ボール箱が置いてあって、「古い開運軸を入れてください」と書いてありました。
見ると1枚だけ亥年のものが入っていました。



 お正月の3日間、伊予13仏のお寺では、双六参りと言って、枠だけを印刷した開運軸が配られます。 3日間の間に全部のお寺を廻って本尊の印を頂くのだそうです。 全部廻ると福引きをさせてもらえるんだそうですよ。


 そして、ここにもソテツがありました。 屋根より高い立派なもの。 こんなに大きなのは初めて見ました。



 金属製のパイプでしっかりと支えていました。


 これは、大連寺のお向かいにあった家です。



 母は、「まあ、昔の○○の家みたいな・・・」とびっくり。 ○○というのは、実家の方で代々続いた庄屋さんの家です。 そのとおり、この家も昔の庄屋さんの家なんですね。 


 国の重要文化財に指定されている「渡部家住宅」でした。 有名な建物ながら、見たのは初めてです。 身近なところにまだまだ知らないところがたくさんあります。


 公開されるのは土日の16時までだそうです。 残念、この日はわずかに16時をまわっていました。 外から拝見。


 門(長屋門)というのでしょうか、2階建てです!2階の手すりの彫刻がすてき。



 白壁と板壁と格子とが美しい門でした。 これは是非中を見てみたいです。



 こうして、予定外も終了して、帰路につきました。


 次の日から母は別荘でお籠もり(病院で放射線治療)です。わたしは父やねこの世話のため実家と家とを行ったり来たり。 今週いっぱいは気ぜわしい毎日です。


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伊予13仏参り その5 道音寺 西林寺

2009-02-03 09:20:49 | 伊予13仏参り

 香積寺から車で3,4分の所に、次のお寺道音寺があります。


 歴史を感じる堂々とした山門



 獅子と牡丹の彫刻が見事でした。



 山門から本堂へ続く道は、なんと伊予の青石。 手前の少し濃いめの石、これで1枚です。 とてつもなく大きな石を平らに切り取ったものをずっと向こうまでならべているのです。 美しくすがすがしい道でしたが、

 なんともぜいたく



 ここは、弁天様と



 お稲荷さんと



 仏様とが隣り合わせ。



 おもしろいお寺でした。 


 さて、次のお寺は四国88カ所の48番札所でもある西林寺です。


 道音寺とはまた違った風格のある山門をくぐり



 本堂へ



 隣に建つ大師堂は、真新しい建物でした。 紺色の幕には「平成20年」の文字が。 できたてのほやほやですね。 屋根のラインがとてもきれいだと思いました。



 納経所の前にはお庭があって、小さな池と仏様が。


 そしてここでも仏様に後光がさしているのです! わたしのカメラ、どうにかなったんでしょうか。



 池に近づくと、大きなこいが何匹も近寄ってきました。



 残念! えさをもっていません。


   
 どなたか盆栽を趣味にしてらっしゃるようで、マツやらさつきやらの盆栽がたくさん並べてありました。 それらをぐるっと見て回ってふと気がつきました。


 
 これ!



 いつもコメントを下さるちいさいねこさんのブログで見せてもらった不思議なもの。 ソテツの実です。 ふわふわの毛に包まれてたくさんついていました。
 それから、これ。



 空に向かって手を広げているみたいでしょう? 人間よりも背の高い、まるで木のようなうちわサボテンです。 指のように見えるのは実かな? これだけの花が咲いたらさぞかし見事でしょう。


 というわけで、西林寺で一番興味深かったのは、実はこのお庭なのでした。


 今回の予定はここまでーのつもりでしたが、近場だったこともあり、時間の余裕がありましたので、もう一つお参りすることにしました。ーつづくー


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