あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

なかよくしてね

2009-02-21 23:23:31 | ペット

 数日前から、ニワトリ小屋のたった1羽のにわとりが卵を産んでくれます。 ほぼ毎日産むというすばらしさ。


 このニワトリ小屋に、傷ついたにわとりを戻すことにしました。 ニワトリ小屋は、2羽が暮らすには十分広く、もう集団でいじめられることはないでしょう。


 底のないケージに入れられていたにわとりを小屋まで歩かせていって、入り口でケージを持ち上げて放してやりました。 なんだかよたよたと戸口にはい上がり入っていきました。 やっぱり足腰が弱ってたかなあ?


 ニワトリ小屋の先住人(鳥)、どうしたでしょう?


 すぐに近寄っていって、傷ついたにわとりの目の近くをつついたのです


 なんであんたがここにいるの?とでも言いたげな先住人と、ひたすら恐縮している風情の傷ついたにわとり。


 やっぱり一緒にするんじゃなかった。 でも、もうつかまえられません。



 傷ついたにわとりがえさを食べようとすると、即近寄っていってそれを食べようとする先住人。



 ならば、と、えさを別々に置いてみました。 すると・・・・・
 先住人は最初に置いたえさをがつがつと食べ、すぐさま次の場所へやってきてまた食べようとします。これでは傷ついたにわとりは食べることができません。 
 大根の葉を差し出しても、まず先住人が右手のを食べるから、左手のは傷ついたにわとりにあげようとするのですが、すぐさま左のも先住人がつついてしまいます。 傷ついたにわとりが一口食べる間に先住人は5口は食べます。 先住人は元気です。 毎日卵を産むところを見ると、まだ若いのだと思います。 それにしてもいじわるだこと。
 えさが足りないわけではないのです。 ただただ欲張りに他のものには食べさせないのです。


 傷ついたにわとりが気がかりなまま3日目がきました。 
 今朝、えさをやりに行くと、
 なんと、2羽が初めて並んでえさを食べました。 そして巣箱をのぞくとー



 卵が2個! 
 大きいのは先住人が、小さいのは傷ついたにわとりが産んだに違いありません。


 よかったあ~ ようやく落ち着いたようです。 
 気弱な優しいにわとりが産んだ小さな卵。 卵さえもいとおしくなります。


 30分ほどして様子を見に行くと、先住人はとっくに食事をすませていましたが、傷ついたにわとりがまだえさを食べていました。 食べるのが遅いなりに時間をかけて十分食べているみたいなので安心しました。



 生き残った、たった2羽のにわとり。 仲よくしてね。


 たばごは、夜にお好み焼きに入れて食べました。 
 これは先住人が産んだ卵。 白身まで盛り上がっています。 新鮮でぷりぷりの卵です。



 そして小さな卵の方はー


  黄身がありませんでした


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コノシロの食べ方

2009-02-21 10:16:49 | くらし

 コノシロをいただきました。 うちとぶじこたちとに1尾ずつプラス3尾


 朝水揚げされたばかりのぴちぴちです。 すでに頭も内蔵もとってありました。 料理するだけの魚、ありがたいです。 でもコノシロはー



 骨がましいのよね~。 (小骨がたくさんあるということ)
 心配無用、骨きりまでしてくれていました。



 コノシロは、関東の方ではにぎり寿司に欠かせないようですが、うちのほうではあまりありがたみのない魚のように思います。 あまり店にも出回らないし、あったとしても骨が多いので買ったことがありません。 値段も他の魚に比べて安かったように思うのですが・・・・・と、ここまで書いて、本当にそうなのか? ああ、記憶があいまい。 わたしの中では重要視されてない証拠ですね。


 骨切りしたのは焼いてタマネギなどと一緒に三杯酢に漬けるとおいしい、と教えてくれました。 さっそく



 魚が見えないほどタマネギをのせて


 あまり骨も気にせずにおいしく食べました。 おいしさは予想以上。


 骨切りしてないのは、三枚におろして塩をふって、30分くらいおいて洗い流して、酢に漬けるようにと。 しめさばと同じことかな。
 昆布と魚を交互に置き、酢に漬けて半日おいて、細く切って刺身醤油で食べました。 これもとてもおいしかったです。コノシロを見直しました。 食べず嫌いだったかな。 というのは・・・・


 コノシロといえばいずみや。 え?何のことだか分からない? そうでしょうねえ。


 いずみやというのは、おからに酢漬けのコノシロをのせて握ったものです。  発祥は新居浜で、泉屋とは別子銅山を開いた財閥、住友家の屋号だそうです。 江戸前のにぎり寿司をまねて米の代わりにおからを使ったんだとか。そこから広がっていったんですね。 愛媛県東予地方の郷土料理と言うことです。 
 もう50年近くも前ですが、わたしの祖母がこのイズミヤが好きで時々作って食べていました。中予から出たことのない祖母が何で東予地方の郷土料理を? 伯母が今治へ嫁いでいましたので、そこで習ったのかもしれません。 子ども心に、おからのぼさぼさした感じと魚臭さとすっぱさがミックスした味でおいしいとは思いませんでした。だから以後一度も食べたことがありません。 そのときの印象が悪かったのかも~


 そしてコノシロをつけたお酢ですが、とてもよい味がしていたので捨てるにはもったいないと、一煮立ちさせてすし酢にしました。 このお酢で作ったちらし寿司は、これまたすばらしくおいしかったです。


 いずみやーなんだか食べたくなってきました。 郷土料理ときけばなおさらのこと。


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