あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

次々と実りの秋、なんですが

2022-08-27 23:47:59 | 野菜・果物・料理など
 早くも夏休みが終わろうとしています。お出かけ記録が、まだ8月4日までしか書いてないというのに。けれど、日常生活の方も飛ぶように過ぎて行ってるわけでー
 
 何よりも収穫期を迎えた果物類と雑草。 待ってくれません。とにかく気ぜわしい。
 
 パッションフルーツは、暑さのせいかどうか解りませんがろくに色づかないうちに落ち始めました。
 右下の二つ。全然色が薄いでしょう。これがさて、どんな味かが問題です。
 
 


 木から落ちてしばらく追熟させ、皮がしわしわになってから食べます。先日甥のところに持って行きましたら「こんなんを食べるん?」と不審げな目つき。まあ、食べてみて。
 包丁で半分に割って中をスプーンで取り出すといいのですが、甥っ子は端の方をちぎってそこからスプーンを突っ込みました。そして
「うん、うまいね。」
 パッションフルーツは酸っぱいというイメージだったし、そう思っている人も多いのですが(もらい手が少ない)、木で完熟し、十分追熟させたのは濃厚な甘みと酸味があります。香りもいいし・・・ 一般的にはこの爽やかなかおりを生かしてジュースやソースにしていますが、水で薄めたり他のものと混ぜたりするのはほんとうにもったいない。
 義妹はこの香りが苦手、孫たちはたねのぶつぶつとにゅるっとした汁が苦手。我が家では、ぽつりぽつりと落ちてきて、ぽつりぽつりと食べ頃になっていくのをいいことに、ほぼわたし一人がこのおいしさを味わっています。
 
 ヨーグルトにかけて
 ただし、この場合ははちみつを少々足します。

 
  いつもの食べ方は、真ん中か二つに切って、中身をスプーンですくって食べます。大きめの黒い種もそのまま飲み込んでしまいます。ゼリーのようなものにくるまれているので、意外とのどごしはいいのです。



 
 マンゴーは今年かなり数を減らしました。それでも何個かは小さいのが残っていて、1日ハウスを覘かなかっただけなのに、一斉にネットの中に落ちました。それも暑さで干からびたり腐ったり。食べるところがない状態で。
 


 ただ大きいのは2,3千円で売りたいほどのおおきさと色合い。傷もあまりありません。たまごと一緒に写してみました。
 


 
 
 問題はこれ



 ポポーです。
 中を見るともう十分おいしそう。
 
 
 去年もたしか一度に落ちてきて慌てましたが、落果による傷を防ぐためネットをかけたのは9月だったと思うのです。孫たちが学校に行っている午前中にネットをかけた記憶があります。それが今年は・・・・
 
 久々にポポー畑に行ったのは草を刈るためだったのです。レモン畑のクズをおおざっぱにはぎ取りましたので。
 
 しかし行ってみると畑はこんな状態で、
 ポポーの木にたどり着くのも困難な状態でした。

 
 なんとか一番手前の木に着いて草をかき分けてみましたら



 集めるとこんなに
 
 ごくごく最近に落ちたのだと思います。あまり皮が黒ずんでいませんでした。
 
 それにしても・・・ 熟れるの早すぎない? 孫たちが夏休みの間、わたしは夕方のわずかな時間しか作業ができないのです。夏至の頃に比べると日暮れは一時間くらい早くなっているし。今更ではありますが、小さな実はもいで落としました。それでもまだまだたくさんなっていて、今年新たに100枚ネットを買い足したのですが、足りそうもありません。
 
 そしてブルーベリーは干からびて干しブルーベリーになっています。
 


 
 ちょっと前まで食べごろだった実

 
 もっと前は、鈴なりでブドウのように見えました。


 ちょうどこのころからヒヨドリが一羽やってきまして、数粒ついばんでは飛んでいくのです。まあ、冬のように集団で押し寄せるのではないし、どうせ上のほうは背が届かないので誰も採らないし、いいかあと放っておきました。最近はあまり見かけなくなりました。
 食べきれない果物は鳥や虫とシェアするのが我が家流です。
 
 ただ、農家さんはそんなのんきなことは言っておられませんね。
 
 1か月ほど前、ブルー畑の横を通りがかりましたら、いきなり謎の生き物に吠えられました。それは、カラスのような、犬のような、どちらかというと威嚇するときのハクビシンのような(ネットで聞きました)、不気味な声で。ものすごく大きな音だったので飛びあがりそうになりました。ふだん通らない道だったものですから。しかし、それがスピーカーを通した音だと気づいて安心しました。それにしても、ブルーベリーを狙う何者を追い払おうとしたのでしょう。鳥? ハクビシン? まさかサルではないでしょうね。
 それで謎が解けました。
 夕方私がクズの蔓と格闘していると、遠くからカラスの群れが鳴いているのが聞こえてくるのです。それも定期的に間隔をあけて。いつもカラスが騒ぐなあと特に気にもしてなかったのですが、ああ、あれがこの声だったんだと、やっとわかりました。それにしてもブルーベリー畑とレモン畑とは相当の距離があります。街中だったら苦情が絶えないことでしょう。
 そういえばレモン畑で思い出したこと。
 作業をしていると、どこか近くの畑から話し声がするのです。こんな時間にまだ作業をしているの?でもどこにも人は見えなくて、作業の必要な畑もなさそうです。去年、今年と毎日声を聴いていてそれがラジオの音だとやっとわかりました。何のためにラジオをつけっぱなしにしているのか不思議に思っていたのですが、この威嚇音を聞いて、どこかに別のブルーベリー畑があるのではないかとやっと気づいたわけです。人がいるように声だけ聞かせていたのだと思います。あの手この手の害獣、害虫対策。効果があるといいのですが。

 最後に、楽しみにしていたメロン。たった一株しか植えてなかったつるに2個の実がなりました。順調に育って、ネットも張りかけていたのに・・・・
 
 地面を這っていたメロンを宙づりにしようと持ち上げたら、根っこまで引き抜いたみたい。そのことを2,3日気づかずにいたら、つるが枯れてしまいました。
 痛恨のミス。あのまま地べたでおおきくすればよかった。やっと急須の大きさになったところだったのです。もう一つ小さいのを切ってみたら、ほんのちょっと甘みがついていました。少し追熟させればなんとか食べられるようになるかな?わずかな可能性を期待して、まだ切らずにいます。
 


 
 

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