あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

晩秋の色

2018-11-30 10:07:05 | いろいろ
 わたしの住むの地方では暦の上では冬ですが、体感的には秋ー晩秋です。こんな花がまだきれいに咲いています。



 マリーゴールド。夏の花壇のイメージですが、これを見るといつも「秋深し」と思うんです。とくにオレンジ色系のマリーゴールドは。



 最近ハローウィンが市民権を得て、この色が町にあふれ出したからかなあ? いやいや晩秋にはこの色が増えてくるからでしょうか。

 たとえば

 ブルーベリー


 さるすべり


 かしわばあじさい


 そして柿







 柿の取り入れが終わり、霜が降りるとあたりは急に寒々と冬の景色になってしまいますが、まだもう少し晩秋の風景を楽しめそうです。

 華やかなだけではないもう一つの色。これもわたしは晩秋の色だと思っているのですが、

 セージの仲間だと思いますが名前がわかりません。ブルーベリーの紅葉を背景にすると



 よく似合うでしょう?

 それからこんな実も

 深い青



 話は変わって、先日清游庵中川亭でお食事をしました。ミシュランガイド中国四国編に紹介された和食料理店です。(残念ながら☆はなし)ちなみに西条市でガイドに載ったお店と宿泊施設は計八つ。そのうちの3点までがおそば屋さん。あとはフレンチ、イタリアン、焼き肉、和食、宿泊の東予国民休暇村といろいろなジャンルから1軒ずつでした。

 そのお料理

 椀物

 
 松茸のあしの千切りに菊の花びらを散らした美しい一品。お椀のふたにまで華やかさがあふれていました。この日の主役は小さな女の子でしたのでね。松茸は地元産。
 
 お造りにも大将の包丁の技がさえています。



 そして、明かりを消した部屋に運ばれてきたのが

 ジャーン、これです。八寸三種盛り



 名付けて山里の晩秋。あれ?晩秋の山里だったかな?

 鮮やかな柿と桜、もみじの紅葉を器にして、炊き合わせ、くりきんとん、かますの棒寿司がもりあわせてあります。山間の民家を模した器ー青ですね。みかん型の器も青、中にも八寸が入っています。
 子どもたち興味津々で、早くも小さい手が伸びてます。



 暖かくともる灯りは大根でできています。
 何もかもがわたしがイメージする晩秋にぴったり。

 そのほか地物の車エビをウズラ卵に巻いて揚げた物。小さい稲穂がひつじだを思わせますね。


 手作りの大福


 柔らかい求肥の中にはスポンジケーキや生クリームと一緒に栗の粒や、餡(くりだかいもだか?)が入っています。これが夏だとメロンとかいちごとか。

 どれもおいしゅうございました。特にかますの棒寿司は絶品。今脂がのっておいしいのだけどなかなか手に入らないんですって。高級魚ではないのにね。
 
 1歳のケイタが食べること食べること。なにもかもはやく早くと指さして催促します。ケイタの分はもちろんありませんから大人の誰かが犠牲になることに。大福なんかほとんど一人で食べてしまいましたから。
 おいしかったのね・・・・・

 暗くなっておいとまするとき、庭にはあの大根あんどんのような柔らかなあかりが足元を照らしてくれていました。
コメント (2)
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