あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

七夕の日に思う

2018-07-09 01:11:49 | いろいろ
 新暦の七夕は梅雨の真っ最中で織り姫と彦星とは会えないことが多いのだと聞いたことがあります。そのとおりです。うちのほうでは七夕を一月遅れでまつります。そのほうがいいですね。台風が来ない限り晴れています。
 
 今年の七夕も雨。
 愛媛は温暖で災害の少ない県です。それが、雨で人が亡くなるなんて・・・・。それだけでも信じがたいのに、その数が、今日の夕方の時点で20人。松山沖の離島では児童が6人しかいない学校でそのうちの2人が亡くなりました。島民の方が「島の宝よ」と言った子どもたちが。
 

 愛媛県でも特に南予の被害は大きく、命は助かっても日常を取り戻すには何ヶ月もかかるのではないでしょうか。ほんとうにお気の毒です。復興のためになんらかの支援を考えたいと思います。


 それはさておき
 七夕は、わたしにとってはブログ開設記念日なんです。今年で11年目です。初めてのブログのテーマは「孤独なかえる」でした。そして今年は「幻のかえる」でスタートします。
 11年前うるさいほど鳴いていたウシガエル。よくきくと離れた別の場所でも声がして、1匹ではなかったことがわかりました。それでも謎は多く、毎年鳴いているのが同じカエルなのか次々と子孫が生まれているのか、だとしたら声は増えるだろうに、聞こえるのはいつも1匹だけ。カエルの合唱ではなかったです。
その声もここ2,3年毎晩ではなくなり今年は6月に数回鳴いただけでついに何も聞こえなくなりました。ということは? すみかにしている雨水タンクのそばを通ると、ポチャンと潜る音は聞いたことがありますが姿を見たことはありません。「幻のかえる」なんです。ついに幻のまま終わってしまったかも。
 その代わり、わたしの寝室のそばの植え込みでアマガエルの声を聞くようになりました。部屋に入って明かりをつけると鳴き出すんですけど・・・
 やったあ、カエルが帰ってきた。
 昔はうちにもアマガエルがいました。コンクリートの基礎に灰色のカエルがへばりついていたことを覚えています。赤いバケツに入れたら赤いカエルになるだろうか、ためしてみたこともあります。そのアマガエルがいなくなったのはいつごろでしょう。農薬?夏の暑さ?いずれにせよカエルにとって住みにくい環境になっているということで気がかりでした。そのカエルが帰ってきたのです。ただ、昼間探しても姿を見ることはできませんでした。これもまた「幻のかえる」です。
 ここ2,3週間ばかり声が聞こえないので心配していたのですが、今、ちょっと離れたところで鳴いているのが聞こえます。複数のようです。よかった。

 幻なのでー画像がありません。それもさびしいので、七夕の1日前に撮ったこれを



 うちの納屋で大きくなったツバメの雛。

 親がえさを運んでくると一斉に口を開けました。ぶれていますがお許しを。


 何とも愛らしいです。七夕の日、親が盛んに誘っていましたがこの日は巣立ちせず。コンディション悪かったものね。

 そして、半夏生 こちらはぼけてる
 

 前にあったのが枯れたので去年また植えました。夏になっても一向に葉が白くならないなあと思っていましたが、今年の半夏(7月2日)より少し前に白い葉が現れました。律儀ですねえ。だけど、あちゃあ、虫に食われてる。よりによってたった1枚しかない貴重な葉を喰わなくても。
コメント (5)
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