あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

夏の思い出1 夜の虫の観察会

2017-09-04 23:35:51 | お出かけ
 孫のお供で出かけたイベント二つ。ばあちゃん業+自分の楽しみ

 
 西条市の東の果ての飯岡公民館で行われました。山は近いし、カブトムシとか大型の蛾なんかがよってきたらいいなあ、なんて期待をしながら・・・
 外が暗くなるまでの間、室内で予備のお勉強。



 でも、講師の先生は、「期待するような虫はいません。じみ~な虫ばかりです。」と。
 途中、ウマオが騒ぎ出したので外に連れ出しました。夕焼けのきれいな日でした。



 これはかなり時間がたってから。もっと燃えるような夕焼けでした。誰もいない会場で思う存分走らせておきました。そして薄暗くなって一番星が見える頃、みんなが出てきました。

 

 けっこう子どもがたくさん参加していましたね。中には懐中電灯を持って熱心に観察する子も。夏休みの自由研究にもってこいのイベントだったかも。
 みんなが出てきた頃コウモリが飛んでいたのですが、参加者はようやく見つけた星に注目。気がついた人は少なそうでした。コウモリは街灯に集まる虫を食べに来るんだそうです。

 虫を集めるには、白い布を広げ、そこに青色、白色、黄色ライトを設置します。

 一番虫が集まったのは青色でした。


 これこれ、網戸の目をくぐって入ってくるやつね。こんなに小さくてもちゃんと名前があるんですが、レクチャーを聴いてないのでわかりません。

 時間がたつとコオロギやツマグロヨコバイ、ヒシバッタなども来ました。



 糸トンボも来ました。



 それからカナブンも。う~ん、確かに地味。そして田んぼ系の虫が多いね。
 昔、近くに山があり田んぼや畑もある学校では、学校の防犯灯にカブトムシや蛾が飛んできてました。カブトムシは朝になると地面に潜ってしまうので、虫好きの子らが木の根っこを掘り返して採っていましたね。今でも心に残っているのは「オオミズアオ」という蛾。あの白い羽の美しさは忘れられません。
 しかし、ここは隣に大型のホームセンターがあって煌々と明かりがついているし、駐車場の街灯も明るいし、隣の小学校のナイター設備に灯がつくしで、観察条件としては不利でした。虫もより明るい方へ行ってしまったことでしょう。けれど子どもたちは、涼しい夏の夜をしっかりと楽しんでいました。

 わたし、帰るとすぐ家の近くの街灯を見に行きました。でも、やっぱり地味な虫ばっかりでした。
コメント (2)
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