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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

晴れ間をぬって 2 散策

2016-04-11 22:53:39 | お出かけ
 昨日は雨、明日も雨の予報に挟まれた土曜日。座敷雛を見に行った日はそれはそれはよいお天気でした。前回のバス旅行と違って自由に行動できます。2軒目のおひな様を見た後そのあたりを散策することにしました。斜面に家の並ぶ風景がなかなか風情があったので。
 かなりの上り坂をヨウコは嬉々として歩きました。いいお天気で本当によかったね。
 少し行くと感じのいい石段のところに来ました。



 

 ふ~ん、この上にお寺があるのか。
 16羅漢は石段の両側にこんな風に祀られていました。帰りに上から写したところです。



 石段を登ってみると



 なんともすがすがしい境内に出ました。
 
 本堂には立派な生け花



 禅寺らしく枯山水の庭もありました。



 そしてはやくも牡丹が咲いていました。びっくり。



 本堂の中ではどなたかの墨蹟展が開かれているみたいでしたけど、毛筆の良さは今ひとつわからないのでパス。

 ここまでかなり上がってきたらしく、遠くに集落が見渡せました。



 すると突然放送塔から大音量の声
 「○○旅行の△△様、集合のお時間です。聞こえてますか?」
 もちろん聞こえましたでしょうよ。よかった、時間に追われなくて。個人でこなかったらこの景色は見えないところでした。 
 帰りに出会ったおばあちゃんたちが、ヨウコにおみかんをくれました。もうシーズンが終わってしまった温州ミカン。でもわたしはこの時期のミカンは見かけによらず美味しいことを知っています。ありがたく頂きました。ヨウコの食べること食べること。ほんとうにおいしいみかんでした。

 真穴を後にしてわたしたちは宇和町に寄り道しました。古い魅力的な建物が並ぶ卯之町を散策するためです。


 格子がとても綺麗


 玄関の屋根の彫刻に注目


 だけどね、土曜日の午後だというのに



 私たちと二人のお遍路さん以外誰もいない・・・・
 ここには明治時代の小学校「開明学校」や


 蛮社の獄をのがれた高野長英が二宮敬作を頼ってきて隠れ住んだという住居や



 いろいろあるというのに。
 住む人の気配すら感じられない静けさでした。

 
コメント (4)
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