この時期、わたしを悩ますもの。 雨上がりのそれはしずくがきらきらと光ってきれいですが、
とにかくどこを歩こうにも通せんぼをしているので、困ります。
木と木とのあいだはもちろん、物干し竿と庭木の間、軒を支える柱と庭木の間・・・・・それもちょうどわたしの頭の高さが多いので、気づかずにそのまま通ると頭にねばねばのネットをかぶることになるのです。
通せんぼの主は、そう
ジョロウグモです。
強烈な色と形
あ~、これはまだ見やすいですね。
と思ったら、腹の方はこんな色ですから。
こんなふうに、背中と腹とを見られるのは、ジョロウグモくらいなものでしょう。 最後にアップで載せておきますから、クモ嫌いでない方はじっくりごらんください。
同じクモでも、こちらのクモの巣の主は、見たことがありません。
茂った木の葉の上に細かいガーゼのような巣をかけるクモです。 雨上がりのこの巣はまるで精巧なガラス細工の器のようです。
このタイプは、庭木の眺めは悪くなりますが、わたしには害を与えないので許せます。
だけどジョロウグモはねえ、
どうやったらあんなに遠い距離に巣を渡せるのか、なぜあんなにもたくさんいるのか。
毎日わたしが通るたび巣をひっかけて壊すのですが、翌日には元通り。
獲物を待って日がな一日じっとしているくせに、巣の修復は素早いのです。 勤勉なんだか怠け者なんだか・・・・
以下、アップの写真です。
ジョロウグモ背中。 上の方にいるのはオスでしょうか。
腹