蔓ものの続きで、野生の蔓をー
庭の錦木にからみついたノブドウが色づいてきました。
瑠璃色の実。 始めは白っぽいですが、次第に青味を増していきます。 子どもの頃から大好きでした。 この実の魅力には勝てず、蔓ものにもかかわらず、ついつい目こぼししてしまいます。
その結果、庭のあちこちにノブドウが生い茂ってしまうということに。 ただ、ノブドウは葛などのように木を覆ってしまうほどの勢いがないので許せるのです。
ただ、きれいなこの実は食べられません。
一方
今年の夏、あるところで素敵なものを見つけました。
これは・・・・・・・
ヤマブドウです。 食べられます! かたちは普通のぶどうをまばらにしたようですが、一粒の実は、少し前までたくさん出回っていたデラウェアの、半分にも満たないくらいです。
お彼岸の頃
巨峰とピオーネとマスカットがいっしょになったような色になっていました。 もう少しです。
今日、ふと思い出していってみました。 そうしたら
なんと実は落ちたのか食べられたのか、無惨な状態になっていました。
ああ~、もっと早く来るべきだった。 悔しいので残った実を食べてみました。
甘酸っぱくておいし~い (めちゃくちゃすっぱいのもありましたけど)
ノブドウとヤマブドウ、どちらが好きかと聞かれたら?
どちらも好きですが、色で言えば染色の時好んで使うのはヤマブドウの紫ですね。 ノブドウの輝くような紫は見るのは好きですが、なかなか落ち着いた感じに染めるのは難しいです。
我が家一つだけ植えるとしたら、ヤマブドウかしら。 だってヤマブドウは食べられますもの。
おことわり
ちょっと思い出したことがあって調べてみました。 ヤマブドウによく似たものにエビヅルというのがあります。タイトル的にノブドウ・ヤマブドウの方がおもしろいので書いてしまいましたが、これはもしかしてエビヅルではないかと。
実物を詳しく調べてみないとよくわかりませんが、葉の切れ込みがエビヅルっぽい? タイトルのみ( )で書き加えました。本文はそのままにしてありますので、もしかしたらエビヅルかもしれないということでお読みください。
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